![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43614227/rectangle_large_type_2_92c4db6366861e9a65465152e05be1ea.jpg?width=1200)
【 落語の雑則 10】 主人公から話に入る
例外は多い
けれど
最初の発話は
主人公にしたい
それは
この話はこの人物の話だと
知らせるため
落語は短時間の勝負
その落語が誰の話なのかを
最初に示す事が有効
客は最初に見た人物から
人間関係を見ていく
だから
真ん中に来る人物を
最初に示す
そうならない話でも
主人公の話題から始める
「明烏」では最初の発話は父親だが
その内容は全て主人公の話である
分かりやすく
話に入りやすい落語
そのためには
主人公を明確にし
主人公との絡みで進行していく
そんな落語を追求したい
いいなと思ったら応援しよう!
![しんりょう](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39425381/profile_7dffa1da2a65ba1af5a28968090b57de.jpg?width=600&crop=1:1,smart)