【 落語の雑則 29】 落ちの前に一呼吸

話を始める前に
ざっくりと構成を
考える中で

落ちに向かって
どこから
一気呵成に
語るのかだけは
決めておく

終わり良ければ
全てよしである

終わりの印象を
良くするためにも
落ちの場面は
キッチリ
決めたいもの

そのためには
ここからが
落ちの場面だと
示す工夫をしょう

それは一呼吸の
静寂の間

あるいは
静かな場面

そして一気に
盛り上げて
落とす

そんな落語を追求したい


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しんりょう
落語を考える事は限りなく深い森の姿を探求する旅のようなものです。森の中にいる私には、森の外から見ての意見で、見えないものが見えてくると思います。そして、一人より二人、二人より三人と、誰かと一緒に考えて行きたいです。スキ、コメント、サポート、みんな大歓迎です。よろしくお願いします。