Live配信アプリ「pocpcha」におけるメンタルメンテナンス考察
お疲れさまです。
流行りやまいのワクチンが摂取できるよとのお知らせが来ました。ですが私は本気の本気で注射がダメなのです。さあこまったな、という状況下の、どうも。東雲【しののめ です。
さてさて
最近、自身のスキル強化としてカウンセリング部分の強化をおこなっております。コミュニケーションスキルとか、初対面時の心理的安全性の確立であったりとか。仕事の合間に専門学校にて勉強したり、セミナーに参加したり。
その一つに「Live配信」を複数のアプリでおこなっています。文字と映像という制約されたなかでいかにコミュニケーションを取っていくか?という研究(趣味)なのですが。
そこで気づいたのが「pococha」というLive配信アプリなのですが、そこでのメンタルトラブルの多さです。俗に言う「病むわー」というやつです。私もすべての配信アプリを試したわけではないので、正確に断言はできません。ですが体感として非常に多い。
なぜ多いのか?
それを解析していきましょう。
私見では3つの要素がスパイラルを描く構造であると考えています。
①ボーダーという枷が毎日あること
②配信者と視聴者のコミュニケーション方法に心理学的特徴があること
③課金システム
この3点がスパイラルを描くとき、高ストレスがかかります。これでやられる方が多いのです。
解説のため少し順を違えてお話していきましょう。
②コミュニケーション方法の特徴
これは動画にての配信アプリではほぼ共通なのですが。配信者(以下ライバー)と視聴者(以下リスナー)はリスナーが文字にてコメントを入力、自身の言葉を発信して、それを画面上に表示されるのを、ライバーは読み、自身は映像(音声)にて発信します。
リスナー{今日は暑かったよね!}←文字入力
ライバー(書き込みを読み上げ)「〇〇さん、『今日は暑かったよね!』。ですよねー暑かった〜〜」
ここにポイントがあります。ライバー側の視点から見ると多数のリスナーのコメントを拾わなくてはいけません。先の例だと「暑かったよねー。私あつのに弱くて。。。」と話を膨らませてしまうと、その間に流れてくるコメントに対応できません。ので、次のコメントが多数流れてくる場合、「相手のコメントをとりあえず読む」ことに注力します。
かつ、コメントを正確に読むために画面を注視します。リスナーを少しでもつなぎとめておくために、コメントの拾い忘れや読み違いがあってはいけません。
さて。これをリスナー側から見てみましょう。
自身のコメントに対してライバーは復唱します。この繰り返しがカウンセリングでいうところの「共感」「寄り添い」「自己一致」の疑似体験となります。落とし穴は「相互でない」「(ライバーが)意図していない」点です。
またライバーのコメントを注視する視線はリスナーからの視点だと「じっとこちらを見つめいている」ことになります。「心理的安全性」がリスナー側のみ高まり、「相互でない」部分に拍車をかけます。人気の配信者さんで何十人もの人がコメントを打っていれば溢れますしそこまで影響はないのですが、Live配信の人口の増加によって、配信者の競合の増加、学生や主婦といった「プロ」ではない方の参入によって数人対一人という状況が生まれやすい。
なんども繰り返されるそれは「好意」に発展しやすくなります。疑似恋愛に近いものと言えましょう。「この人は自分を理解してくれる」「この人は自分を認知してくれる」
そういう環境下に陥りやすいのです。
ではなぜpocochaにメンタルトラブルが発生しやすいのか???
このベースからスパイラルが始まります。
長くなりましたので
続きはまた。
ではでは
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