18位候補として画面の左端にズハオが映し出された瞬間、普段は誇張オタクとして名を馳せているわたしであったが、今回は誇張抜きで、息が止まるかと思った。悲しいとか辛いとかではなく、本気でこの画面が信じられなかった。悪い夢を見ているのだと思った。目を強く瞑ったら現実に戻れるかもしれない！しかしこれがれっきとした現実なのだった。きっとこのふざけた書き出しで怒りが湧いてくるほど、わたしよりはるかに衝撃的な、暴力的なほど苦い息を飲み込んだファンは、少なくはない。 正直、わたしは今回の第
数多ある星の中から、まだ見つかっていない星を見つけて、それに自ら名前を付けられたなら、それは人間としての本望なのではないか── そう、幼い頃、河原/ベランダに寝そべって星を数えたこと、星座を探したことの追体験のようなものを、今ボーイズプラネットを観ることでなぞろうとしているのだ。 いまこの一瞬、この瞬間が、きっと彼らの刹那の煌めきであるだろうこと、そして私たちの1票で彼らの未来が変わってしまうかもしれないこと、そんな20歳前後の少年(20歳前後が少年であるかは今は置いておい
