Discordはなぜ人気なの?
ゲーマー向けのチャットツールとして人気に火がつき、ビジネスツールとしても親しまれている「Discord」について解説します。サービスの特徴と機能を紹介しつつ、使い方についても簡単に説明します。
Discordとは?
Discordとは、ボイスチャットサービスです。
主にオンラインゲームのプレイヤーが使用するサービスとしてアメリカを中心に人気を集めており、現在はチャットサービスとしてのクオリティの高さや使いやすさなどから、ゲーマーに限らず幅広い層に親しまれています。
Discordの特徴・人気な理由は下記の通りだと思います。
・招待制のサーバーでコミュニケーションを取れる。
・音声とチャットの両方でやり取りができる。
・音質が良い
招待制のサーバーでコミュニケーションを取れる
Discordでは、基本的に「サーバ」という単位でコミュニケーションすることになります。
Discord内のコミュニティの単位であるサーバはだれでも簡単に作成することができます。
ユーザはサーバを作成するか、参加することでサーバのメンバーになります。
サーバに入るためには原則招待をもらう必要があります。
他のユーザーが作ったサーバーに招待してもらったり、
自分で作ったサーバーにユーザーを招いたりして使用します。
サーバのオーナーや管理者から招待用リンクをもらえると、参加することが可能です。
メンバーが基本招待経由であるため、コミュニティ内に所属するメンバー同士でチャットと通話をすることが可能です。
サーバに入ると下記のような画面になり、チャット用のテキストチャンネルと、通話用のボイスチャンネルが利用可能になります。
1対1、少人数、多人数などさまざまな形でサーバーを作ることができるため、ゲームプレイ中のやり取りから、趣味の繋がり、ビジネス上の業務連絡など幅広い用途で使用されています。
なかには、公にメンバーを募集しているサーバーもたくさん存在します。
有名なオンラインゲームだと、公式がDiscordサーバを用意していることあったりします。
実際に、日本のゲームのELYONというサーバに入ってみました。
リンクはこちら→https://elyon.pmang.jp/
主にユーザ同士の情報交換や仲間集めなどに活用されていました。
ゲーム実況を見たりすることもできて、結構面白かったです。
音声とチャットの両方でやり取りができる
また、Discordは音声だけでなくテキストによるユーザー間でのコミュニケーションが可能です。
テキストチャットでは、チャンネルごとに名前を決めることで特定のテーマに関して書き込める掲示板のような使い方が可能です。(Slackみたいに)
ボイスチャットでは音声通話だけでなくビデオ通話や画面共有にも対応しています。
また、通話はタイムラグがほとんどなく、高音質で、ノイズ抑制機能も搭載されています。少しの遅延がプレイに影響してくるゲーマーのあいだで最初に普及したことからも、Discordのボイスチャットの質はかなり高いと言えるでしょう。
ボイスチャンネルへの参加したいときは、チャンネル名をクリックするだけで参加が可能です。同じボイスチャネル内にいる人同時で通話が可能になります。
ミーティングルームやラウンジなどのボイスチャネルを作成しておくと、わざわざZoomを開かなくてもすぐにミーティングを開始することができます。
しかも、ユーザごとに個別に音量調整が可能なため、声が聞こえにくいユーザーがいたらその人の声だけを大きくしたりすることもできます。
Discordが通話機能に特化したサービスということが分かるかと思います。
企業の導入事例
今となっては、ゲーマだけでなくビジネスツールとしても使用されています。実際に企業でDiscordがどのように使用されているのでしょうか。
株式会社マイクロアド様はリモートワークでDiscordを導入されたそうです。
具体的には、個人に1つのボイスチャンネルを割り当てたそうです。
会話が可能な場合は、自分のボイスチャンネルに参加してもらい、お昼休憩や会議等で会話ができない場合は、ボイスチャンネルから退出してもらいます。
そうすることで、「社員が今話しかけられる状態なのか」が一目でわかるため、チャットでわざわざ確認せずに業務連絡やちょっとした会話をすることが可能になります。
まさにバーチャルオフィス!
実際のオフィスで仕事をしている状態をDiscordで表現することができます。
最後に
以上、Discordについて簡単に説明しました。
ゲームを遊ぶときにボイスチャットをつないだり、SNSで知り合った友人との連絡手段として使ったり、業務連絡用ツールとして使ったりと、その用途は様々あります。
今回紹介した以外にも細かい機能はたくさんありますが、その割には画面がシンプルで使いやすいので、まずは一度Discordをダウンロードしてあれこれ使ってみるといいかもしれません。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます!
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