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~世界旅行19日目~ ヒッチハイク系大学生による気球以外のカッパドキアの楽しみ方 ウチヒサール城&カイマクル地下都市
ついにカッパドキア本番!!!
気球に乗れるかな~と思い、いつもより早起きして
おそるおそるカーテンを開けると
大雪積もりでした。。。
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こんなに絶望する大雪積りはない。
僕は鹿児島県出身なので雪景色を見ると
基本的にテンションが上がるが、
もちろん気球はキャンセルである。
まあまあまあ、、、
気を取り直してカッパドキアを楽しんでいこうではないか。
しかし、気球に乗る以外でカッパドキアで何を楽しめるのだろうか。
そんな気球に乗れなかったカッパドキア旅行をしている
あなたにぜひ読んでほしいnoteである。
あ!もちろん、他の人も読んでくれたら嬉しいです。
朝10時ごろ出発。
僕たちが向かった先は
南の方にある隣町、
ウチヒサール。
歩くと1時間、車で行くと15分かかる。
ローカルのバスはいつ来るのかわからない。
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Googleマップにも出てこないので注意。
そこで僕たちがとった選択は
ヒッチハイクである。
なぜこんなバカげた選択になったのだろうか。
これには明確に2つ理由がある。
①同行しているT君はヒッチハイクで日本を一周した経験がある。
そう。
プロヒッチハイカーなのである。
②隣町に行く道路は一本のみ。
かなり車を捕まえやすいのである。
もちろん危険はある。
しかし、僕たちはロマンを追い求めた。
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ヒッチハイク。
待つこと5分。
速攻で車が止まった。
どこ行くの?と聞かれ、
ウチヒサールだよというと
おれもそっち側だから乗ってけ!と。
優しすぎんか!
てか5分で捕まっちゃったよ!
人生初めての海外ヒッチハイクだったため、
こんなにうまくいくもんかと衝撃。
車の中で、出身地の話や僕たちが世界旅行をしている話など
かなり盛り上がった。
写真撮るの忘れちゃったけど本当に助かった。
外は-3℃の極寒だったからネ。。。
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あっという間に
目的地のウチヒサール城に到着。
歩いて近づいていくと、
なにかすごいものがあるのは分かる。
しかし、雲のせいで隠れてしまっていた。
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近くに行くとだんだん見えてくる。
しかし、ちょっと思ってたんと違う。
これはこれで怪しさ満点のダンジョン感があっていいが、
正直少し残念。。。
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僕たちは軽く周りを見た後、
食材と飲み物を調達し、(ウチヒサールは観光地価格じゃない。)
ギョレメの方に戻ることに。
帰りの手段ももちろんヒッチハイク。
T君曰く、
ヒッチハイクをする際で最も重要なのはポジション取りらしい。
車が止まりやすい横道があり、スピードが出づらい場所。
これがベストらしい。
その場所を確保した10分後、、、
イケメン兄さんが止まってくれた!!!
お兄さん、ギョレメの方でギフトショップをしているらしく、
そこでチャイをおごってくれるとのこと!
まじで人の温かさを感じる、、、
チャイももちろん美味しかったのだが、
個人的には、カッパドキアコーヒーが絶品だった。
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どういうコーヒーかというと
中にピスタチオが入っており、
ピスタチオ本来の甘さが引き立っているトルコスタイルのコーヒーだ。
チャイとコーヒーと店員さんたちとの交流で
冷え切った体も温まり、大満足!!
旅はこんな風に人との出会いがあるからこそ最高に楽しい。
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その後は軽く昼ご飯を食べ、次どこに行くか話し合った。
話し合った結果、
車で30分かかる隣の隣の隣町
カイマクルに行くことになった。
しかし、閉館時間は16:15。
現在時刻は14:30。
さて、間に合うか、、、
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僕たちはヒッチハイクをし、
20分後に中国出身のおばちゃんが乗っけてくれた。
トルコ人男性と結婚をし、カッパドキアに9年間住んでいるらしい。
中華料理が恋しいと嘆いていた(笑)
おばちゃんにはウチヒサールまで送ってもらい、
そこで改めてヒッチハイクをしていると
ものの2分後に車が止まってくれた。
トルコの方優しすぎるて、、、
その人たちはトルコ人のイケオジ二人組で、
チャルダクという
目的地まで車で10分ほどのところまで送ってくれた。
英語が話せない人たちだったので翻訳アプリでコミュニケーション。
世界旅19日目にもなるとこれもお手の物になっていた。
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おろしてくれた先はローカルのバンが通るところ。
そのバンに乗っているおっちゃんに話してみると
目的地カイマクルまで行くらしい!
この時すでに15:20で時間もなかったので20リラ(80円)払って、
乗車することに。
いくら観光客で何もわからないとはいえ、ここまでしてくれて本当に助かった。
無事、15:30ごろ到着することができた。
到着した先はカイマクル地下都市。
ここは地下8階まである地下都市で
約20,000人が当時は暮らしていたらしい。
キリスト教徒が主に暮らしており、
当時は迫害を受けることがあったので身を隠して生活することにも
使われていたそうだ。
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僕たちが入れるのは地下4階まで。
入場料13ユーロ(約2000円)を支払い、入館!
ここは完全に中学時代ハマっていた
マインクラフトの地下遺跡そのものだった。
中にはワイン蒸留所や教会、キッチンに使われていた部屋などもあり、
ここで生活をしていただろうイメージを膨らませてくれる。
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ここに人が住んでいるとかアニメの世界じゃん
グレンラガン生活じゃん。
気温はちょうどよく、暑くも寒くもない。
通路は狭く、低く、本当に隠れるために使っていたんだなあと感心。
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アリの巣、人バージョンみたいな感じである。
※マジで迷子になるので同行人とはぐれないように注意
閉館ギリギリだったので人がほとんどおらず、
静寂に包まれた雰囲気ある地下都市を存分に楽しむことができた。
世界遺産を楽しんだ僕たちはギョレメに帰ることに。
帰る途中でも
英語の先生をしているおっちゃんが拾ってくれて、
日本とトルコの英語教育における話をしたり、
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雪まみれになっている僕たちを心配してくれた心優しすぎるおばちゃんが
バスを捕まえてくれて運賃まで奢ってもらってしまった。
本当に申し訳ない。。。
けど本当にありがとう。。。。
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そんなこんなで
計6グループの心優しい方に助けてもらい、
人の温かみを知ることができた1日になった。
こんな日本から離れたトルコという国でも
日本出身と言ったら、
コンニチハ~と言ってくれたり、
日本大好きだよと言ってもらえたりすると本当にうれしい。
愛国心が特筆してあるわけではないが、
自分が育った場所、自分の価値観が形成された場所が誇らしくなる。
そんなヒッチハイク系大学生の
気球以外を楽しんだ一日でした。
では!!
明日こそは!
気球!
乗れるといいな!!