高齢者の消費者相談
介護の入り口的な資格である初任者研修の講師をやっていて、何故このことをテキストに書かないのか私には理解できないことがあります。
65歳以上の消費者生活センターの相談のベスト3を知っていますか?
2018年
1位 商品について
2位 デジタルコンテンツ
3位 光ファイバー
とインターネットコンテンツに関する問い合わせが多いことです。ちなみに3年前だとアダルトサイトの架空請求が3位だったりします。
大体テキストとかを見ると、リフォーム詐欺とか訪問販売といった世間的に知られている当たり障りのないことを書いているけど、それよりもこうしたことを知らせることが大切だと思います。
実際に時代が変化しているので、私たちの周りにはデジタルデバイスが当たり前にある時代になっています。しかし、在宅生活の高齢者はその仕組みとかがわからずに利用している方は結構います。一昔前だったら、アダルトサイトの架空請求とかもよく分かっていないで振り込もうとするケースも見受けられました。
実際にはこうしたデジタル関係の相談が多く出ている、つまり一番身近に関わる介護職こそが、このことを理解して在宅高齢者もすぐにデジタル関係について相談できる存在になることが介護職の地位向上につながることにもなるのです。
参考URL
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/white_paper/2019/white_paper_208.html
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