DAY14 『出産前後のお金のこと』
新米パパのスゴロク
DAY14『出産前後のお金のこと』
妻「出産にはどれくらいの費用がかかるのかな…」
「産休や育休中は収入も減るから心配」
夫「生活費とは別に出産や子育てのお金…
ホント考えておいた方がよさそう…」
漠然としていると
出産費用に不安を感じるかもしれない。
でも、国や健康保険組合(協会)から
もらえるお金もある!
準備するお金、もらえるお金
わかって計画的に考えておくとあんしん。
・・・
助産師マサコです。
こんにちは!
前回お話しした「妊娠初期のセックス」
は、話し合ってみましたか?
話題にしにくいことかもしれません。
でも、どちらもなんとなく気になっていること…
そんな時こそ夫婦の会話が大切です。
この冊子をきっかけにして
ぜひ、話題にしてみてくださいね(笑)
・・・
【#14】お金のハナシ
妊娠・出産・育児にはお金がかかります。
妻の産休・育休の間は収入も減少。
でも、もらえるお金もあるので、
理解して、家計について
話し合い計画しておくことが大切。
今日からレッツ、トライ!
まず、必要なお金は
□妊婦検診費用
□妊娠・出産に必要なモノの購入費用
□出産、入院費用
□産後、子育てに必要なモノの購入費用
□産後ママのケアのための費用
(産後ケア・産後サポート・乳房ケア・)
妊婦検診は、妊婦検診の補助券
(市区町村で母子手帳をもらうときに同時にもらえる)
があるので負担は軽くなっています。
自費の検査や薬の処方がある場合には費用がかかります。
出産・入院費用は、
産科医療補償制度に加入している医療機関等で出産すると
子ども一人につき出産育児一時金42万円が支給。
出産育児一時金の「直接支払制度」を利用すると、
出産機関へ直接支払いをしてくれるので、
42万円を超えた金額だけを支払うことになります。
詳細は、妊婦検診を受ける施設で聞きましょう。
その他必要な費用は
□妊娠のために必要なマタニティー用衣類など
□出産準備のために必要なナプキンなどの衛生用品
(出産する施設によっては必要ないことも)
□授乳しやすいママの衣類など
□あかちゃんの衣類やオムツ、沐浴用品など 産後すぐから使う育児用品
□内祝いへのお返し
□産後ケアなど産後のママが受けるかもしれないサービスへの準備
大まかに予算を立てておくと安心
特に産後1〜2ヶ月程度は、
不慣れな育児と疲労からママはもちろんパパも
心身ともに大変な時期!
だからこそ産後に受けるかもしれないサービス
(家事サポート・育児サポート・授乳相談・乳房ケア・
体のマッサージなど)への費用も考慮しておくことがオススメ
次にもらえるお金は
みんながもらえるお金
□妊婦検診補助券
□出産育児一時金
□児童手当
働くママがもらえるお金(フリーランスは除く)
□出産手当金
□育児休業給付金
条件が合えばもらえるお金
□高額療養費
□傷病手当金
□医療費控除
まずは大まかな収入と支出を考えて
□収入と支出の計画を立てる
□必要な手続きをする
□無駄な出費をしない
□計画的に支出する
という家計管理が必要です。
これからの妊娠期間・出産・育児には
予想できない出費が発生することもあります。
(例えば、切迫早産で入院するなど)
だから、余裕をもった計画を立てておきましょうね。
そして、保険の見直しも必要かもしれません!
とくにパパの視点で
これから家族が増えるからこそ
もしもの時への備えを考えてみる
家族のライフプランを考えてみる…
ファイナンシャルプランナーなど、
信頼して相談できるお金の専門家との繋がりをもって、
必要な準備や蓄えを始める良い機会です。
次回は『プレパパ目線で妊婦検診あれこれ』をお伝えします。
素敵な「パパ準備ライフ」を!
SEE YOU!
助産師マサコ