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もっと食品を知ろう!小麦編

小麦が含まれる食品とは?日常生活に潜む小麦の影響


こんにちは、鍼灸サロン縁中の人です。
日常生活で知らず知らずのうちに摂取している「小麦」、その影響について考えたことはありますか?小麦は私たちの食生活に広く浸透していますが、その過剰摂取が自律神経やメンタルに影響を与える可能性があることをご存知でしょうか。

小麦が含まれる代表的な食品


小麦は私たちの生活の中で、次のような食品に多く含まれています。
1. パン類
 食パンや菓子パン、クロワッサンなど多くの種類が該当します。モーニングやおやつに便利ですが、小麦が主成分です。
2. 麺類
 ラーメン、うどん、パスタ、そば(そば粉の割合が少ないもの)など、日本人の食卓に欠かせない食品です。
3. お菓子
 クッキーやケーキ、ドーナツ、スナック菓子には小麦粉がたっぷり使われています。
4. 揚げ物の衣
 天ぷらや唐揚げの衣には小麦粉が含まれており、意外なところでも摂取している場合があります。
5. 調味料
 しょうゆやソースにも小麦が含まれていることが多いです。特にグルテンフリーを目指す場合は、調味料の成分表示にも注意が必要です。

小麦を現代医学的、東洋医学的な視点から見たメリットデメリット


現代医学的
メリット
1. エネルギー源として重要
• 小麦は炭水化物を多く含み、効率の良いエネルギー供給源。
• 特にスポーツや活動量が多い人には、即効性のあるエネルギーを補給できる。
2. 栄養素の供給(全粒粉の場合)
• ビタミンB群、鉄、マグネシウム、食物繊維が豊富で、腸内環境を整える。
• 全粒粉の摂取により、便秘改善や動脈硬化予防が期待される。
3. 食品の多様性
• グルテンによる特有の粘り気が、パン、麺類、ケーキなどの幅広い食品を作る基盤となり、食文化を豊かにしている。

デメリット
1. グルテン関連疾患のリスク
• セリアック病、非セリアックグルテン感受性、または小麦アレルギーなど、体質による健康障害が起こる可能性がある。
2. 血糖値の急上昇(特に精製小麦)
• 精製された小麦製品(白いパンやパスタなど)はグリセミックインデックス(GI値)が高く、血糖値を急上昇させることで、肥満や糖尿病リスクを高める。
3. 栄養価の低下(精製小麦)
• 精製工程で食物繊維やビタミン、ミネラルが失われるため、栄養が偏りやすい。

東洋医学的視点

メリット
1. 精神を安定させる
• 小麦は「心を養う食材」とされ、精神の安定を促し、不安感やイライラを和らげる効果がある。
2. 消化器系をサポート
• 適量摂取することで、消化器官(脾胃)の働きを助け、エネルギーを補充する効果があると考えられている。

デメリット
1. 湿気を生じやすい
• 小麦は「湿を生じる」性質があり、体に余分な水分を溜め込みやすい。これがむくみ、疲れ、体の重だるさの原因となる。
2. 冷えやすい体質との相性
• 小麦は体内をやや冷やす傾向があるため、冷え性や胃腸の弱い人には負担をかける可能性がある。
3. 気の流れを停滞させる
• 過剰な摂取は、東洋医学で言う「気滞」(気の流れの停滞)を引き起こし、ストレスや消化不良を悪化させるとされる。

小麦を摂取する際のポイント

• 精製小麦を避ける:栄養価が高い全粒粉や発酵食品(例:サワードウ)を選ぶことで、現代医学的にも東洋医学的にも体への負担を軽減できる。
• 適量を守る:小麦の摂取は適量が鍵。過剰摂取を避け、他の食材とのバランスを意識する。
• 体質を考慮する:湿気が多い体質や冷え性の人は摂取を控え、胃腸が強く活動量が多い人には有益。

ちなみに、中の人は以前から小麦製品を食べると
・便が緩くなる
・膝の裏が痒くなる
など、症状が出ていました。

なので身体の事を考慮し、現在はラーメンやパンなど小麦製品を食べるのは月1回に制限しています。

まとめ

現代医学では、栄養価やエネルギー供給源としての利点が評価される一方、加工の影響やアレルギーリスクが問題視されます。東洋医学では、小麦が心身の調和を助ける反面、体質に応じて注意が必要とされています。

小麦を取り入れる際は、体質や健康状態に合わせてバランスよく取り入れることが重要です。

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