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熱帯の果実タマリンドを食べてみた

タマリンドという茶色の果実を買ってみた。だいぶ前からこのスーパーで売られていて、気になっていたが、今日初めて買ってみた。甘酸っぱい味でそのまま食べられるらしい。タイからの輸入品だが、調べてみるとアフリカ原産で、広く暖かい国々で栽培されている。

タイからのスイートタマリンド
そら豆のような形

箱からひとつ出してみた。10センチ程の大きさで、茶色くなったそら豆のようだ。

パリッと殻が壊れた

殻は乾燥していて、簡単に指で割れた。パリパリと砕けていく。

中から赤茶の果肉が見えた。

果肉の周りに根のようなものがまつわりついている。

この根は、栄養分を果肉に送る動脈のようなものか。生命力を感じさせる。

食べやすいように果肉を3つに割ってみた。

固いタネがある

食べてみるとプルーンのような甘酸っぱい味がする。中には固いタネが入っているので、うっかり飲み込まないように注意しないと行けない。しかもタネがしっかりと果肉に付いているので、食べながらタネを出すしかない。子どもの食べ物としては、危険だと判断した。くれぐれも噛み砕こうとすると歯が欠けそうなのでやらない方がよい。タネがあるために、今ひとつ食べるのが面倒な果実であり、こんなことが日本で普及しない理由なのかなと思った。

1〜2センチ大のタネが8個入っていた。

測り忘れたので、別のタマリンドを測ると10〜12センチ大。

タマリンドは、Wikipediaなどに詳しい。熱帯の国々では、いろいろな食材に加工して、広く使われているとのこと。猿の大好物らしい。猿が木の上でほお張る姿が思い浮かぶ。猿の好物にすごく納得する。


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