クリーンアップ@琴似発寒川 活動レポート#03をお届けします
こんにちは、Shinkaronのwatanabeです。
札幌市西区を流れる琴似発寒川(ことにはっさむ)のクリーンアップ活動のレポート#03をお届けします。
この日は7月初旬、天候は晴れ。前日の午前中に上流部の山間で雨が降り、午後から川が増水したので、水位が下がった翌日にクリーンアップ活動しました。
ふだんの川と増水時とでは、まったく違った様相を見せるのが川の一面。前日の川は雨が降った後でも水位は高く、濁流となっています。その違いが分かるように、二日に分けて定点的に写真を撮ってみました。
こちら下の写真が降った後の川の様子です。
その日の午前中に数時間だけ上流部で雨が降っただけなのですが、昼頃の中下流部はこのような状態です。ちなみに中下流部の午前中の雨は、ぱらついた程度で、ほとんど降っていませんでした。
こちらは雨が降っていない日に同じ場所から撮った川の様子です。水も澄んでいて、河底のブロックが出ていてて、川の様子がよくわかります。
川のクリーンアップ活動では毎日違ったごみが流れてくるのですが、とくに雨が降った日の後は顕著にそのことがよくわかります。
増水することで川の流れや勢いが変わり、一か所に留まっていたごみがふたたび動き出すタイミングでもあります。
木の枝の目線と同じくらいの高さに、お菓子の袋が引っかかっていました。ふだんの水量では想像もつかないような場所に、ごみがあったりします。
以前はごみがなかった場所に、新しいごみがあったりするので、クリーンアップ活動では、定期的に同じ場所を巡回する必要があります。
木々に覆われた緑豊かな川岸は、そこに生息する生物を守っているだけではなく、木の枝によって、それ以上は下流に流されて行かないようにと、ごみをせき止めする役目も担ってくれています。
本来の目的ではないのかもしれませんが、そういう意味では、人間だけがクリーンアップ活動をしているわけではないのだと感じます。
ただ、いつまでも、そのままにして置くと、木々がかわいそうなので、何とか早くごみを回収してあげたいものです。
それでは、またあらためてレポートをお届けします。