Blazing Souls長岡
ようやく新日本プロレスの生観戦に行くことができました。
G1 CLAIMAX30 アオーレ長岡大会。
こないだノアの金沢大会には行ったのでコロナ以降の観戦としては2回目です。でも、県外だし大会場だしで色々不安もありましたが。
いやー長岡まで車で2時間半くらいなんですが、よく考えたら今なら新幹線で東京行っても時間と費用で大して変わんないな〜新潟近いようで遠いな〜って帰ってから思ったけど、長岡大会は発表された時にファンが総出でザワつくくらい対戦カードが良かったし、行って良かったと思います。
例の如くコスプレして行きはしましたが、やはりコロナの影響なのかコロナの影響だと思いますが、コロナの影響ですよね?今まで見たいに写真頼まれたりもしなかったのでただただボーっと開場を待ってたんですが、入り口前は広場になってるんですがそこの大画面モニターでG1歴代覇者のVTRが流れててボーッと見てて気付きました。
トロフィー(自作)忘れた…。忘れもしないクソゲロ暑い両国国技館前の隅っこで隠れてたら先頃退陣が発表されたメイ社長が通りがかって「おーう!」って気さくに声かけてきてくれて貰ったシールを貼ってある記念のトロフィー…。今年は決勝のチケット買えなかったから長岡大会でしか活躍の場面なかっただろうに。
骨マスクの方はなぜか忘れないように持ってきたのに…大して活躍しないしw
少ししょげつつも会場に入るとカメラマンさんが多分テストで回しててちょうど俺が座るときに前にいてカメラ向けられたからしっかり滾ったら喜んで貰えましたw
チケット的には4列目なんだけど1席ずつ空けてる状態なので実質2列目の良席からの眺め。久々の観戦でこれは熱い。先日のノア金沢大会は結構後ろ目だったので…。
グッズを会場受け取りにすると貰えるハリセン。俺は腿をバシバシ叩いてハリセンを振り上げる昭和のおっさんがスポーツ新聞でやってたような観戦スタイルだったのですが、他に使ってる人全然いない…。
他にもハリセン貰ってる人いたけど記念に持って帰ってるのかな…。
声を出しての応援ができない今、お客さんは拍手でしかリアクションを選手に届けることができないんだけど正直ハリセンでも腿は痛くなるから叩くとこ微妙に変えたりしてたし、手首も疲れるし痛くなる。みんな手、真っ赤になるんじゃないの?
さて、良カードだらけの長岡大会ですが、第1試合は今シリーズヤングライオン3人が代わる代わる対戦しているわけですが、この日の試合はなんと15分時間切れ!1試合目から熱すぎる!もちろん決着が着いたほうがスッキリする人もいるでしょうけど、時間いっぱい勝ちを取りに行く二人の姿勢とゴングが鳴ってからも続く戦いにしょっぱなから熱を入れられました。
ところが第2試合はG1本戦なんですが矢野通vsジュース・ロビンソンという陽気な対決。あの手この手でジュースを翻弄する矢野さん。これを声出さずに観戦するのなかなかの拷問でした。
第3試合はまたまた打って変わって後藤vsザックの息を持つかせぬ攻防。最後はザック得意のヨーロピアンクラッチで決着。わずか3分59秒。後藤さんの調子上がったかと思ったらこれですよ。
俺はずっと思ってるけど鈴木みのるにもIWGP巻いて欲しいけどザックにも巻いて欲しい。ザック・セイバーJrという体格がなくても変幻自在の関節技で重量級のレスラーをきりきり舞いさせる唯一無二のスタイルを持った選手がいたことを新日本の歴史に大きく刻んでおいて欲しいです。
そして第4試合。
俺にとってはメインみたいな試合です。かつて「Yoshi-Hashiは俺が預かる」と(中邑に代わって)とカッコがつきそうなことを言ったエースにNever6人タッグ王座をとってからガラリと姿勢が変わったヨシハシ選手が何を見せるのか。
先日SANADAに鮮やかに勝ちをおさめ、負けたとはいえEVIL戦でぐっと評価が上がっているヨシハシ選手。
めちゃくちゃ緊張してんなぁ…って思って最初見てました。エースがコーナーに登って悠々とアピールしている間、佇まいは飄々としているものの顔がやばいくらい緊張してるw
あ、ヨシハシ選手の入場の時めっちゃタオルでアピールしてたらカメラさん来てくれたしワールドにもばっちり映ってましたね。入場の時に挨拶がわりに滾っておいて良かった良かったw
で、それはさておき案の定、試合中にちょっと、いやちょっとじゃないミスみたいのがありましたね。それでも試合に挑む姿勢はこれまで通り勢いのある闘争心に満ちた感じだったし、あまり見せないムーブがあったり、EVIL戦でも目を引いた中邑譲りのバッククラッカー もあったし。やっぱり特にヨシハシ選手を応援してる人たちはこの試合の裏には長いドラマがあるのを感じてたけど、やってる本人が一番それを抱え込んでたんだろうなって思いました。それが伝わる試合だった。
G1前からぐっと調子を上げてていい動きを見せてる棚橋選手が中邑真輔を追い詰めてた時みたいにキレの良いドラゴンスクリューとスリングブレイド、そして容赦ないハイフライアタックからのハイフライフローと黄金メニューで完封。いや、タイトルマッチくらすの仕留め方じゃないですか…。
試合後、声をかけるエースに何かを言っているヨシハシ選手。慰められてるわけでもないし、かといって喧嘩腰でもない、何か穏やかなようでもあり、ギラついているようでもある不思議な光景だったけど、何て言っているかは聞こえませんでした。
今日ちょうど公開された前半ハイライトPV。このPVのハイライトとして使われていたのが、ちょうどこの二人が話しているシーンで音声が入っていました。神編集のVTRだけど、G1 CLIMAXの前半のクライマックスとしてこれが扱われている感じがするのは贔屓目でしょうか?w
これまでの二人のドラマのクライマックスであり、これから続くドラマがどうなるのかが楽しみになりすぎる言葉、是非、ちょくせつ観てください。
長岡大会恒例となっちゃってるこの締めがPVの締めにもなっているけど正に「ギフト」という言葉が何重にも相応しいドラマチックな出来事でした。
ちなみに帰り際に新潟のローカル局にインタビューされました。ちゃんと放送されたそうですが、どうなってたのやら…。ベルト逆さまに着けてたし…バストショットだったと思うから大丈夫だと思うけどw
ちなみに赤いラインを3本いれたマーチンホット仕様になった革パンですが、これも映ってなかったと思いますw
ところで一体どうなるのか楽しみであり不安であったバレクラ同門対決のKENTAvsEVILですが意外と普通に自分たちのスタイルを貫いた戦いでしたね。尾を引く感じでもなさそうだけど、馴れ合わずにそれぞれで勝手にやってく感じなんですかね。元々KENTAは別にリーダー格ってポジションでもなかったし。そうなると気になるのはEVILとジェイが向かい合ったらどうなるのか。それはこのG1であり得そうでもあるけど、ないかな〜w
で、このEVIL戦でのKENTA選手の淡々としながらも殺気走った感じは、俺が一番好きだった時の中邑真輔感あるなーと。元々なんかスタイルに似てるとこがある二人だと思うので、この試合はわーっとはならないけど、拳を握る静かな熱さがありました。
ってこと!