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今日はこどもの運動会…。

今日はこどもの運動会…。
処理する写真がたまっているから
あんまり撮らんぞーと思っていたら
ついつい撮ってしまった。
他の親子の分まで…。
人の写真を撮るのはやっぱ楽しい。
ようするにただの趣味。笑)

でも、こうして無邪気に撮っていることにも意味がある、
と感じる。

仕事として撮影を請け負っていると
「ブレちゃいけない」「綺麗に全部入っていないといけない」
みたいな、そういう不文律を自分の中に無意識のうちに
作ってしまっていて、それがどうもあまりよくない…。
俺はまだそういうレベル。

同じレベルで考えてはいけないのだろうけど
僕が好きな写真家さんの作品の中には、
ピンぼけの素晴らしい写真ってたくさんある。
もちろんワザとそうしているんだろうけど、
「キレイに撮らなきゃ」というルールに縛られていると
「外してみよう」という発想にすら、現場ではならなくなっちゃう。

いつのまにか「カッコつけた」写真を撮ろうとしていたんだな
と、今も仕事の写真をセレクトしながら反省している。
撮り手にとっての「カッコつけ」って、観る側や被写体の人には
べつにあんまり意味のないこだわりだったりする。
「このレンズのボケは…」「この構図決まってるでしょう?」
って言って「すごいね」って心から感心するカメラに興味がない人は
きっと売れっ子営業マンか聞き上手のキャバ嬢くらいだ。
いや、キャバクラなんて行ってないですよ。

例えば『花火はこうやって撮る!』みたいな、
共通ノウハウ系の「撮ってる人向け」写真がつまらないとすれば、
きっとこのズレのせいだろう。
いや、花火の写真、好きだけれども。撮ってみたいけども。
あくまで例えです。

というわけで、
まぁ楽しくて無責任な撮影もたまにはいいですよ、というお話。
親子の皆さん、あとで送る写真、ちょっとブレてるのあるけど
気にしないでください。表情重視なんで。笑)


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Sinh
いただいたサポートは、旅費や機材など新しい撮影活動の資金とさせていただき、そこで得た経験を、またこちらで皆様にシェアしていきたいと思います。