TOEIC Part1攻略「Way back home」 フル活用
洋楽勉強シリーズで登場した「解説重視!洋楽で英語学習!『Way back home』」の英文法、英単語、英熟語を活かしてTOEIC Part1の動画を作成しました。
noteでは大人気パートの徹底解説を余すことなく無料で全て展開していきます。是非、勉強の役に立ててください。実際に音声を聞いても問題を解きたい方は上記のYoutubeにて挑戦してみてください。
問題1
先ずは選択肢の内容を確認しましょう。
問題1解説-1
A Man is Holding onto a handrail while climbing stairs.
「男性が階段を上がりながら手すりに掴まっている。」
このシンプルな情景を表現した英語文、A man is holding onto a handrail while climbing stairs には、実は便利な文法ルールが隠されています。それが分詞構文です。
分詞構文とは?
分詞構文とは、主文と従属節の主語が同じ場合に使えるテクニックです。
接続詞と主語を省略
動詞を現在分詞(-ing形)に変換
このルールを使うことで、文章を短く、そしてスムーズに書けるようになります。英語らしい簡潔さが手に入る、まさに「スマートな書き方」です!
具体例で学ぶ分詞構文
例1:本文の文を分析してみよう
元の形:
A man is holding onto a handrail, and he is climbing stairs.
↓
接続詞「and」と主語「he」を省略し、動詞「climbing」は現在分詞(-ing形)のまま。
A man is holding onto a handrail while climbing stairs.
分詞構文を使うと、このように自然で洗練された文章が完成します。
例2:もうひとつのシチュエーション
元の形:
She read a book, and she listened to music.
↓
分詞構文:
She read a book, listening to music.
分詞構文を使うことで、「本を読みながら音楽を聴いていた」という、動作の同時性や付帯状況が強調されます。
分詞構文の注意点
便利な分詞構文ですが、使い方には注意が必要です。元の文では、2つの動作が独立している場合でも、分詞構文にすることで関連性が生まれ、意味が変わることがあります。
例:意味の違い
元の文:
She read a book, and she listened to music.
(彼女は本を読み、その後音楽を聴いた。)分詞構文:
She read a book, listening to music.
(彼女は本を読みながら音楽を聴いた。)
このように、分詞構文を使うと2つの動作が関連付けられるため、文脈や意図に注意して使うことが大切です。
まとめ:分詞構文で英語をもっと自然に!
分詞構文を使いこなせば、英語を簡潔かつスムーズに書くことができ、ネイティブらしい表現力がアップします。ただし、文脈をしっかり考慮することが重要です。さまざまな場面でこのテクニックを試してみてくださいね!
問題1解説-2
分詞構文で接続詞を残す場合も!
分詞構文では、通常、接続詞や主語を省略することで文章を簡潔にします。しかし、必ずしも接続詞を完全に除去する必要はありません。特にwhileのような接続詞を残すと、同時性や状況の関係性をより明確に伝えることができます。
例文で理解する接続詞を残した分詞構文
分詞構文に変換する前の文:
A man is holding onto a handrail, and he is climbing stairs.
これを分詞構文にすると:
A man is holding onto a handrail, climbing stairs.
さらに接続詞whileを加えると:
A man is holding onto a handrail, while climbing stairs.
「~しながら」というニュアンスが強調され、文の意味がよりクリアになります。
カンマの有無によるニュアンスの違い
接続詞を残す場合、カンマを入れるかどうかでも微妙に印象が変わります。
カンマあり:
A man is holding onto a handrail, while climbing stairs.
カンマを入れると、文の区切りが明確になり、ややフォーマルな印象に。カンマなし:
A man is holding onto a handrail while climbing stairs.
カンマを省略すると、より自然でカジュアルな印象を与えます。
注意点
接続詞を残すかどうかや、カンマの有無は、文脈や意図に合わせて選びましょう。フォーマルな場面や、正確さを重視する場合はカンマを入れる、会話やカジュアルな文脈ではカンマを省略する、といった柔軟な使い分けがポイントです。
問題1解説-3
句動詞「run away」に注目!
今回注目するのは、「run away」という熟語(句動詞)です。この表現は、「逃げる」「こっそり立ち去る」といった意味で、日常的によく使われます。動詞と前置詞の組み合わせでできた熟語の一つで、使い方を覚えると表現の幅が広がります。
「run away」の基本的な使い方
まずは、シンプルな例文を見てみましょう。
The thief tried to run away when he saw the police.
その泥棒は警察を見たときに逃げようとした。She decided to run away from her problems instead of facing them.
彼女は問題に立ち向かわず、逃げることを選んだ。
このように「run away」は、「逃げる」や「問題を避ける」というニュアンスで使われます。
「run away from」でニュアンスを強調
「run away」だけでなく、「run away from」とすることで、「~から逃げる」という意味を強調できます。具体的な対象が明示されるため、文章の内容がより明確になります。
例文:
The dog ran away from home but was found later.
その犬は家から逃げたが、後で見つかった。
問題1解説-4
過去分詞の形容詞的用法とは?
過去分詞は、動詞の形の一つですが、形容詞として名詞を修飾する用途でも使われます。この用法では、修飾された名詞に「性質」や「状態」を加えることで、具体的で分かりやすいイメージを伝えられます。
例文で学ぶ過去分詞の形容詞的用法
以下の文を見てみましょう:
A woman is running away in a crowded park.
(女性が混雑した公園で走り去っている。)
この中のcrowdedは過去分詞であり、parkを修飾しています。この表現によって「混雑した公園」という具体的な状況が描かれ、読者や聞き手に鮮明なイメージを与えています。
過去分詞を使ったその他の例
a broken window
壊れた窓a written letter
書かれた手紙a cooked meal
調理された食事
これらの例では、過去分詞(broken, written, cooked)が、それぞれの名詞に特定の性質や状態を付け加えています。
問題2
先ずは選択肢の内容を確認しましょう。
問題2解説-1
「Lost in Thought」に注目!
「A man is lost in thought, sitting by the window.」
(男は窓際に座って物思いにふけっている。)
この場面で使われているlost in thoughtという表現に注目してみましょう。このフレーズは、「物思いにふける」「考え事に没頭する」という状態を表します。日常でもよく使われる便利な表現です。
「Lost in Thought」を分解して理解
このフレーズは、以下の2つの要素で構成されています:
Lost
動詞「lose」の過去分詞形で、ここでは状態を表す形容詞として使われています。
In thought
「思考の中で」という意味を持つ前置詞句。
これらが組み合わさることで、「思考の中で迷った状態」を表し、物思いにふけるニュアンスを作り出しています。
例文で確認!
He was lost in thought and didn’t notice me calling him.
(彼は物思いにふけっていて、私が呼んだことに気づかなかった。)
この文では、lost in thoughtが彼の状態を表しています。また、callingは分詞構文として、「私が彼を呼んでいる」という状況を補足的に説明しています。
ポイント:形容詞句としての「Lost in Thought」
「lost in thought」のように過去分詞+前置詞句の形は、形容詞句として使われることが多く、人物や状況を具体的に描写する際に役立ちます。例えば:
She sat quietly, lost in thought.
(彼女は静かに座り、物思いにふけっていた。)
問題2解説-2
関係副詞「Where」の使い方を解説!
Whereは、場所を示しながら主節と従属節をつなぐ重要な表現です。この表現を使うと、「~する場所」や「~にいるところ」を簡潔に表現することができます。英語の自然な表現をマスターするために、ぜひ押さえておきたいポイントです。
基本構造と意味
関係副詞「where」の構造はとてもシンプルです:
主節 + where + 従属節
この形で、従属節が主節の場所を補足的に説明します。
例文:
A woman is standing where two roads meet.
(女性が2本の道が交わる場所に立っている。)
→ Whereが「交わる場所」を説明しています。
その他の例文で確認!
例1:具体的な場所を表す場合
This is the place where we first met.
(ここが私たちが初めて出会った場所です。)
例2:質問文で使う場合
Can you tell me where you put the keys?
(鍵をどこに置いたのか教えてくれる?)
例3:希望する場所を表す場合
I want to live where it’s peaceful.
(私は静かな場所に住みたい。)
「Where」の文法的ポイント
関係副詞「where」は、前置詞 + 関係代名詞の役割を含んでいます。たとえば、whereはin whichとして解釈できます。そのため、次のような間違いは避けましょう:
誤:I want to live in where it’s peaceful.
「in」と「where」を同時に使うのはNG。
正:I want to live where it’s peaceful.
「where」だけで十分に「in which」の意味を含んでいます。
問題2解説-3
「A Piece of」とは?
「a piece of」は、「一つの~」「一片の~」という意味を持つ便利な表現です。特に数えられない名詞を、数えられる単位として扱いたいときに使われます。この表現を使えば、具体的に「どのくらいの量なのか」を伝えることができます。
基本の使い方と例文
例1:数えられない名詞を1単位として扱う場合
A piece of paper
(紙1枚)
例文:
A boy is writing something on a piece of paper.
(少年が紙に何かを書いている。)
この場合、「paper」は不可算名詞ですが、「a piece of」を付けることで「1枚の紙」と具体的に表現しています。
例2:複数の場合
Two pieces of paper
(紙2枚)
注意点:
Two pieces of papers とはなりません。
「paper」は不可算名詞なので、複数形の「papers」にはなりません。
その他の例文で確認!
例1:ケーキの一切れ
Can I have a piece of cake?
(ケーキを一切れいただけますか?)
例2:アドバイスを一つ
She gave me a piece of advice.
(彼女は私にアドバイスを一つくれた。)
アドバイスも不可算名詞なので、「a piece of」を使って1つと数えることができます。
「A Piece of」の応用ポイント
数えられない名詞に使う
例:a piece of information(一つの情報)
「量」を表す表現を作る
例:a piece of furniture(一つの家具)
複数形に注意
「pieces of ~」にする場合でも、不可算名詞はそのままの形を保つ(例:pieces of paper)。
問題3
先ずは選択肢の内容を確認しましょう。
問題3解説-1
動詞「Hold」に注目!
Holdは、自動詞としても他動詞としても使える便利な動詞です。基本的な「持つ」という意味以外にも、状況に応じてさまざまなニュアンスを表現できます。今回は、自動詞と他動詞としての使い方を例文を通じて解説します。
自動詞としての「Hold」
自動詞として使われる場合、「Hold」の後に直接目的語が続かず、句動詞の形で使われることが多いです。
例文:
A family is holding onto an old photograph together.
(家族が一緒に古い写真を持っています。)
ポイント:
Hold ontoは、「しっかり保持する」「大事に持ち続ける」という意味の句動詞です。
この場合、「hold onto」が1つのまとまった動詞句となり、自動詞として使われています。
他動詞としての「Hold」
他動詞として使われる場合、「Hold」の後に直接目的語が続きます。
例文:
Several children are holding hands in a circle.
(数人の子供たちが手をつないで輪を作っています。)
ポイント:
Handsが目的語として「Hold」の後に続いています。
この文では、Holdが「手をつなぐ」という意味を表しています。
問題3解説-2
前置詞「In」の多彩な意味に注目!
「in」は、「~の中に」「~の内部に」という基本的な意味を持つ前置詞ですが、文脈によって形状、配置、状態、時間などを表現する柔軟な役割を果たします。今回は、その多彩な用法を例文を通じて解説します。
1. 形状や配置を表す「In」
「in」は、形や配置を具体的に説明する際によく使われます。
例1:円形の配置
The children are sitting in a circle.
(子供たちは円になって座っています。)
→ in a circleが「円の形状や配置」を表現しています。
例2:直線的な配置
The books are arranged in a line.
(本は一列に並んでいます。)
→ in a lineは「直線的な配置」を示します。
2. 状態を表す「In」
「in」は、特定の状態や状況を表すのにも使われます。
例1:困難な状態
She is in trouble and needs help.
(彼女は困った状況にあり、助けが必要です。)
→ in troubleは「困難な状態」を表しています。
例2:感情の状態
He is deeply in love with her.
(彼は彼女に深く恋をしています。)
→ in loveは「恋愛中の感情」を示します。
3. 時間を表す「In」
「in」は、時間の経過や未来のタイミングを表す際にも使われます。
例1:未来の時間
The meeting will start in a minute.
(会議は1分後に始まる。)
→ in a minuteは「1分後」を意味しています。
問題4(解説なし)
選択肢の内容を確認しましょう。
問題5
先ずは選択肢の内容を確認しましょう。
問題5解説-1
「Walk Through」の基本的な意味に注目!
「walk through」は、「~を通り抜けて歩く」という物理的な意味と、「順を追って説明する」や「困難を経験する」という比喩的な意味を持つ便利な表現です。それぞれの使い方を例文を通じて解説します。
1. 物理的な意味:移動を表す「Walk Through」
「walk through」は、具体的な場所や空間を「歩いて進む」「通り抜ける」という意味で使われます。
例文:
A man is walking briskly through a crowded shopping street.
(男性が混雑した商店街を足早に歩いている。)
ここでは、「walk through」が**「商店街を通り抜けて歩く」**という物理的な移動を表しています。
関連表現:
walk across
(~を横切る)
例:She walked across the bridge.(彼女は橋を横切った。)walk along
(~に沿って歩く)
例:They walked along the river.(彼らは川沿いを歩いた。)walk into
(~の中に歩いて入る)
例:He walked into the room.(彼は部屋の中に入った。)
2. 比喩的な意味:説明や経験を表す「Walk Through」
「walk through」は、比喩的な意味で「一つ一つ順を追って説明する」や「困難を経験する」といった表現にも使われます。
例1:説明する場合
The teacher walked us through the assignment.
(先生はその課題について一つ一つ説明してくれた。)
→ この場合、「walk through」は「手順を順を追って説明する」という意味で使われています。
例2:困難や過程を経験する場合
He walked through a difficult time in life.
(彼は人生の困難な時期を経験した。)
→ ここでは、「walk through」が「困難を乗り越える」というニュアンスを含んでいます。
問題5解説-2
「Building Blocks」とは?
Building blocksは、子どもが遊ぶ「積み木」を指します。この表現は、子どもたちが積み木を組み立てて遊ぶ様子を思い浮かべることで覚えやすいでしょう。
「Building Blocks」の例文
例1:具体的な使用例
The children were playing with building blocks all afternoon.
(子どもたちは午後ずっと積み木で遊んでいました。)
例2:比喩的な使い方
Learning grammar is like using building blocks to construct a language.
(文法を学ぶことは、積み木を使って言語を作るようなものです。)
→ 「building blocks」は比喩的に「基礎となる要素」や「構成要素」を指す場合もあります。
本日もお疲れさまでした。
皆様に幸あれ!