【Way back home】解説
今回、取りあげる洋楽【Way Back Home】は韓国シンガー(SHAUN)による、キャッチーなメロディと感傷的な歌詞、ノスタルジックな雰囲気を感じる曲です。2018年に韓国でリリースされて以来、世界でストリーミング50億回再生を突破する大ヒットを記録。 日本でも様々なアーティストがカバーし、ムーブメントを起こしました。
今回、Youtubeチャンネル【SingRing_English】はWay back homeの英語歌詞に焦点を当てた、徹底解説動画を作成しましたので是非、ご覧ください!そして、動画で触れている徹底解説の一部をnoteにも展開しております。有料記事にて徹底解説の全部を余すことなく紹介しております。
先ずはYoutubeをご覧ください
歌詞(和訳含む)
歌詞の文法理解(全27ページ)
1ページ:洋楽の歌詞に句読点を加えると
ここでは、洋楽の歌詞における句読点の役割と、それが省略される理由について解説します。
句読点の役割
句読点は、文を区切り、意味を明確にする重要な役割を果たします。例えば以下のような文を見てみましょう。
I know you love me. I can feel it.
句読点を加えることで、それぞれの文がはっきりと区別され、正確に意味が伝わります。
一方で、句読点がない場合、次のように文の区切りが曖昧になります。
I know you love me I can feel it.
このように、句読点があることで、文法的な正確さと意味の明確さを保つことができます。
歌詞に句読点が省略される理由
洋楽の歌詞では、リズムや表現の美しさを優先するため、句読点が省略されることが多いです。句読点を省くことで、言葉の流れをスムーズに感じさせたり、リスナーの想像力を刺激する効果を狙っています。
学びのポイント
洋楽の歌詞に句読点を加える練習は、英語の正しい文法構造を学ぶ良い機会になります。例えば以下のように句読点を補ってみましょう。
I know you love me. I can feel it.
(君が僕を愛しているのは分かるよ。それを感じるんだ。)
このように句読点を補う練習をすることで、文の構造を理解し、英語スキルを向上させることができます。
2ページ:命令形
ここでは、「Remember」 の命令形としての使い方を解説します。
命令形の特徴
英語の命令形は、主語を省略して使うことで指示やアドバイス、依頼を簡潔に表現します。たとえば次のような例があります。
Remember(覚えておいて)
Listen(聞いて)
Open(開けて)
これらの表現はシンプルで直接的ですが、文脈によっては親しみや柔らかさを持たせることも可能です。
「Remember」の和訳
「Remember」は文脈によってさまざまな意味を持ちます。以下はその例です。
覚えている
思い出す
忘れないようにする
記念する
本文の文脈では、「when I told you」 というフレーズが続いています。このため、「過去の特定の出来事を思い出すよう促す」というニュアンスになります。
例文:
Remember when I told you, “No matter where I go, I’ll never leave your side.”
(私が「たとえどこに行っても、君のそばを離れない」と言ったときのことを思い出して。)
3ページ:文法構造と名詞節の関係
ここでは、「Remember」 の文構造と名詞節の関係について説明します。
「Remember」の目的語
「Remember」の目的語は、その後に続く名詞節全体です。たとえば以下の文を見てみましょう。
Remember when I told you, “No matter where I go, I’ll never leave your side. You will never be alone.”
この場合、「when I told you, “No matter where I go, I’ll never leave your side. You will never be alone.”」 が名詞節として 「Remember」 の目的語を形成しています。
「Told」の構造
この文の中で使われている 「told」 は「tell + ヒト + 目的語」の形を取ります。この例では次のように構成されています。
第1目的語: you
第2目的語: 引用文全体(“No matter where I go, I’ll never leave your side. You will never be alone.”)
つまり、「Remember」の目的語である名詞節の中に、さらに「told」の目的語構造が含まれている形です。
例文での確認
次の例文も見てみましょう。
Remember when I told you, “I’ll always support you.”
この文は、「私が『いつもサポートするよ』と言ったのを思い出して」という意味になります。この場合も、「Remember」の目的語は名詞節全体であり、その中に「told」の目的語が含まれています。
4ページ:No matter の使い方と譲歩の表現
ここでは 「No matter」 の使い方と文法的な意味について解説します。
「No matter」 は「~に関係なく」「~であっても」という意味を持ち、条件に左右されずに成立する内容を表現するフレーズです。たとえば、「何が起こっても」「どんな条件でも」といったニュアンスを含みます。
文法的には、「No matter」の後に 疑問詞(where, what, how など)が続き、その後に主語と動詞が続いて副詞節を形成します。この副詞節は主節を修飾し、条件に関係なく主節の内容が成立することを示します。
例文
No matter what happens, I’ll be there for you.
(何が起こっても、私は君のためにいるよ。)この場合、「what」が主語として機能しているため、追加の主語は必要ありません。
No matter how hard it gets, don’t give up.
(どんなに厳しくても、諦めないで。)ここでは「how hard」が条件を示しており、状況に左右されない強い意思が表現されています。
「No matter」 を使うことで、条件にかかわらず成立する内容を簡潔に伝えることができます。
5ページ:No matter where と Wherever
ここでは、「No matter where」 と 「Wherever」 の違いと共通点について解説します。
両者はどちらも「たとえどこであれ」「~に関係なく」という意味を持ち、譲歩や条件を表現する際に使われます。文法的な機能としても同じで、主節を修飾する副詞節を導く役割を果たします。
共通点
意味: 条件や場所に関係なく、主節の内容が成立することを表現。
構造: 主節を修飾する副詞節を導く。
例文:
No matter where I go, I’ll never leave your side.
Wherever I go, I’ll never leave your side.
どちらも「たとえ私がどこに行っても、君のそばを離れない」という同じ意味を持ちます。
違い
No matter where
より強調的でフォーマルなニュアンスを持つ表現。
特に文の冒頭でよく使われ、相手にしっかりとした印象を与えたい場合に適している。
例文: No matter where I go, I’ll never leave your side.
(たとえ私がどこに行っても、君のそばを離れない。)
Wherever
接続詞として働き、短く簡潔な表現。
カジュアルな日常会話やスムーズな文章に自然に溶け込む。
例文: Wherever I go, I’ll never leave your side.
(私がどこに行っても、君のそばを離れない。)
6ページ:will と would の 使い分け①
ここでは、「Will」 と 「Would」 の使い分けについて解説します。
Willの使い方
「Will」は未来の意思、確信、または約束を表現する際に使われます。例えば本文中の以下の例を見てみましょう。
No matter where I go, I’ll never leave your side. You will never be alone.
(たとえどこに行っても、絶対に君のそばを離れないよ。君は決して一人じゃない。)
この表現では、話し手が未来に対して強い意思や確信を持っていることが伝わります。特にこの文脈では、過去に発言した未来の約束を現在でもそのまま再現しており、「この約束は今でも有効だ」というニュアンスを含んでいます。
Wouldとの違い
「Would」は過去の文脈での未来の意思や想像、または丁寧な表現として使われることが多く、「Will」と比べて控えめなトーンを持ちます。たとえば次のように使われます。
仮定法: If I were you, I would stay.(もし私があなたなら、ここにいるだろう。)
丁寧な依頼: Would you help me?(手伝っていただけますか?)
一方、「Will」は現在または未来に向けた強い確信や意思を示す際に使われるため、相手に力強い印象を与えます。
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いかがでしたか。
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