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小学校からの教育移住をしたい2:条件
以下の記事の続きです。
具体的に「どんな学校がよさそうかな」と検討をしはじめています。
小学校の条件
私が考える条件をまとめてみます。
あくまでの私の思想・思考に基づいた条件ですので「その考えは違う」といった指摘はご遠慮ください。
1.一条校であること
第一条件は「一条校であること」で検討しています。
一条校とは Wikipedia
一条校以外がダメとは考えていませんし、今後の選択肢から完全除外しようという気もないのですが…
前の記事にもかいたとおり、旧来の学校の一斉授業などに違和感は感じつつも、日本の文部科学省が定めた教育指導要領は非常によくできていると考えています。
「一条校」という条件を外せば、たくさん魅力的な学校があるのですが、まずは文部科学省の基準をみたした学校から選びたいと考えています。
2.「受験する」から離れられる環境であること
ざっくり「よい小学校」「人気の小学校」と検索すると、受験に有利な学校、受験教育が熱心な学校などがたくさん出てきます。
以前書いたとおり、そこから隔離してあげたいと考えているので、受験が中心にある学校は除外しています。
3.個性を尊重してくれそうな環境であること
いまどきは、どの学校でも「個性を尊重」とうたってます。
ただ実際の学校の雰囲気として思想として「本当に子供の個性を尊重しているのかな」という視点でみています。
例えば、以下のような感じです。
あるフリースクールの募集要項に「特別な支援を必要としないこと」と書いてありました。現実問題としては、専門の先生がいなければ対応できない、設備が対応していないなど様々な事情は理解できます。理解できますが…それでも、自由をうたう教育機関としては「どんな人でも受け入れる」姿勢をみせてほしかった、と残念な気持ちになりました。
いまのところ制服がある学校は除外しています。制服があることのメリットもたくさん理解していますが「本質的に、制服を着る意味って何?」と考えたときに、小学生に制服を着せるのは「大人のエゴ」だろうと思ってしまいます。中学生や高校生になってから「好きなファッション」として制服を選ぶこと、制服を基準で学校を選ぶことはありだと思います。ただ、小学生では違うかなと思っています。
漠然としていますが「みんな仲良し、元気で活発」感が強すぎる印象の学校も、ちょっと違和感を感じています。それ自体は悪いことではないですし、馴染めれば楽しい学校生活が過ごせるのだと思いますが…私としては「黙々と本をよんでいるのが好きな子」でも「運動が苦手な子」でも「人前で話すのが苦手な子」でも、自己肯定感をもてるような環境が理想だなと思っています。
4.給食があること
配膳などの時間を減らしてコミュニケーションの時間を増やす、などの目的をもって「給食なし・弁当持参」としている学校もあります。
現実的な私の家庭の事情として、弁当作りに割く時間が厳しかったり、どうしても弁当の内容が偏ったりしてしまいそうなので、給食がある学校が良いなと思っています。
はい、完全に、大人のエゴです。
ただ、、、大人のエゴでもあることも事実ですが、同じ食事を食べながら「おいしいね」とか「これは嫌い」とか言いながらクラスメイトと食事をするのって、けっこう貴重な経験ではないかなと思っています。
絶対ではない条件
1.小中一貫校であること
いかに魅力的な小学校でも、そこから進学する中学校が「旧来のふつうの中学校」だとギャップが大きそうですし、けっきょく「中学受験」の雰囲気が生まれてしまいそうな気もするので、完全な小中一貫でなくても、同じ教育観をもった中学校まで一貫で通えたほうがよいかと思っています。
2.都市部より田舎部、ただし移住者が一定割合いること
私が求めている学校は、周辺の環境や親たちの雰囲気なども含め、都市部ではなく田舎部なのかなと思っています。
ただ、「田舎に移住したが、地域のルールがあり住みにくい」といった話もよく聞くので、移住してくる人が全くいないようなところではなく、ある程度先輩移住者がいるような場所が安心だなと思っています。
完全なる、わがままですが。
そんなところで、次回は、具体的に目をつけている学校を紹介していきたいと思います。