音楽で感じる孤独


Sportifyの作ったプレイリストを中身を見ずに再生していると小谷美紗子さんの「自分」が掛った。
下手な道徳の授業よりも余程マシで、毎日の学校の始業時に聴かせたらどんなに平和になるかと思いながらも、分からない人には分かんないし、どうやったって届かない人には届かないんだよなぁと思い軽くへこんだ。
嗜好の多様化が進み、音楽が共通言語たりえない事に気づいたのは高校生の時で、有名な島田紳助氏の授業でも同じことが述べられていたのを思い出した。
とはいえ、分かるくせに何かの主義思想にとりつかれその感受性を殺して加害する人よりも、音楽は分からないけど加害は悪だと知ってさえいればその人の方が確実に正しいと思った、平和でさえあれば音楽なんか分からなくたって良いと思った。

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