【伴走スタッフ日誌1】シングルマザーズデジタルキャンプ・プチコース2期実施レポート
いよいよ2月14日から就労支援プログラム「シングルマザーズデジタルキャンプ」が本格スタートしました!
伴走スタッフの檸檬です。スタッフの目線から気づいたことや感じたことをご報告していきます。
シングルマザーズデジタルキャンプについて
シングルマザーズデジタルキャンプは、休眠預金を活用して実施されるデジタル就労支援プログラムです。
シングルマザーが「自分らしく働く」ことと「収入を上げて生活を安定させる」ことの実現を目指します。
わたしたちの就労支援プログラムの特徴は、一般的な就労支援で提供されるスキル訓練ではなく、そういった訓練に取り組むための土台として必要なことをサポートするというところにあります。
その土台として必要なこととして、①心身のセルフケア②自己探求③ピアサポートと定義し、それらに取り組むことをサポートすることに重点を置いています。子育ての責任を一手に担うシングルマザーが、健康的に長くキャリアを構築するためには、心身のケアと自己理解、そして仲間との助け合いが何より重要だからです。
「自分のケア」や「自分を振り返ること」は、日々の忙しさのせいで後回しにせざるを得ない、というシングルマザーがほとんどです。
このプログラムでは仲間との励まし合いの中だからこそ、セルフケアを習慣にし、自己探求をすすめていくことができるという利点があります。
シングルマザーが自分を大切にし、自分の力に気づき、そして発揮していくプロセスに伴走する支援をおこなっていきたいと考えています。
過去の卒業生がサポーターに
2023年に実施したプチコース1期生、インテンシブ(集中)コース1期生は、プログラムへの参加をキッカケに、自分らしい生き方が探求できるようになった実感を持ち、卒業後も各々の自分らしい生き方とキャリアを切り拓いています。
また、その学びや経験を、今度は有志のサポートスタッフとして、2期生のプログラムに還元する機会があることも、この場の魅力です。
支援を受ける側に留まるのではなく、支援する立場になる経験は、さらに私たちを成長させてくれます。
こんなふうに、シングルマザーズデジタルキャンプは、支援する、支援されるといった場で終わるのではなく、お互いに助け合う「シスターフッド」が育まれるコミュニティとして育っています。
次回は、説明会、受け入れ面談のことをレポートします!お楽しみに。
文責:檸檬(伴走スタッフ)