【伴走スタッフ日誌12】シングルマザーズデジタルキャンプ・プチコース2期実施レポート:2期生修了
シングルマザーが「自分らしくはたらく」を目指す就労支援プログラム「シングルマザーズデジタルキャンプ」。
伴走スタッフの檸檬です。これまで11回にわたり、スタッフの目線からプチコース2期生についてご報告してきました。
2024年4月末に、プチコース2期生は、受講生全員が無事コースを修了することができました。
最終報告となる今回は、修了式の様子と、コース修了後のアンケート結果についてご報告していきます。
わずか3カ月での変化
2024年1月、シングルマザーズデジタルキャンプに応募し一歩を踏み出した受講生たちは、プログラムの3カ月間を通じて、スモールステップを重ね、さまざまなスキルを身につけ成長してきました。
自分らしく力を発揮することは貢献につながる
就労やお仕事に欠かせない、心身のセルフケア。
自己理解を深め、適切に相手に伝えられるスキル。
仲間と切磋琢磨し、良好な関係を築けるスキル。
ICTツールを駆使したデジタルスキル。
これらを仲間とともに歩み、楽しみながら身についたスキルは、この先のキャリアのしっかりとした土台となります。
自己探求によって自己理解が深まることで、自分の力を発揮するために必要なことへの理解が深まります。
その結果、自分の力を最大限に発揮し「自分らしく働く」ことができます。
このサステナブルな働き方は、良い仕事を生み出し、評価にもつながります。結果として、自分も満たされ、社会への貢献度を高める一因となるでしょう。
3カ月間を振り返り讃えあう修了式
プチコース2期生の締めくくりとして、5月18日(土)の朝6時半から、オンライン修了式を開催しました。
休日の早朝にも関わらず、全国各地からの受講生が参加し、プチコース2期生の3カ月間を振り返り、お互いに賞賛する時間となりました。
オーストラリアで国際的なリーダーシップ研修に参加していた代表理事の吉岡マコ氏は、南半球からの参加で修了生を讃えました。
シングルマザーズデジタルキャンプは休眠預金を活用した事業です。
一般社団法人グラミン日本からは理事、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)の助成事業担当者も列席くださり、修了生に励ましのメッセージを寄せてくださいました。
修了生によるスピーチとディプロマ授与
修了式では、5名の受講生が、受講生代表として1分間ずつスピーチをしました。
一人ひとりの言葉から、期間中に目標に向けて一歩ずつ歩みを進めていったことが伝わってきます。
気持ちと行動の両面で積み重ねてきた成果を、自信を持って発表する姿に、胸が熱くなりました。
最後に、修了生にディプロマを授与しました。
修了後アンケートより
アンケートの回答より受講生の大きな変化が読み解けますので、いくつか抜粋してご紹介します。
Q.プログラム参加中に就労状況に変化はありましたか。
Q.実施期間中、目標に向けた計画を、スモールステップで、どんなことを実行しましたか?
Q.本プログラムへの参加を通して、ご自身やご家庭の行動に変化があったと思いますか?
仲間との出会いは人生のターニングポイント
この3カ月間で得たものは、きっと一生、プチコース2期生の心に温かく残るでしょう。
伴走スタッフとして、受講生の多様な個性と多様なキャリア、切磋琢磨する姿からたくさんの事を学ぶことができました。
今後も私たちは、シングルマザーのひとりひとりが持つ力を信じ、シングルマザーズデジタルキャンプのプログラムで「自分らしく働く」「収入がアップし生活も安定」に向け伴走支援をしていきます。
この後に開催する就労支援プログラムについて
5月からスタートした「シングルマザーズデジタルキャンプ インテンシブ(6カ月集中)コース」に続き、「プチコース3期生」を募集中です。
今後も、引き続きご報告しますので、お楽しみに!
文責:檸檬(伴走スタッフ)