余命宣告をされた妻からの相談
○とある電話相談:余命宣告をされた妻からの相談
彼女は残された夫や子ども達を思い私に電話をしてくれた。
私は彼女の心情を代弁した。
「自分の病気や死は自分で受け入れられる、でも残された彼や子ども達に何もしてやれないのが辛いんですよね。」
彼女が電話口で泣き崩れた様子が音から聞き取れた。
死を宣告された今、自分に出来ることは何かを知りたい。
そう訴えられた。
私は細かく、詳細に「必要な人や組織に共に連れ添って行くよう」いつものように告げた。
そして、いつものように手紙や動画などでメッセージを沢山残していくこと等も伝えた。
そうして、いつものように電話を終えた。
今年に入ってから、こうした妻からの相談連絡は10件以上は来ているように思う。
死別の父子家庭支援、もしかしたら余命がある妻への支援も合わせて考えていく、提案していく必要があるように考え始めてきた。
残された夫と子ども達が共に、亡くなった妻(ママ)と生きていく為の準備支援。深く、重く、そして重要なテーマを頂きました。