16年目の移植記念日
16年目の移植記念日
骨髄移植した、あの日から16年の歳月が流れ息子は今年の9月で20歳になります。
5年生存率10%を見事に限界突破して、今生きているのも、妹がドナーになれた奇跡があってこそです。
今ある内臓疾患や男性ホルモンを自己生成しきれない症状、合わせてADHDなスペシャリティなどからの生きづらさはあるけれども、生きてるだけでも凄い事なんだと今日が訪れると思い知らされます。
「笑ってる父親でいられなかった」
そんな後悔も16年間の年月に詰まっていますが、とりあえず良い子に笑ってる子に成長してくれているのが、唯一の救いです。
変毒医薬、転受軽受、価値創造など、様々な言葉に救われながら、そして沢山の方々の励ましがあったからこその今だと思っています。
新たな一年が始まります。
今年も命を大切に家族共々生きていきたい。
そう考えさせられる大事な日なのでした。