シングルファザー として生きる:10か条(その10)過去の父親の生き方はロールモデルにはならない。自分の感受性を信じて生きる時代がやってきた。
こんばんわ。今日で最後です。
シングルファザー として生きる10カ条のシメです。
私なりのアドバイスを10か条として、総括を提案して行きたいと思います。
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①父子家庭のライフスタイル作りは「自分らしく生きていく自分を許す」事から始まる
https://note.mu/single_father/n/n69e3f049302c
②自立とは上手に人の力を借りながら生きる事である。
https://note.mu/single_father/n/nbcb55a4da892
③その「正しい」は「優しい」とイコールであるかを自らに問い続けよ
https://note.mu/single_father/n/n6ee0f35e2592?creator_urlname=single_father
④相談とは「◯◯で困っている。一緒に考えて欲しい」と話すことから始まる
https://note.mu/single_father/n/n2ecdaa2dc681
⑤父親業を1人ですることが父子家庭なのではなく、親業を1人で行うのが「ひとり親」家庭
https://note.mu/single_father/n/nb4aea8855628
⑥地域活動に参加することは、子ども達と自分が見守られて生きていく環境整備である
https://note.mu/single_father/n/n56c3f9f7bd4d
⑦制度利用(生活保護、障害者手帳、貸付金事業の利用、児童相談所のショートステイ」を利用する事は「マイナスな選択ではない」ただの制度活用である。
https://note.mu/single_father/n/n1b26afaa3e7f?creator_urlname=single_father
⑧家事業のゴールは家庭内が家族にとって「ほっこり」とした安心・安全空間を作り上げる事である
https://note.mu/single_father/n/nb6c33d95b6f5?creator_urlname=single_father
⑨家族の総合力で勝負!子ども達も家事業の戦力に育てよう!
それは「生きる力を、時間の使い方を、段取り力を」育てる教育となる。
https://note.mu/single_father/n/nfdb1914ce054?creator_urlname=single_father
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(1)子ども達と私達が向かっている未来
かなりショッキングな未来です。
予め了承の上、参照くださいませ。
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※お断り:様々な経済学者の方々の記事を集めて記載したものです。
最悪の結果のみ羅列しましたが可能性は0ではないと踏まえ何が出来るかを考え
子ども達を導いていく必要があることは、ご理解頂けると思います。
◇2030年問題
・日本人口の3分の1が65歳以上の高齢者になる。
・外国人労働者の更なる増加
・地方と都市部の経済格差 ※限界集落と化す地域の出現
・社会保障の維持が困難となっていく。
・ライフラインに問題が発生する地域が多発
・医療費負担割合が上がる可能性有り
・年金受給開始年齢68歳〜70歳に引き上げ?
⬇︎消費税:20%〜26%まで上がる可能性あり
◇2050年問題
・人口8000万人時代
・日本人口4分の1が65歳以上の高齢者となる。
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以上を踏まえ、皆さんはどのように、ご自身と子ども達の未来を想像しましたか?
あ・急に教育パパにはならんといてくださいね。
ただ、自宅での会話の中で子ども達にちゃんと教えてあげないとならんとは思ってます。
その上で本人の力量で努力するか、しないかわからないけれども、結局、親は見守るしか出来んわけですから。
ただ、今まで9回に渡り書いてきた事を思い出してください。
何なら何回も読み直してください。
子ども達は笑ってるお父さんと「安心・安全」を感じられる「ほっこり」とした家があって「普通、一般、当たり前」に振り回されない「自分の意思・意見」を持った子に育っていけば、どんな大変な出来事も、良いことも悪いことも糧にして成長していくことが出来る人間になっていけるはずです。
だって、男1人、一生懸命育てた子どもですもんね。
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(2)過去の父親の生き方はロールモデルにはならない。
以上を踏まえ、子どもに何かをする前に振り返る必要があるのは、自らの今までの生き方です。男性性として偏った価値観に縛られていないか、自分の父親を無意識に手本としてロールモデルとしてしまっていないか。
今、この文章を読んでいる自分は、本当に自分の頭の中で建設的に、自分の頭で感受性で感じて受け止めることが出来ているか?です。
子は親の後ろ姿を見て育つといいます。
それは良い姿も、悪い姿も全てです。
そうした意味では父子家庭は時代の最先端の生き方を求められる存在である事、これはある意味、非常に幸運な事ではないかと私は個人的に思っています。
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(3)自身に染み付いた男らしさを疑い、働き方を疑い自問自答せよ。
父子家庭として、男として、いえいえ親として、その前に人としてと自身を掘り下げていって欲しいんです。
周囲を見渡せば敵ばかりな事にも自ずと気付いてくるはずです。
職場の理解は遅れ、経営方針は旧体制、学校教育現場は疲弊し、地域は衰退、そして子ども達はこうした現実を誰からも、学校からも教えられずに、テレビから垂れ流される普通・一般・当たり前に影響を受け、一丁前の口を聴き始める。
お父さん。今から準備しないと自分の子どもの前で堂々と「俺は男の前に親だ。俺はこう思う」と熱く、自分の言葉で愛を語ることが出来なくなってしまうんですよ。
世の中を構成する一有権者、一成人者かもしれない。
でも、自分が変われば家庭が、地域が、職場が、社会が変わっていく。
その一念で父子家庭であるマイノリティを武器に社会を変えるため、子ども達の未来のため、自分の出来るところから戦って欲しいと私は思っています。
恥なんか無い。あるのは周囲と違ってしまう事への恐れだけです。
でも大丈夫。殺されやしません。共に楽しみながら戦ってみませんか?
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(4)自分達が子ども達の新しいロールモデルとなれるよう示すことを意識せよ。
お父さんも2030年を当然生きるはずです。2050年も生きているはずです。
その時に生き生きと、自分の人生を自分の意思で決定して楽しみながら生きているか?
その準備は出来ているのか、ライフシフトの準備をする必要があります。
子ども達は大丈夫。これからも共に生きていくわけですから。
これから大事になってくるのは、父親である前に自分自身の人生をこれから、どうやって謳歌していこうとするか?
自分の時間を何に使っていこうとするのか?
そして何の為に死ぬかです。
私は自分の可能性を最大限まで試して、自分の体験を最大限に反映させて世の中を変えたい。その上で趣味の釣りもしたいし、彼女も欲しい。人から必要とされ、毎日忙しく人の為に生きたい。そんな姿をみて、子ども達に誇って貰いたいと思ってます。
皆さん、最後です。
そこまで、深く考えてください。
日常を1日1日乗り越えることも苦行です。
でも最悪は結果に結びつかないことじゃ無いでしょうか。
自分らしく、自分の人生を生きられない事では無いでしょうか。
10代の頃、大人なんてクソ食らえ。あんな大人になってたまるかよ。
俺は、あんな大人には絶対にならねー!そうロックしていたあなたは、今も変わらず、そこに立ちすくんでいるはずです。
今、一歩踏み出してロックに生きる時では無いでしょうか。
以上、クソ生意気な村上からの10か条。ご静聴ありがとうございました。
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(0)後書き
いやぁ。10か条作った時原稿用紙だと10枚分くらいにはなったんです。
それを10か条にまとめて発表しました。
正直、伝わるとは微塵も思ってなくて不完全燃焼だったので、今回書いてみようと思うに至りました。
何が若造がという方もいると思います。
でも、こっちはこっちで何が老害が!と思ってます。
見た目より脳内失礼人間なんです。
でも愛がある文章を書いていると信じて書かせて頂いております。
社会の変化はめまぐるしい。そして私より賢い人達が多くいる中でモチャモチャしているのを見ているのが、まどろっこしいんです。
じゃぁ。俺に何が出来るか。今のところは、こんな場所で書くくらいしか出来ないのが現実です。私がみんなに期待するのは仕事と育児と家事力で培った力を、そして感受性から来る「アイディア」を地元の当事者団体で生かしてほしいということなんです。
世の中が変わらない。それは大人になってしまった、私達の今の行動の結果未来の子ども達に尊敬される親でいられるか、クソみたいな大人扱いをされるかの分け目になると思います。というか、それが事実です。
過去の先輩方を悪く言いたくて行っているわけじゃありません。事実、生活再建で精一杯だった、そういう事も理解しています。ただ現代になり結果的に事実として、あの時、行動しなかった結果、今、社会問題化するまでに「ひとり親家庭の貧困問題」「男性性へ対する支援の遅れ」となって見えてしまっている。
私達はどう生き、どう死ぬべきか。マジで考え実行しないと社会はやばいまま。
でも俺は社会は変わるんだ、変えられるんだという体験をした一人として、今この記事を読んでくれている人達が、ひとりでも動いてくれたらと願っています。
10年。10年っすよ。それでも父子家庭に支援制度を拡充するまでしかできなかった。男性性へ対するケアやグリーフケアの普及等、宿題は盛りだくさんなのに、身体が心が動かないんです。歯がゆいんです。
このうつ病の症状さえ消え去ってくれれば、もっと動けるのにな。まぁ。愚痴っても仕方ないんで今回、こうして書かせて頂いた次第です。
とにかく10回に渡りお付き合い頂き、ありがとうございました。
ここからは、気が向いた時に投稿するなどして行きたいと思いますね。
今後とも宜しくお願いします。!
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