Mille Miglia 2017を楽しむ旅
イタリアで行われるクラシックカーイベントの『Mille Miglia(ミッレミリア)』。
2015年に初めてMille Migliaを実際の目に見るため、独りでイタリアを旅しましたが、2017年は夫婦ふたりでのイタリア旅行です。
なので、旅の目的はMille Migliaだけでなく、まずはミラノ、ヴェネチア、そしてフィレンツェなどの観光でした。
なお、そのときの詳細はまた別途書きたいと思います。
まずはMille Migliaのルート確認
Mille Migliaは、ブレシアを出発点としてローマまで向かい、再びブレシアと戻る全行程1600キロですが、毎年立ち寄るルートが異なります。
Mille Miglia 2017のルートは次のとおり。
今回は夫婦でイタリアを楽しむ旅なので、Mille Miglia観戦は前回と同じ、ブレシアとシエナとしました。
その理由はやはり、私が写真撮影するのに夢中になってしまうので、妻が時間を持て余してしまうことを想定し、私が不慣れな場所よりも一度訪れた、まちの様子が分かっている場所の方が安心できるかなって考えました。
ミッレミリア90周年
Mille Migliaが初めて開催されたのは、1927年。
2017年はちょうど90周年を迎える節目となる年だったので、是非とも見てみたいと思いました。
実際、ブレシアではミッレミリア開催初日、90周年を祝う式典が市庁舎前で行われ、初めて行った2015年とは違う華やかさを感じました。
参加車両を確認
Mille Migliaに参加できる車両は限られていて、1957年まで開催されたレースを参加した車両と1957年までに製造された同タイプの車両となります。
それ以外にも大会委員会で特別に認められる車両もありますが、歴史的に貴重なものに限られています。
参加車両はMille MigliaのHPで開示されますので、特に日本人参加者のチェックも、事前に確認することができます。
https://1000miglia.it/wp-content/uploads/2018/09/ordinedipartenzamm2017_5_14.pdf
なお、出発地のブレシアでは開催当日、一般見学者にも参加車両を紹介する無料冊子が配布されました。
これはとても良い記念になりましたね。
撮影場所を検討
また、Mille MigliaのHPでは開催1カ月前くらいになると、コースの詳細が公開されますので、そちらを参考に具体的な場所を検討。
撮影場所はブレシアとシエナ。
ブレシアではMille Miglia開催前日は、ヴィクトーリア広場やロッジア広場に参加車両が集まるので、その周辺で。
また、Mille Miglia 第1日目はカステッロ通り(Via del Castello)にて。
実は2015年に、スタートとなるヴェネチア通り(Viale Venezia)で撮影したのですが、公認カメラマンや警察スタッフなどが道路上にいて、結構撮影するのに苦労したので、今回は見通りが良い場所を思い、お城に上る丘近くのカステッロ通り(Via del Castello)にしました。
ちなみに、妻には通り沿いにあるレストラン『Chalet Castello Brescia』のテラス席で観戦できるかなっとも思って決めました。
そして、シエナはやはりカンポ広場。
やはり、クラシックカーを撮影するには歴史的建造物に囲まれた広場が一番でしたね。
Mille Miglia 2017 写真集
それではブレシアのカステッロ通りで撮影したMille Miglia 車両をご紹介いたします。