見出し画像

スペイン旅2024(3)ビルバオ前編

2024年4月17日(水)から28日(日)の12日間、夫婦二人で、シンガポールを経由し、スペイン、特にバスク地方を中心に旅してきましたのでご報告したします。

今回のフライトはシンガポール航空にて。セントレア中部国際空港⇒シンガポール・チャンギ国際空港⇒バルセロナ・エル・プラット国際空港へと行き、帰りはその逆。なお、シンガポールのチャンギ国際空港での乗継ぎには、行きが7時間あまり、そして帰りが18時間とたっぷりと過ごす時間がありました。

また、スペインでは、バルセロナ⇒サラゴサ2泊⇒ビルバオ2泊⇒美食の街サン・セバスチャン1泊⇒オンダリビアのパラドール1泊⇒バルセロナ2泊する旅程としました。


さて、今回は近代芸術と美しい旧市街を楽しめる町、ビルバオ(Bilbo)前編です。


サラゴサからビルバオへ

4月20日(土)
午前9時前にサラゴサのホテルをチェックアウトし、タクシーでサラゴサのバスターミナル(Estación Central Autobuses de Zaragoza)へ。

ビルバオ行きは33番乗り場

午前10時ちょうどのALSAバスに乗り、ビルバオへ。
途中3か所のまちへ立ち寄り、4時間15分かけてビルバオのバスターミナル(Bilbao Intermodal)到着。

バスターミナル近くにある「San Mames」電停からトラムに乗って旧市街方面へ行き、「Arriaga」電停で降り、ホテルへと向かうことに。

barikカード(サンセバスチャンのバスも利用できます)

予めビルバオの公共交通機関で利用できるbarikカード(ICカード)を手に入れていたので、トラム駅にある自動販売機でチャージしようと試みましたが、最初に英語を選択しても、それからボタンを押すとスペイン語に逆戻りしてしまい悪戦苦闘。
ま、なんとか5.00€分チャージできました。

カードをタッチする機械

なお、トラムに乗るには、予め電停にある機械にカードを接触させて利用しないといけないのですが、最初分からず、トラムが来たときに、他の人がカードをタッチさせているのに気が付き、夫婦2人分の2回タッチ。

乗車するときにスーツケースがドアに挟まれながらも、なんとか乗車できました~。

ちなみにその都度チケットを買うこともできますが、その場合1乗車1.50€、そしてbarikカードの場合1乗車0.73€から断然お得で、地下鉄もトラムもバスにもりようすることができ、1つのカードで複数人利用が可能です。
ビルバオやサン・セバスチャンを観光するなら、是非ともbarikカードを購入した方が良いと思います(発券料が3.00€かかります)。

ちなみに、トラムにはワンコを連れて乗車もでき、ワンコ好きにとっては、ほんと羨ましいかぎりでしたね。

トラムはちょっと遠回りをしながら新市街を抜け、ネルビオン川を渡り、旧市街に「Arriaga」電停に18分ほどかけて到着。

ビルバオの宿泊先は

さて、私たちがビルバオで2泊した宿泊先は「Sercotel Arenal Bilbao」。
旧市街にあり、ヌエバ広場などに近く、鉄道や地下鉄が通る「Zazpikaleak Casco Viejo」駅にも近いのでとても便利なロケーション。

ホテルはBooking.comで検索して予約。
新市街のスタイリッシュなホテルも検討したのですが、やはり旧市街にあるホテルのなかで、明るい感じの内装の部屋だったので、このホテルに決めました。

なお、チェックインは基本午後4時からでしたが、事前に到着する旨を伝えておいたので、到着が午後2時半でしたが、すぐに部屋に入ることができました~。
ありがとうございます。

通りに面したスーペリアルルーム104号室
バスタブ付きです

私たちの宿泊した部屋は104号室で、2階にあり、通りに面していて窓からはアレナル広場やアリアーガ劇場(Arriaga Antzokia)も見渡せることができ、結構開放的な雰囲気。
通りに面しているので、夜はうるさくて眠れないかなぁっと当初、心配しましたが、しっかりと防音もされていて、また週末の宿泊でしたが夜中は人通りも少なく、結構静かでした(これはちょっと意外)。

「Sercotel Arenal Bilbao」の外観

ビルバオ食べ歩き1日日

さて、ホテルでちょっと休憩してから、遅めの昼食のため、外出。

ビルバオの旧市街

バスク地方、ビルバオに来たら、やはりバル巡り。
バルが立ち並ぶヌエバ広場をのぞいてみると、土曜日の午後3時過ぎだというのに、まだ結構賑わっていました。

そのなかでちょうど空いていたお店を発見し、まずはバル1軒目。
「Iturriza Taberna」

「Iturriza Taberna」にて
ピンチョスを4つ

Crema de Txorizo(チョリソークリーム)、Gilda(シシトウとオリーブの串)、Jamōn con salmorejo(サルモレホ入りハム)、Tortita de bacalao(タラのパンケーキ)、そしてVino Tinto(赤ワイン)で乾杯。12.40€。

食品市場から見たネルビオン川の対岸

そして、小腹を満たしてから、ちょっと旧市街を散策し、ネルビオン川に面したところにある食品市場(Erriberako merkatua)まで行き、そのなかのフードコートでバル2軒目。
「Cerveceria Arambarri」

ピンチョス3つとビールで乾杯

市場はすでに営業を終了していましたが、隣接されたフードコートは熱気ムンムンって感じで、たいへん賑わっていました。
私たちはピンチョス3つと生ビール2つで、13.50€でした。

シニア夫婦にとってはバル2軒で、結構お腹いっぱい。

ビルバオまち歩き

あとは、また旧市街のまち歩き。
妻はワンコ連れの方が通るたびに、ワンコに夢中。

それにしても、たくさんの人たちがいて、歓談する声が通りに大きく響いていまいしたね。

 ビルバオのトラム
ネルビオン川、正面は食品市場(Erriberako merkatua)

ビルバオ1日目の夕食

この時期、日が暮れるのは午後9時くらいでしたが、まだ明るいうちに夕食を取ろうとまち歩きをしながら、お目当てのレストランへ。
「Rio-Oja Restaurant」

「Rio-Oja Restaurant」の店内
ムール貝のトマト添え(Mejiliones con tomate)
子羊のシチュー(Cordero guisado)

店員さんはちょっと不愛想な感じでしたが、清潔感のあるお店の雰囲気はいい感じ。
私たちが午後7時すぎに入ったときは、お客さんはまばらでしたが、料理が出されることには多くのお客さんで混み始めてきました。
やはり、地元の方の夕食は8時以降からなんでしょうね。

そして、ホテルまでほろ酔い気分で再びまち歩き。

演奏しながら行進する音楽隊?
サッカーチームの応援?でしょうか
多くのバルが立ち並ぶヌエバ広場の回廊
まだまだ夜はこれからって感じでしょうか

ほんとはもう1軒、バルに立ち寄りたかったですが、ほんとお腹いっぱいだったので、この日はホテルへ帰り、ゆっくり寝たいと思いました。

ひとまず、ビルバオ滞在1日目のレポートを終了しますね。
まだまだ旅は続きますので、お待ちくださいね。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?