緊急帝王切開を2回経験した話①
私は出産経験が3回あります。それぞれ色々なエピソードがあり、どの妊娠出産も今思えば貴重な経験でした。
医療福祉職だからこそ、強がって弱音が吐けずに苦しんだことや、知識として知っているからこそ心配や不安が強かったこと、など、色々感じたことや経験したことをここに記したいと思います。
今回は題名のとおり、3回中2回の出産が緊急帝王切開となったことについて話していきたいと思います。
初めての緊急帝王切開となったのは、1人目を出産する時でした。
予定日は1月の中旬。
年末年始は家でゆっくり過ごして、年明けに産まれるんだろうなと思い妊娠期間をすごしていました。
当時私はフルタイムで仕事をしていて、体操を広めるために市内のあちらこちらに出向き説明会を開催していました。
特に妊娠経過は順調で、体調に不調はなくて、当時は体力には自信があったし、動ける妊婦と自分では思っていたし、産前休暇に入るまで無事に仕事をさせてもらっていました。
産休に入ってしばらくしたクリスマスの日、12/25にいつも通り妊婦健診へ行くと、尿に蛋白質が多く出ていて、少し気になると言われました。
年末年始は病院がお休みに入るため、休みに入る前の12/30にもう一度受診するように言われてその日に再受診。
すると、尿の蛋白質の量が前よりもさらに増えていて精密検査が必要とのことで採血をすることになったのです。その時の血圧は上が130台程度。ただ、私はもともと100前後で経過していたのもあり、妊娠高血圧症候群が疑われました。
採血結果によっては、他院の紹介となるかもしくは当院へ入院となるかもしれないので、いつでも入院できる準備をするよう言われ、その日は帰宅したのでした。