胃カメラorバリウムどちらを選ぶのがいいのか迷ったら読んでみてほしい
胃カメラとバリウム、どちらを受けるのがいいのか悩む時の参考にしてもらえるといいなと思います。
早速ですが、
結論を言うと、
胃カメラがいいと思います。
これは、医療職の視点だけでなく受ける側となった場合も私は胃カメラがいいと思うのです。
医療職の視点としては、
バリウム検査では小さな凹凸までは確認しきれない。
胃カメラだとカメラで直接見ることができるので、小さな凹凸も見つけやすい。もし、ポリープや疑わしい組織が見つかればその時確認ができ、状況により、可能であれば組織を取ることも可能であること。
ということで、
バリウムで疑わしいものが見つかった場合、結局胃カメラの検査を受けることになるのです。
それでは、受ける側としてはどうでしょうか。
前回、前々回とバリウムを受けた時のこと、胃カメラを受けた時のことを投稿していますが、検査中の不快感は胃カメラの方がとてもキツイです。
ですが、検査後はバリウムだと下剤にてバリウムを排出しなければならず、検査翌朝までトイレに走り、翌日は寝不足でした。
それに比べて胃カメラは、検査後、喉の麻酔が切れる1時間後を過ぎれば食事もとれるし、比較的すぐに元の生活を送ることができるのです。
じゃぁ、なぜ私ははじめバリウムを選んだのか。
なのですが、バリウム後の下剤の大変さを甘くみていたこと、胃カメラの嘔吐反射に対する恐怖心が強すぎたことによりバリウムを選びました。
ですが、どちらも経験したことで見えたそれぞれのいいところとキツイところ。
結果、胃カメラの方が検査はきついがキツイのは検査を受けている数分の間だけであり、検査終了後すぐにQOLが保たれるという答えが出たのでした。
※ここでいう胃カメラは経口の検査を言います。経鼻の検査もありますが、経鼻は管が細いため医療的処置ができないため、再度、経口の検査を受けることが必要となる場合があります。