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【大阪・天満】いだてんクリニック初講演 QWRC(くぉーく)様勉強会

2023年10月
大阪・天満にいだてんクリニック ジェンダー外来を開設しました。

いだてんクリニックは、東京・上野のパーソナルヘルスクリニックの関連クリニックとして誕生し、
西日本唯一のジェンダー×性感染症×予防医療×内科診療クリニックのため、
主に西日本中から患者様がいらっしゃいます。
四国・九州から受診される方も多く、びっくり!

いだてんクリニック 受付・クリニック内一部 

私は東京在住のため、月1回いだてんクリニックで対面診察を行い、
他は遠隔診療(オンライン診療)で診療を続けてまいりました。

オンライン診療と言っても!
患者様が自宅で診療を受けるのではなく、私が遠隔で診察するというスタイルのため、患者様はいだてんクリニックに来ていただいております。

私がPC一台でオンライン診察・薬の処方・オーダーし、
いだてんクリニックのスタッフが現地(クリニック)で指示受けを行い、同意書の回収や血液検査・注射など実施をしてくださっています。

これは、いだてんの医療スタッフの協力がなければできないことでした。

少しずついだてんクリニックの医師とともに勉強を重ね、
2024年3月には、沖縄開催のGID学会(現在の日本GI学会)で発表。

受付スタッフ、看護師、医師で3演題も出してしまうという。
いだてんスタッフのやる気を感じました。

最後のGID学会の入り口にて


レインボーフェスタ!に出店したり。
色々な学会やイベントに参加して、共に勉強してきました。

自身で撮影


いだてんクリニックのオーナーや院長のお力添えがあり、ジェンダー外来も少しずつ患者様が増え、
ジェンダー外来開設から9か月で、初診ジェンダー患者数約160名突破!とのことでした。

再診の患者様もカウントすると、年間の定期患者数はかなり多いかと思います。

色々な努力の成果が実り。
2024年8月11日ついに!
いだてんクリニック ジェンダー外来医師として、院長吉田とともに講演する機会をいただきました。

QWRC(くぉーく)さんの「対人援助職のためのLGBTQ+支援アドバンス連続講座」にて。

今回は、いだてんクリニックのジェンダー外来の現状についてお話。
4トピックがテーマでした。
・ホルモン療法
・健康診断、がん検診
・医療従事者に知っておいてほしいこと
・メンタルヘルスケア


いだてんクリニックは、関西Gender Identity Clinic (GIC)ネットワークに参加し、精神科との連携も大切にしています。

ジェンダー外来開設前には、そんメンタルクリニックの康 純先生にもご挨拶させていただきました。


ジェンダーとメンタルヘルスは非常に密接な関係があり、
精神科医の先生方との連携を大切に診療を行っています。

そんメンタルクリニック 入口にて
いだてんクリニック院長 吉田先生


わたし


今後はジェンダー医療を学びたい若手医師・医療従事者の育成にも、
力を入れていきたいと思っています。

若手には、ジェンダー医療の臨床のリアルを解説できたらと思っています。
(*勉強したい!方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください。)

私の世代で終わらせない。
私の想いを後世につなぐこと、それが使命なのかな?と思うこともあり。

自身のパワーポイントから抜粋

そのためには

自身のパワーポイントから抜粋

東京や神奈川のみでジェンダー医療をするだけでは
ある程度の日本の地域はカバーできても、
「どこに住んでいても、ジェンダー医療を受けられる」という目標には達成できていないと思っていました。

そんなところに、ひょこっと現れたのがいだてんクリニック。

"いだてん"とは、仏法の守護神で、足の速い神様のこと。
「患者様に、はやく医療を届ける」
「必要な医療システムをはやく社会に還元する」という意味をこめて、この名前にしたそうです。

いだてんクリニックwebサイトから抜粋

患者様が困ったときには、できるだけ早く対応する。
困っている人たちのみんなの心のよりどころ、居場所となるように。
それがクリニックの理念と聞いております。

わたしのモットーです。



本日は無事に講演会を終えて一安心。
院長の吉田先生の発表は、とてもわかりやすく素晴らしかったです。
講演会のふりかえりも行い、1日が終了となりました。


西日本のジェンダー医療といえば、いだてん!

となるよう、いだてんクリニックとともに邁進していきたいと思います。

いだてんクリニックの受付です。
シンプルでかわいい。

自身で撮影

入口にあるロゴはスタイリッシュです。

自身で撮影

院長、お疲れ様でした!
QWRC(くぉーく)様、ありがとうございました。

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