今年もあと一か月 好きなものを心の支えにして乗り切ろう
頑張った自分へのご褒美にと注文してあった、格闘技選手の青木真也さんのオリジナルグッズのTシャツが昨日届いた。
めちゃくちゃ嬉しかった。
Tシャツには思いがけないオマケも同封されていて、さらに感激。
喜びすぎて夫に笑われるくらい、嬉しい日になった。
私が青木真也選手を知ったのは、青木選手がDDTプロレスに参戦するようになってから。
そして、DDT所属選手やゲスト参戦選手などたくさんの選手の試合を見る中でも特に青木選手のファンになったのは、今年に入ってから。
言うなれば、こんなふうに名前を出して語るのも烏滸がましいレベルの、超新参者ファンである。
でも、大好きだ。
好きという以上に、今は尊敬の対象だ。
もちろん、好きになったのは試合を見てから。
けれど、KO-D無差別級のベルト挑戦が決まってからのインタビューで一層興味を持ち、チャンピオンになってからの発言でさらにファンになった。
そして今は、青木選手のnoteでの言葉やそこから伝わってくる生き方、仕事への向き合い方に尊敬の念を抱くようになっている。
私が青木選手のマガジンの定期購読を始めたのは、9月だった。
以前から時々読んではいたのだが、定期購読を申し込んでからは、毎日欠かさず読んでいる。
それは、青木選手がトレーニングとリング上での闘いとの日々の中でも、毎日、1日も欠かすことなく自身の言葉でnoteを更新し続けてくれているということでもある。
それだけでも、凄いことだ。
しかも、どの投稿も、呟きではない。「毎日投稿」というnote上の実績を作るためだけに投稿されたような、内容の乏しい投稿はただのひとつも無い。
すべて、しっかりとした言葉であり、意思表明なのだ。
青木選手のnoteを読み終えると、いつも背筋が伸びる思いがする。
持ち場は違っても、自分もしっかり頑張ろうと思えてくる。
9月以降に更新された中で、個人的に特に好きなnoteを、いくつかピックアップさせていただく。
試合前の遠藤選手のインタビュー記事で泣き、試合を見て泣き、翌日のこれを読んでさらに大泣きした青木選手のnote。
あの日、青木選手が口にしてくれた「おれたちは強い」は、今年のDDTを象徴するキーワードだと思う。
そして、プロレスやDDT抜きに、心にぐさっと響いたnote。
有料部分を引用は出来ないけれど、このnoteの終わりに青木選手が書かれていた人と人との関係性の基本についての言葉を読んで、「こう思っていた人がここにもいた」とめちゃくちゃ嬉しかった。
こちらは、ファンの側として注意しなければとあらためて思ったと同時に、どんな職業でもプロであるならこうあるべきだと感じたnote。
私事ではあるけれど、ちょうど青木選手のこのnoteを読んだ時期に仕事で理不尽な要求をされていたこともあり、これを読んで励まされたような気持ちになった。
どんな業種であれプロとしての場では、お金を払うお客さんとお客さんではない相手との距離とはしっかり区別しなければと思う。プロとしての矜持を大事にしたい。
格闘技であれプロレスであれ、リング上での試合内容で評価されるものだし、試合が何より大切なのは言うまでもない。
けれど、今の時代、青木真也選手にしても、DDTの男色ディーノ選手にしても、リング上での試合で驚きや楽しさや凄さを見せてくれるだけでなく、noteという場で自分自身の言葉で丁寧に思いを発してくれるのは、本当にありがたい。
何より、試合を見てファンになった人が、自分にとって人間としても尊敬出来る存在だったと知ることが出来たのを、幸せに思う。
言葉は、諸刃の剣だ。
試合への期待を高めてくれることもあれば、言葉からその人の人間としての魅力が伝わってくることで、それまで以上に応援に力がこもることもある。
けれど、言葉の使い方を間違えれば、それまで築き上げてきた実績や信頼を一瞬で失うこともある。
その点、青木真也選手も男色ディーノ選手も、「言葉」に対して誠実だ。
真摯、と言ってもいいかもしれない。
そして、基本的にnoteでの情報発信を無料ではなく有料にしているので、コメント欄が荒れることも無ければ、一部だけを切り取って報道される恐れも無い。
ファンではない人が購入してSNS等で悪質な引用をする危険はゼロではないが、有料であることで、その可能性も低くなる。
それは、読む側にとってもストレスが無くて、嬉しいことだ。
これからも、書き続けて欲しい。
これからも、読み続けたいと思う。
プロレスからはたくさんの楽しさを貰ったけれど、個人的には様々な面で良いことも悪いこともたくさんあった2024年。
残すところ、あと一か月。
好きなものを心の支えにしながら、しっかり働いて食べて、元気に乗り切りたいと思う。