自分へのご褒美!金華あぶりしめさばは脂と旨味がとろける美味しさでした
2週間ほど前から残業続きだったのが、やっとひと段落ついた先週末。仕事の帰りに近所のヨークベニマルに立ち寄ると、石巻・渡冷の「金華あぶりしめさば」があった。
金華さばは、宮城県が誇るブランド鯖。宮城県石巻港の「金華ものブランド化事業推進委員会」が品質や体重、漁獲水域や漁法、さらには漁獲期間等の厳格なブランド基準を定めており、それらをすべてクリアしたものだけが「金華さば(金華鯖)」として出荷されている。
私も何度か食べたことがあるが、それはもう驚くほど美味しかった。旬の金華さばの美味しさを知って以降、缶詰やスモーク加工されたものなど金華さばの各種加工品も度々いただいているが、どれも美味しい。金華さばに外れ無し。
そんな金華さばの「炙り」の「しめさば」である。
絶対美味いに決まってる。
お値段は700円ほど。夫婦二人暮らしで1日の食費を1500円程度でやりくりしている我が家にとっては、日頃なら少々ためらうお値段である。
しかし、残業後の閉店間際のスーパーでは出会えなかった逸品でもある。今日を逃したら、またしばらく買えないかもしれない。
迷う。
しかし、そんな迷う私の脳裏をよぎったのは、他でも無い自分自身がつい先日書いたnoteだった。
値引きシールが貼られる前に。ためらうことなく颯爽と。
自分でそう書いていた。
ためらってる場合じゃないよね。
今は金華さばの旬の時期ではないが、加工品とはいえ金華さば。三陸の海に育まれた最高のサバには、三陸の漁師のプライドが込められている。それをほどよく炙り、さらにしめ鯖に加工した手間暇を考えれば、700円は妥当どころかむしろ安すぎるお値段だろう。
家計?
昨日まで残業続きだったではないか。
残業で頑張ったご褒美だ。
さぁ食べよう。
今夜はご褒美晩酌にしよう。
さぁ迷わず颯爽と買い物カゴに入れるのだ。
帰宅して早速いただいた。
美味しかった。
本当に美味しかった。
あぶったことでサバの脂がとろけるように浮き出て、その旨味が肉厚な身を包んでいる。ふっくらとして、それでいてきゅっと締まったサバを噛みしめると、脂の旨味、肉厚な身の甘みと旨味、そしてしめさばならではの程よい酸味とがじゅわーっと溶けあって、ジューシーな美味しさが口の中に広がってゆく。普通のしめさばよりも脂たっぷりなのにしつこさは無く、サッパリとしているので食べても食べても飽きが来ない。食べるほどにもっと食べたくなる危険な美味しさだった。
買って良かった。
そしてnoteで決意表明しておいて良かった(いやnoteに書いた秋のカツオの季節はまだまだ先なのだが)。
ちなみにこの日の晩酌メニューはあぶり金華さばの他、地元野菜コーナーで買ってきた古川(大崎)のスナップエンドウと矢本(東松島)のキュウリ、そして冷蔵庫に残っていたキャベツと卵、特売のはんぺんで作った「おかずお好み焼き」※。
全部美味しかった。
野菜も魚も、地元産のものを美味しくいただけるのは幸せだ。
宮城は、海の幸も、野菜も、美味い。
※ おかずお好み焼きは、サカキシンイチロウ様のnoteのレシピを参考にさせていただきました。とても簡単で美味しく、しかもヘルシーでおススメです。
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