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豊洲直送の福島のヒラメを東京の居酒屋でいただく

 先日、3年2カ月ぶりに東京に行ってきた。
 ここ数年は、県外に出かけても夕食は宿で、というパターンばかりだったのだが、今回は東京の友人おすすめの居酒屋へ。


 豊洲直送の美味しいお刺身や様々なおつまみを手頃な値段で提供してくれるので人気のお店とのこと。
 嬉しいことに、この日のオススメの中に福島県産のヒラメがあった。

豊洲直送!

 

 福島県では、「ふくしまの顔」となる食材11品目を「ふくしまプライド。」として、公式ホームページで紹介している。
 先の東京オリンピックで世界的に美味しさが知れ渡ったモモや、テレビでも話題の川俣シャモ等が紹介されているのだが、ヒラメもそんな「ふくしまプライド。」の中のひとつ。

福島県は全国でも有数のひらめ産地。黒潮と親潮が混じり合う栄養豊かな海で育まれた県産ひらめは、食味に優れ、首都県では「常磐もの」として高く評価されています。

福島県ホームページ「ふくしまプライド。」より引用

 常磐もののヒラメを東京の居酒屋でいただけるとは!
 しかも、豊洲直送!!
 東北在住なんだからわざわざ東京の居酒屋に来て東北の魚を食べなくても、という冷静な判断を「豊洲直送」というパワーワードが黒潮&親潮のような力強さで押し流してゆく。いや黒潮と親潮を見た事はないのだけれど。
 何はともあれ、即注文!!!


福島産・豊洲直送のヒラメ!!

 美味しかった!
 プリプリというよりコリコリ、という表現が合いそうな新鮮な食感と、噛むほどに口に広がるヒラメの旨味。
 勿論、地元(宮城)でも、福島に出かけた際に買ってきたり、地元のスーパーに入荷した際に買ったりしてこれまでに何度も食べている。常磐ものの魚の美味しさは、以前から知っている。
 けれど、それを「東京」の「居酒屋」で食べられるというのが嬉しかった。
 もっと言えば、格安とはいえ、単品のお刺身の中でもワンランク上のお値段が付けられていたことが、嬉しくもあった。
 やっとここまで来たんだよね、と。

 野暮なことには触れない。
 ただ、この12年間、誇りを失うことなく風評と闘い続けた方々に、心から感謝したい。
 常磐ものも、三陸産も、もちろん日本海側も、日本の海の安全が確認されていることは、もう十分に周知された。
 東京の居酒屋で、それを再確認出来たことが嬉しかった。


 このnoteをご覧の方々にも、福島県産のヒラメを是非食べて欲しい。食べて、その美味しさを実感して欲しい。
 今回私が食べたのはお刺身だったけれど、ヒラメは焼いても美味い。
 以前、福島県相馬市の「浜の駅 松川浦」を利用した際には、ヒラメだけでなく常磐ものの様々な魚の美味しい食べ方を紹介するブックレットが無料配布されていた(現在の配布状況は未確認)。
 

 また、「いわき常磐もの」公式サイトからは、レシピも記載された公式ガイドブックをダウンロードすることも出来る。


 さらに、先の「浜の駅 松川浦」をはじめ、福島県内の道の駅や観光施設に足を運べば、簡単に調理できる海産物加工品がたくさん並んでいたりもする。(写真が無くて恐縮だが、以前福島の道の駅で購入した加工品のヒラメのムニエルも絶品だった!)

 常磐ものの魚は、美味い。
 機会があれば、是非。


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