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石巻帆立茶漬けについて書いたら公式マガジンに選ばれました!

 9月10日に書いた「三陸産のホタテのお茶漬けが美味い!」が、このたびnoteの公式マガジン「#フードエッセイ 記事まとめ」に追加されたとの通知をいただいた。


 いつも書いていることだけれど、私はプロのライターではない。ただ、魚が好きで、魚を食べる人がもっと増えたらいいなぁと思いながら好きなものを紹介しているだけの一般人である。
 そんな私の書いた文章を多くの方々にお読みいただけること、さらにはこうしてマガジンに加えていただいて、ご紹介した美味しい食べ物・海の幸に興味を持っていただく機会を得られたことを、本当に嬉しく、ありがたく思う。

 多くの報道でもあるように、今は、三陸の漁師や水産加工に関わる多くの方々が厳しい状況に置かれている。
 いや、本当は、今だけではない。
 石巻や気仙沼をはじめ、三陸の港町の漁業・水産加工業は、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた。
 さらに、津波の被害を乗り越えて製造・出荷を再開して以降は、福島第一原子力発電所の事故に伴う風評を払拭するために、海産物をはじめとする食品の放射線量を測定し、その数値を公表して安全性をアピールしながら生産・経営をずっと続けてきた。
 営業再開直後からずいぶん長い間、宮城県の各メーカーの水産加工商品には、放射線量が測定済であること、その数値が安全であることが明記されていた。
 それは、北海道にいた頃からずっと、お取り寄せで三陸の海の幸を買って食べ続けてきた私自身が、よく知っている。
 この目で見てきている。
 無かったことにはさせない。
 三陸は、ずっと風評と闘ってきた。


 今回、石巻の水産加工品である帆立茶漬けについて書いた記事を、このタイミングで公式マガジンに加えていただけたことに、これまでの公式マガジン追加とはまた違う、特別な嬉しさと感慨深い思いをかみしめている。

 公式マガジンをお読みくださり、丸平かつおぶしさんの金華茶漬けシリーズに興味を持ってくださった方には、実際に味わっていただき、その美味しさを実感していただけたら嬉しく思う。


 また、国内外問わず、東北に足を運んで美味しいものを楽しんでくださる方々がこれからもどんどん増えてゆくことを願っている。
 それとともに、東北に限らず、全国各地の海産物の消費がもっと増えることを、心から願っている。

 今、大変なのは、東北だけじゃない。
 そして、美味しいものは、全国各地にある。

 あらためて、今回公式マガジンに加えてくださったnote運営スタッフの皆様、そしてお読みくださったすべての皆様に感謝します。
 皆様、ありがとうございます。
 これからも、よろしくお願い致します。



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