【フードエッセイ】石巻の明太子茶漬けが凄かった
日曜の朝は、久しぶりに石巻の【金華茶漬け】をいただいた。
このシリーズのお茶漬けは、我が家のお気に入り。「お茶漬けの素」の概念を吹き飛ばすような豪華なお茶漬けの数々は、これまでにもこちらで紹介してきた。
でっかいホタテがまるごと1個入ってる帆立茶漬けとか
鮭フレークじゃなく、鮭の切身が入ってる銀鮭茶漬けとか
かつお節じゃなく、かつおの切身が入ってるかつお茶漬けとか
どれも、飲んだ後の〆だの二日酔いの朝だのにさらっといただくにはあまりに豪華な、料亭レベルのお茶漬けなんである。ゆえにお値段も〇袋入って数百円とかではなく二食入りで1000円近くするのだが、内容からいえば妥当どころかむしろこれでも格安のお値段だろう。
そんな【金華茶漬け】の素晴らしさを度々noteに書いていたところ、このたび友人が金華茶漬けの詰め合わせをプレゼントしてくれた。
めちゃくちゃ嬉しい。Nさんありがとう。
というわけで、今回は詰め合わせの中に入っていた、これまで私も夫も食べたことの無かったお茶漬けをいただくことにした。
それが、こちら。
「石巻 明太子茶漬け」である。
明太子茶漬けといえば、お茶漬けの顆粒のお出汁の中に明太子のつぶつぶがたくさん入っているのが一般的だろう。
でも、なんせ、このシリーズである。
多分、明太子、つぶつぶの状態じゃなくまるごと入ってるよね。
私と同じ事を、夫も感じていたようだ。
「明太子、まるごと1本入ってるのかな?」
「これ、(パッケージのイラストに)3本描いてるから、3本???」
「いやそれはさすがに」
そんな会話を夫と交わしながら、包み紙を開ける。
と同時に、驚きと嬉しさに思わず笑ってしまった。
明太子の数、3本どころじゃなかった。
食べる前から大満足。
でも、大事なのは味!インパクトじゃないのよ美味しさなのよ!!
笑い過ぎて震える手で明太子の入った真空パックとお出汁の入った袋を開け、ごはんにかける。いや、明太子はかけるんじゃなく乗せる。
そして、お湯を注ぎ、実食。
「うんまぁぁぁぁぁ~いっ!」
夫婦揃って声が出た。
めちゃくちゃ美味い!
上品かつ濃厚なかつおのお出汁に、ゆずの風味とわかめの美味しさ。
そこに加えて、この明太子!
程よく焼かれた明太子は軽く齧るとぽきりと割れて、口の中でほろほろ解けてゆく。塩味と辛さのバランスもよく、絶妙な美味しさである。
数分で完食。
朝から大満足。豊かな一日の始まりになった。
石巻の金華茶漬けは、美味い。
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