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2024.5.12「DRAMATIC DREAM TOUR 2024 in MIYAGI」/宮城・夢メッセみやぎ西館ホール

 昨夜も投稿したが、5月12日はDDTプロレスリングの仙台大会を観戦しに夫婦で仙台市の「夢メッセみやぎ」に行ってきた。


 3年ほど前に私が北海道から宮城県に移住してきて以降、夫婦そろって地元でプロレスを観戦するのは今回が2度目(ちなみに初観戦は昨年1月のセンダイガールズプロレスリング仙台サンプラザ大会だった)。
 DDTは、昨年の両国国技館大会と福島県大会に夫婦で足を運んでいたものの、地元大会は今回が初観戦である。

 各試合の結果と大会の模様は、いつものようにDDTプロレスリングのオフィシャルサイトに掲載されたので、興味のある方は下のリンクから是非ご覧いただきたい。


 残念ながら昨日の試合に足を運ぶことが出来なかったという方々には、是非とも上のリンクからDDTのオフィシャルサイトをご覧いただき、お楽しみいただきたい。DDTのオフィシャルサイトは写真も充実していて大会の雰囲気が伝わってくるのが嬉しい。今回も素敵な写真が満載である。

 そして、冒頭にリンクを貼った私の昨日のnoteおよびこの先のやたらと長文の投稿は私の個人的感想日記に過ぎないのだが、会場観戦の楽しさが少しでも伝われば嬉しく思う。



オープニングマッチ 30分一本勝負 ☆彰人 & 高鹿佑也 vs ★大石真翔 & 納谷幸男(0分10秒 回転十字架固め)

 今回、我々夫婦が取ったチケットは正面と反対側の最前列。真ん中ではなく青コーナー側の選手たちが入場してくる通路に近い席だったので、選手入場の時点で彰人さんだ~!高鹿さんだ~!と当たり前のことに感激。
 次は、赤コーナーからの入場だ。
 「大石選手、ご家族来てるよね(注:大石選手の奥様は宮城県出身。Xでの投稿によればご家族は現在仙台市内に住んでいるらしい。)」
 「来てるよね。お子さん連れ多いし。どこかに大石さんのお子さんもいるんじゃないかな?」
 大石選手のXでの投稿を毎日楽しんでいる夫と私がそんなことを話していると、赤コーナーから大石選手が入場。
 リングイン!

 と同時に、彰人選手の奇襲攻撃。
 え?スリーカウント入った?入っちゃった???

オープニングマッチ・再試合 30分一本勝負 彰人 & ★高鹿佑也 vs ☆大石真翔 & 納谷幸男(7分29秒 ブルーダリア)

 爆笑からの、敗れた大石選手による謎の説得力あるアピールで再試合。
 高鹿選手への声援がめっちゃ多い上、彰人選手の攻撃は相変わらずえげつなく、でもそんな両選手を吹っ飛ばす納谷選手の超人っぷりが凄い。
 大石選手がピンチに陥るたびに励ます納谷選手の
 「お子さんが!見てるでしょ!!」
の叫びが、ドラマ「北の国から」の某ラーメン屋の「子供が!まだ食べてるでしょうがっ!!」のシーンと重なって個人的にツボ。さらにダメ押しのように松井レフェリーからも大石ファミリーのお子さんたちへの呼びかけが。
 リング上のやりとりに爆笑しつつ、でも後ろから大石選手のお子さんの声援が聞こえてくると、なんかしらんけど思わず涙腺が緩む。子供の声に涙もろくなるのは老化の始まりか。
 最後はきっちり大石選手がご家族に良いところを見せてフィニッシュ。
 めちゃくちゃ楽しかった。

第二試合 30分一本勝負 男色ディーノ&樋口和貞 & ☆平田一喜 vs クリス・ブルックス& ★正田壮史 & 須見和馬(0分12秒 ラリアットからの片エビ固め)

 我が家的メイン。何故なら、今回うちの夫はディーノ選手の入場時に挙手することを決めていたから。そのあたりのことは昨日のnoteに書いたので省略。(なお昨日のnoteは夫のプライバシー保護のため一部有料とさせていただきました。)
 そして、試合開始。
 なのだけれど、こちらも平田選手のラリアット一発で正田選手が沈んでスリーカウント。
 マジか!

第二試合・再試合 30分一本勝負 男色ディーノ & ☆樋口和貞 & 平田一喜 vs クリス・ブルックス & 正田壮史 & ★須見和馬(9分37秒 ブレーンクロー)

 二試合続けてまさかの秒殺に大笑いしていたら、ここからマイクを取って熱い言葉で再試合をアピールしたのが須見選手。
 勢い余って松井レフェリーへの暴言で場内大爆笑。
 そして始まった再試合。須見選手が先輩選手相手に無茶苦茶ともいえるやりたい放題の試合を展開してゆく。その様子を笑って見ながら、DDT観戦歴がDDTの歴史と重なっている我が夫が、
 「昔はね、平田さんが今の須見くんみたいな立ち位置だったんだよ」
と、感慨深げな表情で、しみじみと話してくれた。
 「そうなのかぁ。成長したんだねぇ。」
 「これからは須見くんがそういう立ち位置になっていくのかねぇ」
 「認められたんだねぇ」
 「若手がどんどん出てくるからねぇ」
 「ちゃんと活躍させてあげるの、すごいよね」
 「凄いことだよねぇ」
どこの保護者だよ、ってなそんな会話を夫婦でしていたら、リング上ではやりすぎちゃった須見くんがみんなにフルボッコにされていた(笑)。
 最後は樋口選手がきっちりお仕置き(笑)。
 いやもう二試合目にして笑い過ぎてお腹痛い。
 しかも退場時に男色ディーノ選手が我々夫婦の座ってた席の前を通る際に美尻を出して下さり、目の前で拝ませていただいて夫婦揃って大満足。ありがとうございました。

第三試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負 ☆ヨシ・タツ vs ★MJポー(10分42秒 片エビ固め)

 試合前、会場に見るからに全日本プロレスからずっとヨシ・タツ選手を応援していると思われる方々が何人も来ていて、これはヨシ・タツ選手への声援が凄いことになるかと思いきや、MJポー選手への女性ファンからの声援のほうが上回っていたのにちょっとビックリ。
 予想どおり、見ごたえのある骨太な試合展開。じっくり見入ってしまうためか、試合が始まれば会場が息をのんだように静かになっていた。
 歓声だけが、盛り上がりのバロメーターじゃない。これもまた良い試合だった。

第四試合 30分一本勝負 上野勇希 & ★To-y vs ☆秋山準 & 松永智充(12分35秒 エクスプロイダーからの体固め)

 試合前、リングインしたTo-y選手にいきなり「お前、泣いてただろ」と意地の悪い突っ込みを入れる秋山選手がもう、なんか、らしくて大好きって思ってしまった。(注:この大会前日に開催された神奈川・横浜ラジアントホール大会でのKING OF DDTトーナメント戦で、To-y選手はMAO選手に敗れて涙を見せた)
 会場の声援は圧倒的にThe37KAMIINAチームに向けられていたように感じたけれど、それをものともしない松永選手の強さと上手さと笑顔に一気にファンになった。
 若手が活躍する姿もいいけれど、中堅やベテランの選手が輝いてるのは個人的に嬉しいし感情移入してしまう。自分も頑張ろうと思う原動力になる。大袈裟じゃなく。
 嬉しい試合だった。

セミファイナル スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負 ☆遠藤哲哉 & 飯野雄貴 vs HARASHIMA & ★中村圭吾(16分42秒 変形ゆりかもめ)

 先にリングインした中村選手が何やらベルトを気にしていて、HARASHIMA選手も直すのを手伝ったり、レフェリーに何か話したり。
 遠藤選手、飯野選手がリングインしてからも、中村選手はベルトを気にしている。「ベルト壊れたんだって。安いの買うからだよ。」試合前の握手からコーナーに戻った飯野選手から、小声でボソッとそう伝えられた遠藤選手が苦笑する。
 「今の飯野さんの声、聞こえた?」
 夫に尋ねると、夫も笑ってうなずく。
 「こういうやり取りを間近で聞けるの、リングサイドならではだよなぁ」
 「ねー、後ろの席も全部が見えて嬉しいけど」
 「だよなぁ」
 夫婦でのんびりそんな会話が出来たのも試合前だけ。試合が始まればリング上のすべてにぐいぐいと引き込まれる。
 試合内容は、そりゃあもう大満足。
 昨日のnoteにも書いたけれど、この試合はもうどっちのタッグを応援したらいいか決めかねて結局どっちも応援しながら観戦していた。どうしても中村選手がつかまっている時間が長くなってしまってはいたけれど、やられまくった後にしっかり返してHARASHIMA選手にタッチした瞬間はぐっとくるものがあったし、その後のHARASHIMAさんと飯野さんのチョップ&キック合戦での「バーニング!」「ヨシ!」のやりとりには胸熱。
 最後は白石市観光大使の遠藤選手がきっちりフィニッシュ。
 試合後の4選手の姿にも泣けた。

昨日も載せたけど再掲

メインイベント The37KAMIINA vs DAMNATION T.A! 30分一本勝負 ☆MAO &勝俣瞬馬 vs 佐々木大輔 & ★KANON(24分13秒 居合いキックからの体固め)

 会場で観戦していると、MAO選手の声がもの凄く良く通るのが分かる。相手選手への呼びかけも、観客へのメッセージも、そして自分自身へ気合を入れるような言葉や掛け声も。試合中はマイクなんて無いのに、ひとつひとつの声や言葉がはっきり聞こえてきて、MAO選手のやりたいことが動きや技だけじゃなく言葉でも伝わってくる。これはMAO選手の武器だと思う。
 場外乱闘が目の前だったり、もはや定番となったキックボードでの攻撃(からの自爆)が座っていた席のすぐ近くの通路だったりの衝撃の連続で、この試合に関しては記憶が飛んでしまっているところもある。でも、むちゃくちゃ面白かったことははっきりと覚えている。
 あと、今更こんなことを書くのも恥ずかしいくらいに当たり前のことだけれど、佐々木大輔選手はプロレスが上手い。KANON選手もそう。上手くて強くて頭の良い選手じゃなければヒールは出来ないんだよな、とあらためて思った。


その他覚書(全体を通して)


・試合開始の声出しで遠藤選手から白石市大会の告知があった。見に行くか、とその場で夫と決めた。

・正面側じゃない席だったので、第二試合のクリスの平田さんメガネと樋口さんのディーノさんスタイルは残念ながら見られず。後で配信で確認したい。(カットされてたらどうしよう)

・メインの場外乱闘の際、樋口選手が身体を張って観客を守っていた姿に感動した。

・テレビですっかり有名人になったMAO選手のおばあちゃんが今回もご来場。お元気そうで安心した。

・退場時のアナウンスは中村圭吾選手。この日は母の日ということで、来場されていたお母様へのお手紙も朗読。ずるいぞ。貰い泣きするじゃないか。(涙もろくなったのは多分老化。きっと老化。)

・試合後のチェキで夫婦それぞれ男色ディーノ選手とツーショットを撮っていただいた。夫はディーノ選手のポロシャツを着ていたため思いっきりペアルックになっていた。ちなみに妻はバーニングTシャツ。でもDDTのバーニングじゃなく小橋建太選手のだったので申し訳ない。

・「いつもnote読んでます。安部忍です。」と自己紹介したらディーノ選手にめっちゃ恐縮されて嬉しいやらありがたいやら申し訳ないやら。でもやっぱり嬉しかった。


 とにかく、楽しかった。
 選手の皆様、スタッフの皆様はもちろん、大会にかかわった全ての方々に感謝したい。


 ちなみに、これで我が家的には今年上半期のビッグイベントがほぼ完了した感がある。
 さぁ次の楽しみに向けて、また毎日頑張ろう。



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