11月11日は岩下の新生姜の日
昨日X(旧ツイッター)を眺めていて初めて知ったのだが、今日11月11日は「岩下の新生姜の日」だという。
岩下の新生姜は、独身時代からお気に入りの一品。
そのまま食べて良し、料理のトッピングにも良し、豚バラ肉で巻いて焼けば味付け不要の手軽なおつまみの完成。
夫と暮らすようになってからも、度々食卓に上げている。
しかし、11月11日が岩下の新生姜の日だとは、恥ずかしながらこれまで全く知らなかった。
記念日の前日とも知らず、昨夜は一日フライングして岩下の新生姜をいただいていた。
キャベツの千切りとたまご、はんぺんだけで作るお好み焼き。仕上げのソースをいつもより少なめにして、かつお節とマヨネーズの上に岩下の新生姜のスライスをトッピング。
新生姜の酸味と爽やかな辛味が美味しい一品。
定番の豚巻きも美味しいけれど、お好み焼きにも合うなぁと再認識。
ちなみに昨夜の魚は石巻のメヒカリ。
たっぷり20匹入って税込みでも313円。1匹あたり15円。申し訳なくなるお値段である。
感謝しつつ、昨夜は塩水に漬けてから冷蔵庫の中で干物にしておいた10匹を焼いていただいた。
まだ水分が抜けきっていなかったので柔らかすぎて少々焼き辛かったが、そのおかげでふっくらとした身の優しい味わいを楽しむことが出来た。
メヒカリは、焼いても揚げても美味しい。
美味しい魚と地元食材、そして岩下さんの新生姜で、昨夜もささやかながら幸せな晩酌のひとときを過ごした。
意見の違いは、誰しもあって当然だ。
政治的な思想信条が異なる人がいるのは、むしろ社会が健全である証拠でもある。
そんな感情の齟齬や意見の相違の果てに、「ああいう人の作るものは食べたくない」と思う人が現れるのも、やむを得ないだろう。
思うのは、自由だ。
けれど、個人の感情を超越し、不買だの抗議だのを働きかけるのは、いかがなものか。
美味しくて安全な食べ物に対して、誤った正義感から不買運動を呼びかける人や団体に対して、私は怒りを覚える。
むしろ、そんな人達からは距離を置いてしまう。
肉でも魚でも野菜でも新生姜でも、美味しく食べられるのは幸せなことだ。
これまでも、これからも、私は、生産や流通に携わる方々に感謝して、美味しくいただく側でありたいと思う。