Grover Washington Jr. / Just The Two Of Us

今日のお題は、グローバー・ワシントン・ジュニアの「Just The Two Of Us」1981年シングルカットリリース

この「Just The Two Of Us」、邦題は「クリスタルの恋人たち」。
恐らく「I see the crystal raindrops fall」から歌詞が始まるからだと思います。

グローバー・ワシントン・ジュニアが1980年にリリースしたアルバム「Winelight」に収録された曲で、1981年にシングルカットされました。
作曲・作詞はビル・ウィザース、ウィリアム・サルター、ラルフ・マクドナルド。
ビル・ウィザースはこの音楽ブログでも書いたことがありますが、シンガーソングライターで、この曲のゲスト・ボーカル。まれに「あれ?この曲ってグローバー・ワシントン・ジュニアが歌っているんじゃないの?」と思われる方もおられますが、残念ながら吹き語りはしていません。

グローバー・ワシントン・ジュニアはアメリカのサックス奏者で作曲家で編曲者。「スムース・ジャズの父」といわれています。1999年に心臓発作で56歳の若さで亡くなっています。

※「スムース・ジャズ」とは何ぞや?ということですが、
ポップ・ジャズ、フュージョンをルーツに持つジャズ。小難しそうなジャズ(すいません、言葉悪くて)と違い、耳心地がいいのでテレビのBGMなどに使われます。「何となくオシャレね。ジャズっぽいわね。」という曲はそうかもしれません。(ざっくりとしてて分かりにくいですね(笑))

「Just The Two Of Us」でグラミー賞R&B部門を受賞。Billbord HOT 100でも2位という大ヒットとなりました。

その後、いろんなのアーティストにもカバーされています。
世界では、ウィル・スミス。日本では、久保田利伸、EXILEなど。
私の大好きな大阪在住のバンド「NEIGHBORS COMPLAIN」もカバーしています。

★「NEIGHBORS COMPLAIN」Just The Two Of Us → https://youtu.be/IFUhPnqgWsM

(ちなみに私もギター弾き語りのトリオで演奏しています。動画はさておき。)

この曲の内容は、なかなか意味が深く('Д')
単に「君とならできるはず」という女性をくどく熱い恋の歌
、、、かと思いきや!
読み進めていくと、どうも「かなわぬ恋」の歌っぽい。
男性がパートナーがいる女性に「ぼくといっしょに・・・」と一生懸命にくどいている話みたいです。

この曲の歌詞の大半がビル・ウィザースが書いたとしたら、概ね納得できるような気がします。というのもビルの曲に”女性に未練を残す男性”的な曲が多いので・・・(-ω-)/

ううむ。
キレイなメロディに素敵な歌詞。
内容は複雑???
名曲に深い意味あり!ですね!(^^)!

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