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コロナレポート

まさか私が、、と思うほどは、もはや遠い世界のものではなく、いつかは体験するんだろうと、どこかで意識して、色々な体験記にアンテナ張って我が身になった時どう対処するかシュミレーションしておりました、コロナ罹患。ガンの時は、なってみてから遅ればせながら沢山の方の体験記を読み漁りました。最悪のケースへの覚悟、冷や汗ものの綱渡りでどうバランスをとったか、何が大切で何が救いとなったか、自分の身に起きてみないと分からない感覚などを、追体験できる体験記。今回、この数年、世の中の全ての人の目の上のたんこぶだった、コロナというものを体験したので、記録しておこうと思いました。でも、最初に書いておきますが、幸いにも軽症でした。

2022年1月26日(水)発症。朝目覚めると、鼻奥と喉に軽い痛み。俗に言う、喉のイガイガ、風邪の引き始め。通常なら、あ、やっちまった風邪引いたナ!って感じです。熱は、やや微熱37.1。その日は、友達のライブに顔を出す予定でしたが、このご時世、風邪でも何かと周りにご迷惑をおかけしてしまう為、ドタキャンの断りを入れて様子見で自粛。近所へ食料品の買い出しなどして、市販の風邪薬を飲み、自宅でゆっくりマッタリして早めに就寝。

1月27日(木)朝目覚めると、喉鼻奥(上顎から食道辺りまで)の強烈な痛み。全身筋肉痛。熱は37.7。鼻水、痰や咳などは無し。水を飲み込むだけで、イテテテ。消化に良い優しい食事ですら、悶絶。近隣のPCR検査対応の病院を探して、三軒ほど電話問い合わせ。どこの病院も、受付対応がひっ迫してるのか、音声ガイダンス。一軒は、最終的に受付につながらず、直接ご来院くださいとの事。コロナ疑いがあるのに、行っていいものか分からないので、他二軒に電話。音声ガイダンスで番号を押して、進むと受付につながったので、『風邪っぽいのですが、ご時世的にPCR検査をしてみたいのですが』と伝えると、『濃厚接触者認定されていると、お受けできないのですが、認定されていますか?』と言われました。されていません、思い当たるフシもありません、ただの風邪かもしれませんと答えると、『それでは、お越し下さい、ただ保険診療の場合、検査結果が3日後になります事をご了承下さい。早めに知りたい場合は、他院にて有料で一万円強で対応しています。ご希望でしたら、ご紹介します』との事。もう一軒も全く同じ返答でした。マニュアルが確立しているんでしょうね。早めに分かろうが、3日かかろうが、どちらにせよ症状がある内は、周りへの配慮として予定を全てキャンセルして自主隔離するつもりだったので、近い方の病院へ向かい保険診療でPCR検査とインフルエンザ検査を受けました。その場でインフルエンザ陰性。普通の風邪用の抗生剤と胃薬、痛み止めロキソニンと喉の炎症にトラネキサム酸、アズレンうがい薬、トローチを処方され、隣の薬局で、他にお客さん誰もいないのにポツンと1時間待たされて薬ゲット。ヘロヘロで、最低限の買い物をして、えっちらおっちら帰宅。午前中に家を出たのに、帰宅は16時近くって。熱は38.0。ハチミツレモン紅茶を悶絶しながら飲んで、ご飯作って無理矢理食べて、薬飲んで撃沈。夜中、汗だくで起きたり、空咳で起きたり。熱は38.1〜37.8。

1月28日(金)朝6時前に咳で起床。熱37.5。薬を飲むために無理矢理食べて、すぐにまた寝る。お昼に再び起床。熱37.2。何故か、ものすごく身体がジャンクフードを求める。マックとか、ポテチとか、宅配ピザとか、普段あまり敢えて食べようと思わないのに、ものすごく食べたい。身体が、カロリーを求めているのを感じる。5年ぶりとかに宅配ピザを頼んでみる。そして、ひと口食べて、喉が痛くて悶絶拒絶。舌と胃は熱いチーズと油とベーコンと化学調味料を求め、喉は『ふざけんなぁー!殺す気かー!』と悲鳴を上げる。身体が喧嘩しているのを感じながら、太りたくないよぅと脳はメソメソ。身体がバラバラになる感覚。Netflixで呪術廻戦を観て現実逃避しながら、とりあえず食べる。薬の為に。

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テト様が『に゛ぁ〜』と騒ぐので、行けば、足が麻痺しているため転がったまま自力起きられなくてノタノタ暴れていた。不謹慎だけど、、か、わ、い、い。汚れたシーツを変えて、あったかタオルで体を拭いてあげて、オヤツあげて、足をマッサージ。子猫達とも遊んで、オヤツ。和む。和んで少し元気になったので、2月20日のLiveフライヤーを作って、noteを書いていたら、熱が上がって頭痛がして来たので(多分頭使ってちえ熱プラス)再び寝る。たまに空咳で起きる。熱は37.5〜37.0を行ったり来たり。夜起きて、また無理矢理ピザの残りを食べて薬飲んで、寝る。

1月29日(金)朝6時前起床。熱37.3〜36.8。喉の痛み和らぐ。痛い部位が、段々と上(食道辺りから、鼻に抜けるようなイメージで)に移動している。相変わらず、鼻水や痰はない、乾いた痛み。食べて薬飲んで、寝て、起きて洗濯して、予定のキャンセル連絡などを関係各所にLINE。熱が下がってきたので体力的には楽で、ジャンクフードなどを身体を求めることはなく、野菜スープや鍋などで心穏やかに、デトックス。寝る前にハチミツレモン紅茶を、ハチミツレモンハーブティーにすると、空咳もなく良く寝れました。

1月30日(土)楽しみにしていたLiveをキャンセル。熱37.1〜36.7。喉の痛みは、鼻奥の痛みになり、少しずつ空咳が治まり、鼻水、くしゃみに移行。あ、排出のターンに入ったのかな?という感じ。PCR検査結果を待てども中々来ない。夜になってから、陽性連絡。予定のドタキャン相手にのみ知らせていたコロナ疑い、正式に陽性者になったので、SNSなどで公表。この時点で、もう小康状態。たくさんの皆様から、労わり、応援、励まし、食料品ある?などなど、お心遣いをいただきました。ありがとうございます。でも、もう大丈夫です。

1月31日(日)熱37.0〜36.5〜37.2〜36.8熱が上がったり下がったり、測るたびにウロウロしている。くしゃみと鼻詰まり。喉はほとんど痛み無し。保健所から電話。ショートメールでアプリURLを送りますので、登録して、体調レポートを発症日に遡って毎日書いて、隔離解放日までお過ごしください、と長いマニュアルを読み上げるのを、はい、はい、と大人しく聞く。忙しい中、お疲れ様です、大変ですねぇと労わりの気持ちは、伝えていたら長くなり、ひっ迫してるのに、時間の無駄になって迷惑になりそうなのでそうなので、黙って聞く。そして、送られてきたURLは、cocoaさんで、色々入力して登録ボタンを押したら、使用実績が一定期間ないので登録できません、登録しても他の人との繋がりが確認できないため、登録しても意味がありません、みたいな感じで弾かれました。何のための、1時間。何のためのアプリ。濃厚接触者の動きを封じるためだけのアプリなのでしょうか。コロナ罹患レポートデータベース的な要素は不要なんでしょうか。

2月1日、本日。cocoaさんとは別のアプリが、立て続けに5件(同じ内容)とっ散らかっている現場に、思いを馳せながら、登録。今現在の体調の記入のみ。体調悪化した時は、再び記入し直して、第二第三と更新する形で、保健所に自宅療養者の体調を報告するためのアプリ。そして、先ほど、保健センターなる所から、アプリ登録についてリサーチと体調確認の電話。cocoaさんは登録できず、もう一個は登録した旨、体調回復についても現状を伝えて、おわり。

幸いにも私は、軽症で済みそうです。年齢関わらず、相性とかあるんでしょうね。若くても重めな人は、重め。呼吸困難とか肺炎とか。私より若くて、健康的な人でも、私より長引いていたり。私より遥かに年上(70代)で、同じ日に発症して、熱がちょっと出ただけで、特に症状もない人がいたり、、、。イメージだけで語ったり、テレビの中の誇張された情報だけを頼りにするのではなく、リアルな情報を得る事は、事実は小説よりも奇なりです。体験記を、軽いのも重いのも問わず、記録しておく事の大切さを改めて感じました。

他の人の体験記や、インタビューしてまとめてあるものを読んだり、それを自分の身にいつ起きてもおかしくない事として、追体験したり、心の準備をしたり、シュミレーションしておく事が、うがい手洗いと同じくらい大切なのではないかと思います。色んな体験記を目の当たりにしていても、実際に体験すると、突風の如く消し飛ぶのですが、追体験し学んだ事が、心構えや咄嗟の時の杖となったりします。

今回の私の体験記は、症状も軽く、何の役にも立たないかもしれません。役に立つとしたら、ハチミツレモンハーブティーを飲むと咳が楽になり、リラックスして深く寝れる!くらいでしょうか。あと、始まりは悶絶するくらい辛くても、必ず快方に向かうという安心感、くらい。

それでも、そんな例もあるという一つとして記しておこうと思いました。


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思想や考えも、色んな雑念や思い込みに感染します。いつもクリーンに脳内を保ちつつ、リアルな情報を参考に、今できる事、目の前の事に真摯に向き合い一つ一つクリアにしていく事が、闘病にも人生にも、シンプルにそれが一番大切なのではないかと思います。


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暇を持て余し、爪を全て違うネイルラッカーで塗ってみました。隔離解放日は、2月5日です。あと4日、三味線練習したり、2月20日のLiveの準備したり、来週からの予定を考えて、Netflix様と共に穏やかに過ごしたいと思います。

ご心配いただいた皆様、温かい言葉をたくさん、誠にありがとうございます。

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歌う漫画家流し 荒木ちえ
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