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僕の昔話

むかしむかし、
悪夢の中にいるとき、
誰かに助けてほしいとは
思わなかった。
誰にも見られたくなかつたし、
ホントは苦しさを
問診票なんかに、かいて
若い看護師に読まれたくもなかつた
ただ、クスリは
とてもとてもとても欲しかったので
医者にいきました。

励まされたら
たぶん、気持ちはありがたくても
人と対面する、話す事が
相手に自分がどう見えるはずだから
こうしなければ、変におもわれる。
だから、こうしなければ、。そんな
考えの、気持ちの堂々めぐり、無限ループに耐えられなくなって、勝手にパニックになって、にげていたはずと思う。

コンビニの会計でも、ATMでも
後ろに並ばれると、ドキドキして
焦る。
人との関わりに緊張して、
耐えられなくなって、冷や汗がでて
喉がつまる。
ただ無遠慮にちかずいてくる
動物は救いになりました。
あと歌うことも。
家や、クルマの中で
声を出す。
その時は、人とコミュニケーションする
訳ではないから、緊張しないし
安らいでました。

朝が来るまでの夜は
眠れる事の嬉しさ
その反面、後何時間で日常がはじまる。
という絶望との綱引き。

毎日毎日、延々と一人で
運動会してました。
消耗するばかりで、
勝敗のつかない
綱引き。
でも、もう僕の運動会は
おわりました。
めでたしめでたし。

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川崎とーちゃん
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