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ワンコの足のはこびで散歩の乗り気がわかるよ
肉球で地面を叩くような歩き方は
あまり気乗りしないときの
歩き方
足を着けるより、
足を上げる感じでヒョイヒョイと
マリオネットの足みたいに
跳ねているときは
楽しい散歩の兆し
たまに片足上げたまま
僕を見上げる。
、「まだ帰らないよね」
うん、帰らないよ
安心したように、テッテッテと歩きます
、「こっちいきたいよ、」
いいよ、行こう
、「チョンチョン、」
鼻先でつつくのは、抱っこか走ろう
にっこにこ、でリード引っ張りだしたから
走ろうだね。
、「行こう!、」
ネバーエンディングストーリーのファルコンみたいに、アスファルトの空を泳ぐ、アンジー (疾)
はやーい、はやいぞ〜アンジー!!
アンジーは「とーちゃん、ボクが引っ張てあげるから、もっと速くー」とパタパタ走る走る!
僕は、力強くアスファルトをカエルのように蹴って走るアンジーくんにリードで引っ張ってもらって、どうにか追いすがる。
走る速度は楽しさのメーターだと僕は思う、
チビッコファルコンは速い
いつか、たくさんのワンコ達と青い草の匂いのする場所で、力強く地面を蹴って走る姿を見たいなと、引っ張られて全力疾走しながら思う。僕じゃ遊び相手に役不足だ。
大きなワンちゃんや、コロコロしたワンちゃんや、ネコがいても、ウサギがいても、子豚がいてもいい、みんなの体力で青草をなぎ倒すのを見てみたい。
、、、アンジー!!
はやいなー!! ガンバれー!!!
引っ張られてる僕だけど、
思わず言ってしまった
もっと行け〜!!!
頑張りました、とーちゃん
アンジー、とーちゃんもう走れない〜
こっちを振り返り
「ゆっくりいく?、」とアンジーくんが
言った、
うなずいたら、リードを緩めて僕の横にきた
アンジーくん。
「疲れたー?とーちゃん、」
うん、ヘトヘトだよ〜
トコトコ、歩き始めた。
でも、お家が見える角を曲がると、
、「お家だー!!」 はしるぞー
もう、危険がない場所だから、リード離すとリードを鯉のぼりみたいに躍らせて
家への階段を駆け上がる。
僕は、階段の上からアンジーくんが、振り返って門扉を開けるのを待っててくれる、この時間が僕は大好き。😊
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