あと「1年半」
あと1年半。このメンタル状態で日々の業務に当たると
嫌な事、辛いなって思う事が和らぐ。
特にココ最近は。人間、心の持ちようだなと感じる日々である。
今回は、少しジーンときた、かつこれからについて少し描いてみることにする。
この間、4つ年上の姉から電話が来た。べろべろに1人で自宅で酔って、「暇だったから」という理由でかけてきた。
姉とは仲が悪かった。小さい頃、喧嘩しかしてない。お互い、棘のある言葉しか発してなかったからだ。今考えるとどれもくだらないけど、意地が凄い強かったからだろう。
そんな姉ともお互い社会人になり、離れると自然と仲が良くなり、今はこうして電話して、お互い仕事の事、プライベートの事を話すが、まあ〜話が長い。
そりゃ酒が好きな理由もわかる。要点がまとまってない上に内容薄っぺらいから、結局、話の論点を見失い、寝落ちし、会話の内容の大半は覚えてないという大物っぷり。
その話の中にこれは中々、親には言えない家族の話になった。
「教養がない。」と社会人になって気づいたらしい。1年目、自分も嫌という程、感じた感覚を姉も感じていた。人としての礼儀作法や佇まい、言葉遣いなどを指す。身についているとばかり思っていたが、全然身についていない。または間違ったものが身体に染み込んでいた。
両親には感謝しているが、世間体を気にする人達では無い。だからか?そういう教養を学んだ記憶がない。特に教養は家庭で教わってるかどうかで全然変わってくる。
特に整骨院で働いていると言葉遣いなど曖昧というか
やはりフランクになる為、勉強しても使う場面が限られる。
そんな姉弟の会話で盛り上がった後、姉が
「いつか事業するのいいかもね?てか、やろうかな?」
と急に話が変わったのだ。
姉はいつか自分で事業をしてみようかとぼんやり考えているみたいだが、どうやら、俺の知恵もいると、もちろん、目処も明確なプランもない綺麗事だろうけど、
その話の中、自分の現状を照らし合わせた。最近、自分が懸念している「社会人としてやっていくスキル」
があまりにも無いことに気がついた。
鍼灸という立派な資格は手にしたが、その資格もフルで活用出来ていないのも事実。また同期やその下の学年の人達よりも実力差は歴然。その時、環境変えるという意味、新たな挑戦という意味でも「転職」という二文字が改めて頭をよぎった。
そんな事考えていたら、またいつの間にか家族の話になり、「姉ちゃん、一人っ子やなくて良かった。」
「あんたがブレずに大人になったんやな。良かった。」
と、そんな台詞を吐いた。
姉弟だからこそ、共有出来る事、生きていた環境は同じだから、外を知るとやはり同じ事を感じるところ。家庭環境的にどちらかが、グレてもおかしくないが、お互いちゃんと働いているところ。
こればかりは俺のおかげというより、両親に言うべきだが、照れくさいのだろうな。
でも、俺も姉を観て、多くの事を学んでいる。
社会人となった今、尊敬できる人の1人である。
これからどうなっていくのだろうな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?