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yuyuyu_neko
「雑談と人生のデザイン」について
雑談が好きだ。というより、雑談を面倒くさがる人とはちょっと距離を置きたくなる。雑談は無駄に見えるかもしれないが、人生のデザインを変える魔法みたいなものだと思っている。
たとえば、たまたま隣に座った人と「このカフェ、いい雰囲気ですよね」と話したら、その人が実は面白い仕事をしていて、「じゃあ一緒に何かやりませんか?」と話が広がることがある。こういうのって、雑談を面倒くさがってたら絶対に起きない。もちろん、すべての雑談が成果を生むわけではないけど、それでも「成果」だけを求めて雑談するのはなんか違う。雑談は、結果を求めないからこそ、純粋な行動として価値がある。
雑談って、相手の「自分でも気づいていない思考の端っこ」を引き出す作業に近いと思う。お互いの引っかかりをぽんぽん投げ合うことで、意外なところに飛び火する。そのプロセスが楽しいし、結果として新しいアイデアや視点が生まれることがある。
人生の大半は計画通りにいかない。むしろ「計画外」の部分のほうが多い。雑談は、その計画外の部分を楽しく過ごすためのスキルだと思う。だから、雑談を面倒がらず、むしろ楽しむことで、計画にない「おまけ」の人生が豊かになる気がする。
だから、雑談を増やそう。たとえそれが「無駄」っぽく見えても、雑談が作る未来の可能性を信じる価値はある。