見出し画像

Ingress Kythera Anomaly

この文章では2022年4月から6月にかけてIngressというゲームで行われるKythera Anomalyというイベントについて記載する。
意訳・補足をしているため直訳ではない(日本語フォーラムを参照のこと)。

バトルビーコンやバトルごとの点数計算はKureze Effectと同じため、そちらの記事を参照。今回はバトルの点数のイベントスコアへの反映が異なる。

バトルビーコンについては以下の記事を参照。

2022年4月から6月のイベント

以下が予定されている。

詳細はKythera以外は以下に書いてある。詳しい情報が公開されるごとに更新する。

FAQ

2022/5/19にFAQが公開されました。

Q: 選ばれた10都市でのオーナメントは何を意味するか

他の地域のオーナメントと同様にイベントの対象地域のだいたいの場所を表している。シャードもこの地域と想定して良い。

Q: シャードのスコアはどうなっているのか

それぞれの陣営がターゲットに入れたシャード1つあたり1点。最大13点。ターゲットに入らなければノーカウント。

フェーズ1

アナウンス

フェーズ1について2022年3月30日にアナウンスがあった。

Kythera Anomalyが4月から6月にかけて開催される。Kureze EffectでENLが勝ったため、KはENLになることを選択した(訳者注: 代名詞はtheyで、中性なのか複数なのかわからない)。だが、陣営にかかわらずKytheraについての調査を手伝ってほしいと言っている。

Kythera Mechanismとは何なのか?Antikythera Mechanismは「存在すべきでない古代のコンピューター」である。一般的には天体の動きや蝕を予想するのに使われた初のアナログコンピューターとして知られている。Antikythera Mechanismのようなものは古代にもっとあったと考えられる。対になるものが存在したのだ。

この3ヶ月間でKythera Mechanismは何で何の目的があるのかを再発見しようとしている。ENLが勝てばKはKythera Mechanismを使おうとするし、RESが勝てば破壊しようとするだろう。

Kythera Anomalyの間、フェーズごとに100の地域でポータルネットワークの不安定化が観測される。複数フェーズで同じ地域が不安定化することもありうる。

フェーズ1は日本時間2022/4/15(金) 20:00から2022/4/18(月)20:00までで、17日(日)に最高潮に達すると予想されている。

フェーズ1の対象ポータルにはオーナメントが付く。NIASection14は現地時間2022/4/17(日)14:30から17:30までの間にRBBをデプロイする。エージェント各位におかれてもRBB/VRBBをデプロイして調査に協力してほしい。

幸運を。

NIAがすること

今から2022/4/15 20:00までの間、対象ポータルにオーナメントを付ける。
現地時間2022/4/17 14:30〜17:30に対象ポータルにNIASection14がRBBをデプロイする。14:30からデプロイが始まり、14:40にバトルが開始される。3時間の間に最低一回は休憩がある。3時間の間に同じポータルにRBBが複数回デプロイされることもある。

スコア

最終スコアは各フェーズの合計で決まる。
各フェーズで100の地域が選ばれ、各地域ごとに13点がNIA RBBのバトル結果に応じてイベントのスコアに配分される。バトルの結果は攻防の激しさに応じて6つのカテゴリに分けられ、それぞれ 1-2-3-6-7-8 の重みになり、チェックポイントで得られたポイントに掛けられる。
このポイントの地域全バトルの合計の比で13点を配分する。例えばENL 42ポイント, RES 21ポイントの場合、ENL 13*42/(42+21)=9, RES 4がイベントスコアになる。
(筆者注: これはKureze Effectとの差であり、活発さの差によらず、イベントスコアとしては1地域13点になる。なお、配分は四捨五入らしい。)

エージェントデプロイのVRBB/RBBは全世界の全バトルのポイントの総計で260点を配分する。例えばENL 305,752 vs 317,323 RESになった場合はENL 128:132 RESと配分される。

フェーズ2と3はフォームからの応募から10ヶ所ずつ選ばれ、これらの地域は1地域26点を配分する。

https://forms.gle/id3vFqXQ1MuEj95E8

5月分は4/24までに、6月分は5/29までに応募のこと。

結果発表

中間結果はNews Feedとフォーラムで行う。
フェーズ1の最終結果は終了後24時間以内にNews Feedとフォーラムで発表する。

Kytheraメダル

アノマリメダルは期間中、3フェーズ合計BBに10回参加すれば得られる。
参加回数はKythera Anomalyという実績に表示される。

また、2015 Klueメダル限定ロードアウトキットが30,800 CMUで販売される。KlueメダルとRBBが10個のバンドルでKureze Effectのような(RBB以外の)VRアイテムはない。

(訳者補足)
2015 Klueメダルは2015年11月14日のドイツのHamburgで行われたAbaddonアノマリーのレア以上のチケットを購入すると得られた、それこそレアなメダルでした。プライマリと呼ばれるアノマリの主要開催都市ごとにメダルがありました。
過去には戻れないので、新たに始めた人がレアなメダルを得られる機会である一方、レアなメダルの販売には複雑な思いを抱くエージェントもいるようです。
Abaddonといえば、2015年12月12日に沖縄でも開催されました。プライマリです。メダルはADAでした。

XM Profilerとの関連

News FeedでXM Profilerへの言及があり、Antikytheraについて記載された情報へのリンクがある。どうやら天体観測器具か何かのようだが…

4/1に湧いたシャードとの関連?

4/1に大阪・東京を皮切りに世界中にシャードが出現した。
KのSIGINTにKythera Mechanismの欠片の記述がある。何か関係あるかもしれない。

I believe that fragments or pieces of the Kythera Mechanism are out there, waiting to be discovered
and that finding them might help clear up the mystery around the Kureze Effect, and what happened to Dr. Kureze

KのSIGINT

途中経過

日本時間2022/4/16 20:00現在
エージェントデプロイ Battle Beacon:
ポイント: ENL 66,352 vs 66,592 RES
スコア(260点をポイント比で配分、現状の見込み): ENL 130 vs 130 RES

NIAデプロイ Rare Battle Beacon:
ポイント: ENL 0 vs 0 RES
スコア(1地域13点をポイントで配分): ENL 0 vs 0 RES

日本時間2022/4/17 23:00現在
エージェントデプロイ Battle Beacon:
ポイント: ENL 147,214 vs 156,999 RES
スコア(260点をポイント比で配分、現状の見込み): ENL 126 vs 134 RES

NIAデプロイ Rare Battle Beacon:
ポイント: ENL 18,420 vs 10,113 RES
スコア(1地域13点をポイントで配分): ENL 185 vs 101 RES

合計: E: 311, R: 235

日本時間2022/4/18 10:00現在
エージェントデプロイ Battle Beacon:
ポイント: ENL 181,227 vs 195,932 RES
スコア(260点をポイント比で配分、現状の見込み): ENL 125 vs 135 RES

NIAデプロイ Rare Battle Beacon:
ポイント: ENL 43,522 vs 41,525 RES
スコア(1地域13点をポイントで配分): ENL 699 vs 588 RES

合計: E: 824, R: 723

最終結果

エージェントデプロイBattle Beacon:
ポイント: ENL 198,882 vs 215,633 RES
スコア: ENL 125 vs 135 RES

NIAデプロイ Rare Battle Beacon:
ポイント: ENL 43,267 vs 42,262 RES
スコア: ENL 700 vs 600 RES

合計: E: 825, R: 735

地域ごとの結果

Kからメッセージが届いた。

Who am I?
Invested. Audit. Crop
1 in a qubit, 2 in a quantum system, but 0 in Kythera.
I speak without a mouth.

フェーズ1の結果

後述のストーリーの通り、上記のメッセージの意味はKLUEであり、Niantic Projectを調査していたKlueのことを指していると目されている。

フェーズ2

2022/5/7 22:00頃にオーナメントが点灯しました。5/10にアナウンスがあった。

アナウンス

フェーズ1との差分を主に記載する。

5月も各所で異変が見られるが、今回研究者たちが影響の一部を選ばれた以下の10の地域に集中させた。

  • Shizuoka City, Shizuoka, Japan

  • Dubai, UAE

  • Denizli, Turkey

  • Kraków, Poland

  • Stuttgart, Germany

  • Cambridge, UK

  • La Plata, Argentina

  • Grand Rapids, MI, USA

  • Midland, TX, USA

  • Tapachula, Chiapas, México

フェーズ2は日本時間2022/5/20 20:00〜5/23 20:00までで、5/21に最高潮に達する見込みである。

NIASection14はフェーズ2のNIA RBB対象地域にオーナメントを付け始めている。現地時間2022/5/21 14:30-17:30までの間、NIA RBBをデプロイする。Kの調査のためにバトルに勝利してほしい。

加えて、2022/5/21 14:30-17:30の間、選ばれた10の地域では集中させられたエネルギーが濃縮されシャードになる。ターゲットポータルが出現するのでそこに運んでほしい。
(4/1にあったシャードの出現はこれの予行演習だったのだろうか)

日本時間2022/5/20 20:00〜5/23 20:00の間、異変がはっきりと起きている地域でなくとも、エージェントはRBB/VRBBをデプロイして調査に協力してほしい。

幸運を。

NIAがすること

  • フェーズ2開始まで対象地域にオーナメントをつける

  • 現地時間2022/5/21 14:30-17:30の間、RBBをデプロイする。14:30からスキャナで確認でき、最初のチェックポイントは14:40から始まる。

  • 3時間の間、少なくとも1回は休憩がある。

  • 同じポータルに複数回RBBがデプロイさせることもある。

  • サイクル2022.20(日本時間2022/5/21 17:00、NIA RBB中)開始時のポータルスキャンメータ(サイクル中、のべ7回スキャンするとサイクル完了時にRBBがデプロイされる)によるRBBがBBのスケジュールに影響を与えるかもしれない。

シャードが出る10の地域では以下のようになる。

  • 14:30 両陣営のターゲットが現れる。

  • 14:40 13のシャードが現れる。

  • 14:50 シャードが動き始める。リンクの両端のポータルレベルが4以上のリンクに沿って、約10分ごとに動く。

  • 17:20 頃、シャードが最後の移動をする。

  • 17:30 ターゲットが閉まる。

シャードの動き

  • シャード、ターゲットの見た目は公式ページを参照のこと

  • シャードは決められた地域内に現れるが、移動はその地域に限られない。

  • シャードは25分移動できなかった場合近くのポータルにランダムに移動することがある。

  • シャードは条件を満たしたどのリンクでも約10分に一回移動できる。ただし直近25分以内にいたことがあるポータルには戻らない。複数の条件を満たしたリンクがある場合はいずれかのリンクで移動する。同一ポータルに複数のシャードがあった場合、それぞれ異なるリンクで移動することができる。

  • 不正行為によるものと認められた場合はシャードは元の位置に戻されることがある。

スコア

フェーズ1と同様だが、シャードは1つ自陣営ターゲットに入れると1点になる。

エージェントデプロイのBBについてはフェーズ1と同様。ポータルスキャンメータ分はエージェントデプロイ分としてカウントされる。

結果発表

フェーズ1と同様。

Kythera メダル

フェーズ1参照。

6月の開催地域への応募は以下から5/29まで。

https://forms.gle/id3vFqXQ1MuEj95E8

安全に。

途中経過

5/21 7:00時点
エージェントデプロイ:
ポイント: E 7,812, R: 6,973
推定スコア: E: 137, R:123
最終スコア: ???

NIAデプロイ:
ポイント: E: 0, R: 0
推定スコア: E: 0, R: 0
最終スコア: E: 0, R: 0

シャード: E: 0, R: 0

5/22 8:00時点
エージェントデプロイ:
ポイント: E: 82,550, R: 94,558
推定スコア: E: 121, R: 139
最終スコア: ???

NIAデプロイ:
ポイント: E: 40,013, R: 33,305
推定スコア: E: 701, R: 573
最終スコア: ???

シャード: E: 69, R: 51

総計
E: 891, R: 763

5/22 22:00 時点
エージェントデプロイ:
ポイント: E: 97,535, R: 110,036
推定スコア: E: 122, R: 138
最終スコア: ???

NIAデプロイ:
ポイント: E: 41,011, R: 33,893
最終スコア: E: 721, R: 579
シャード: E: 69, R: 51

総計
E: 912, R: 768

最終結果

ENL勝利
総計 E: 912, R: 768

エージェントデプロイ:
ポイント数: ENL 119,092 vs 134,879 RES
最終スコア: ENL 122 vs 138 RES

NIAデプロイ:
ポイント数: ENL 41,011 vs 33,893 RES
最終スコア: ENL 721 vs 579 RES

シャード:
ENL 69 vs 51 RES

上記が日本語になって、かつ、英語原文を読みたい場合は以下で読めるはず。

地域ごとの結果。

また、Kからの情報。今度は何を意味しているのでしょうか。

RENTCDNSBLAIQZIKVPUTSDWSWELYDSMIOVYVUJNLOCUOVFYAKG

—K

フェーズ3

2022/6/7 9:30頃、オーナメントが点灯した。同6/7アナウンスがあった。

日本語版はこちら。

エクゼクティブサマリー

コンパクトにまとめると以下である。
日本時間2022/6/24(金)20:00から6/27(月) 20:00まで。
現地時間2022/6/25(土)14:30から17:30にNIA RBB。
開催地域が異なることとサイクル2022.25(日本時間2022/6/27AM4:00)にスキャンメータRBBがデプロイされること以外フェーズ2とほぼ一緒

アナウンス

英語版をベースに抄訳する。

フェーズ1と2でKからのメッセージを解読し、Klueという単語とPD-290モードで符号化された低速度走査テレビジョン画像(訳注: 無線で低速度で画像を送る仕組み。PD-290では800x600の解像度の画像を約5分かけて送る)を得た。PD-290の制限で映像のパスコードの裏の部分が何の画像なのか判別が難しい。31%の信頼性でKlue(という人物)のものと目されている。どのKlueかは現時点ではわかっていない(訳注: "Klue"は世界を越えて複数いる)。

Niantic Projectアーカイブからクレーゼ博士の言葉を引用する。

テレビのピクセル1点を想像してみてほしい。あるチャンネルでは野球のスクリーンを映しだしている画像の1点であり、また別のチャンネルでは、インタビューされている、時の人の鼻の1点であり、さらにまた別のチャンネルでは、これから殺人を犯そうとしている犯人の銃の1点かもしれない。これらのチャンネルは同時に流れている。だが、あなたはそのうちの1つしか見ていない。我々が感じているものは複数ある次元の1つが選ばれて、いわばチャンネルを合わせたようなものなのだ。そして、さっき考えていた1点は理論上全てのチャンネルに同時に存在する。単に他のチャンネルは見えていないだけだ。このことは見えるもの全てにあてはまりうることで、映像にあるような1点はどこにでも存在しうる。

我々は、全ての動画、テレビ番組、スポーツイベント、情報空間にあるもの全てが映像と音声つきで同時進行している世界に住んでいる。同時に全てを見ているし何も見ていない。漆黒の闇か、まばゆい輝きか、あるいは、けたたましすぎて完璧な沈黙となった喧騒につつまれた虚空か。

宇宙か虚空の両方か。

もし、我々は見るチャンネルを決められていたら。もし、あまたある見えているものを構成している点に他のチャンネルが入りこんできたら。点の裏切りだ。想像してほしい。今見ている番組の一点一点に他の番組が入りこもうとしている様子を。

Dr. Kureze

我々はKythera Mechanismのシャードを集めて組み立てられたら、それで「チャンネルを変えられる」(見る世界を異なる次元の世界に変えられる)のではないかと考えている。

Kytheraアノマリーでは各フェーズごと100の地点が不安定になると予想されている。同じ場所が複数のフェーズで対象となることがありうる。6月は影響の一部を10の選ばれた都市に集中させた。

日本以外は公式サイト参照。
Ueda, Nagano, Japan

Kytheraフェーズ3は日本時間2022/6/24(金) 20:00から6/27(月) 20:00までの72時間で、6/25(土)に最高潮を迎えると予測されている。

NIASection14 は影響を受ける地域にオーナメントをつけた(フェーズ3開始後は消灯する)。 NIASection14 は影響を受ける地域に現地時間6/25(土) 14:30-17:30にRBBをデプロイする。Kの調査のためにエージェントはバトルに参加することをNIAは強く推奨する。

選ばれた地域に向けられたエネルギーは濃縮されシャードと呼ばれるアーティファクトになり、6/25(土) 14:30-17:30に出現する。NIAはターゲットポータルを用意するので、さらなる調査のためシャードをそのターゲットにリンクを介して動かしてほしい。

エージェントにはKytheraの影響を受けていると感じたポータルにRBB/VRBBをデプロイしてほしい。直感を信じるのだ。偶然ではない。意志の力なくしては何も起きない。

幸運を。

NIAがすること

このアナウンスからフェーズ3開始まで対象地域にオーナメントをつける。
現地時間6/25(土) 14:30-17:30にNIASection14はRBBをデプロイする。14:30からスキャナで確認でき、14:40から最初のバトルが始まる。3時間のうち1度は休憩がある。3時間のうち、同じポータルに複数回デプロイされることもある。

選ばれた10の地域では以下のようになる。

14:30 陣営ごと2つのターゲットが出現する
14:40 13のシャードが出現する
14:50 両端がレベル4以上のポータルによるリンクをたどりシャードが約10分間隔で移動する。
17:20 シャードの最終移動
17:30 ターゲットが閉まる

シャード、ターゲットの見た目は公式ページを参照のこと

シャードについては以下のようになる。

  • シャードは決められた地域内に現れるが、移動はその地域に限られない。

  • シャードは25分移動できなかった場合近くのポータルにランダムに移動することがある。

  • シャードは条件を満たしたどのリンクでも約10分に一回移動できる。ただし直近25分以内にいたことがあるポータルには戻らない。

  • 複数の条件を満たしたリンクがある場合はいずれかのリンクで移動する。

  • 同一ポータルに複数のシャードがあった場合、それぞれ異なるリンクで移動することができる。

  • 不正行為によるものと認められた場合はシャードは元の位置に戻されることがある。

スコア

Kytheraシリーズの最終スコアは各陣営ごと3つのフェーズのスコアの合計で決まる。

フェーズ2と同様、選ばれた100箇所が13点を按分、シャードが1つ1点、エージェントデプロイが260点を按分する。

サイクル2022.25(日本時間2022/6/27AM4:00)にスキャンメータRBBがデプロイされる。NIASection14の名前でデプロイされるがエージェントデプロイ扱いである。

結果発表

中間結果はNews FeedとIngress News (https://ingress.com/news/) に掲載する。

最終結果はフェーズ3終了後24時間以内にNews FeedとIngress Newsで発表する。

Kytheraメダル

フェーズ2同様。

安全に。

中間結果

日本時間2022/6/25 14:15時点

エージェントデプロイBB: ENL 10,544 vs 9,394 RES
現状から推測したエージェントデプロイスコア: ENL 137 vs 123 RES

NIAデプロイBB: ENL 2,275 vs 1,302 RES
現状から推測したNIAデプロイスコア: ENL 60 vs 44 RES

日本時間2022/6/26 18:00時点

エージェントデプロイBBポイント: ENL 42,958 vs 37,812 RES
現状から推測したエージェントデプロイスコア: ENL 138 vs 122 RES

NIAデプロイBB: ENL 36,371 vs 29,356 RES
最終スコア: ENL 700.5 vs 599.5 RES

シャード: ENL 88 vs 34 RES

合計 E: 926.5 , R: 755.5

最終結果

ENL勝利。
合計 E: 920.5 , R: 761.5

エージェントデプロイBBポイント: ENL 520,910 vs 507,030 RES
最終スコア: ENL 132 vs 128 RES

NIAデプロイBB: ENL 36,371 vs 29,356 RES
最終スコア: ENL 700.5 vs 599.5 RES

Shard: ENL 88 vs 34 RES

地域ごとの結果はこちら。

シリーズ全体

ENL勝利。

フェーズ1: E: 825, R: 735
フェーズ2: E: 912, R: 768
フェーズ3: E: 920.5 , R: 761.5

シリーズ合計: E: 2657.5, R: 2264.5

エンライテンドが勝利し、KはKythera Mechanismをシャードから再構成し、この古代のアーティファクトを使うことができた(レジスタンスが勝利した場合は破壊されることになっていた)。かつてAntikythera MechanismはXMアノマリーやオリンピックといった重要なイベントの日を見つけるのに使われていたが、Kythera Mechanismは使うものに異なる現実の共振周波数にチャンネルを合わせて観察することができる。

だが、Kの「チャンネルを変える」、さらには、その異なるチャンネル、異なる現実を見ることが、見られている現実に影響を及ぼしているようだ。Kが見れば見るほど、見られている現実は影響を受ける。

言い換えると、Kはシュレーディンガーの猫を箱から出した。全エージェントは今その影響をスキャナのNiantic Social(Campfire)を通して見ることができる。

(訳注: シュレーディンガーの猫は量子力学の思考実験で、ある条件の下で放たれる致死性の毒とともに猫を箱に入れておくと、猫が生きている状態と死んでしまっている状態の重ね合わせ"Superposition"になっているのではないか、というもの。(マクロとミクロをごっちゃにしているのではないかと思われる)。箱を空ける、つまり観察すると、状態が(猫の生死が)確定する。
Kが異なる現実を箱を開けて見ることで重ね合わせの状態だったのが確定して見えた、といった意味だろう)

NIA

Campfireを起動するとカリフォルニア州サンタモニカに飛んで、行動の選択をせまられる。これが「猫を箱から出した」影響を見ているのか…?

ストーリー

IngressシニアプロデューサーBrian Rose氏がストーリーのまとめを公開しています。

Kureze Effect

ネルソン・マンデラは1980年代に刑務所で死んだという話が何千とある。実際には2013年に家族に看取られて自宅で亡くなった。
2009年、Fiona Broomeはこの間違った事実を信じ込む現象をマンデラ効果と名付け、異なる現実がこの現象を引き起こしているのではないかと考えた。「量子力学が日々の暮らしに影響を与えている証拠かもしれない」とも語っている。

2022年第一四半期(1〜3月)、マルチバース研究者Kと始めて接触した。Kについてはほとんどわかっていないが、どうやらKは、これらの記憶違いはマーカー、もしくはポイント(waypoint)であり、現在どの現実にいるのかを知らせていると考えているようだ。

私(K)はこの現象をクレーゼ効果と呼んでいる。なぜなら、私は2013年4月のNiantic Projectの終了後にVictor Kureze博士の死についてのレポートを読んだことを覚えているが、一方で他の多くの人の記憶はだいぶ違うようだ。
正直に言おう。Victoria Kureze博士(*)には驚かされた。記憶の糸を辿るたび、間違った記憶を見つけた。
Jell-Oゼラチンを見つけた。Gell-Oゼラチンではなく。Berenstain Bearsを見つけた。Berenstein Bearsではなく。
次は、ダースベイダーがルークに「私が父親だ」なんて言うはずない、と誰かが私に言い始めるだろう。
(*) 訳者注: VictorとVictoriaは使いわけられていて間違いではない。

K

クレーゼ効果アノマリーでENLが勝利した結果、KはENLに属することを選んだ。だが、Kは両陣営のエージェントにKythera Mechanismについて調査してほしいと思っている。

Kythera

Antikythera Mechanismは「存在してはならない」古代のコンピュータである。専門家たちは、それを何十年か先の宇宙の星の配置を予測するのに使われていたと考えている。またそれはギリシャの科学者たちが設計し制作された唯一のものではないだろうとも考えている。

1901年、ギリシャの島アンティキティラの沖合の船の残骸からAntikythera Mechanismの破片が見つかった。121年後、Kはエージェントにこれまで聞いたことどころか誰にも知られてもいなかったKythera Mechanismのシャード(破片)をKytheraアノマリーのフェーズ2, 3で集めてほしいと頼んでいる。

Antikythera Mechanismは未来予測に使われていた。(その逆なので)おそらくKythera Mechanismは過去を再発見するのに使えるだろう。クレーゼ効果は異なる現実が存在することを示唆し、何が真実かはどの「現実チャネル」に合わせているかによって変わる。
2022年の第二四半期(4〜6月)、もしENLがKytheraアノマリーを制したなら、KはKythera Mechanismをこれら異なる現実を調査するために使うだろう。もしRESが制したなら、Kは今いるこの現実を守るためにこれを壊すだろう。

Kはなぞなぞが好きだ。フェーズ1ではこんな謎を残していった。

Who am I?
Invested. Audit. Crop
1 in a qubit, 2 in a quantum system, but 0 in Kythera.
I speak without a mouth.

K

1行目、私は誰か?の答えは、K
2行目をwhat3wordsに入力するとPlaza Mayor de Limaを得る。
3行目はqubit, quantum system, Kytheraが含む文字の個数であり、uを表わす。
4行目は"I speak without a mouth and hear without ears. I have no body, but I come alive with wind. What am I?"(口なしで話し、耳なしで聞く。体を持たず風と共に生きている。私は誰か?)というなぞなぞ。答えはやまびこ。echoを表わす。
Lima, EchoはNATOフォネティックコードでL, E。全てつなげると、KLUE。どうやらKはNiantic Projectについて調査していたKlueのことを指したいようだ。
(訳者注: 各行の解釈は一部訳者による)

最後に、キティラ島のウェブサイト Visit Kythera には以下のような記載がある。なんとも奇妙な偶然ではないか。

ようこそ、アフロディーテの美しい生誕の地キティラへ。
キティラは神話と現実の境を曖昧にする島。アントワーヌ・ヴァトーの絵画「シテール島への巡礼」に描かれたロマンティックな情景はキティラ島で得られる体験を生き生きと現しています。この絵画は人生の最も深い意味の核心をついており、それは次の3つの言葉で表されます。愛、自然、自由。

Visit Kythera

まるでシェイパーのグリフのようだ。
全く新しい刺激を得よう。外にでて、にぎやかに楽しむんだ。

— Brian Rose (@GPC2C)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?