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赴任開始から1年記念日㊗️

(写真はこの間シンガポールにきてから出会った友達と週末に行ったベトナム旅行の写真 🇻🇳 更新遅くなってしまいましたが、10月に書いた記事です!😂)

10月21日でシンガポールに到着してから1年!グローバルチャレンジのプログラムとしてはもう半分が終わった状態です。着いて早々親指を負傷したあの日からもう1年…笑、本当にあっという間でびっくりです。

いい区切りなので1年間の振り返りと自分自身に決意表明をしてみようと思います🫡


人事の仕事、一緒に働く人を知った1年

改めて、私は今、自身が所属するPAPAC従業員、APACSBUの経営層に関連した人事オペレーション、本社と連携して行うリージョナルの仕事を担当しています。
現在PAPACのHRチームの組織体制としては、上司と私の2人です。
最近は予算策定シーズン、先日は日本で社員総会があるためAPACから参加する代表メンバーのアテンドなどにも携わっていました。

オペレーションとはいいつつ、文化や制度、法律も日本と異なる上に、税金やビザ、採用関連、契約書等専門的な分野もあり、機械的にできない仕事がほとんど。
適切な材料を収集して上司や関連する人に意思決定を促したり、各部署・各国とコミュニケーションを取ったり、簡単そうに見えて実際にやってみると思った以上に複雑、思った以上に難しい…というのがこの一年の感想でした。
(今まで人事の人ってどうして忙しそうにしてるんだろうと思っていました、ごめんなさい…😂笑)

最近はようやく感覚が身についてきて、初めは恐れていた(?)従業員からの想定外のメールやチャットにも慣れ、比較的安定して運営できるようになってきたのではないかと思っています。
年間のイベントを把握できたこと、組織や一緒に働く人についてよく知れたことで自信につながり、少し余裕ができたことも大きいと思います。

折り返し後半、目標を書いてみる

さて、でもまだまだスタートライン。ここまで生き残れたことは褒めつつ、次のステップで意識したいことをここに宣言してみようと思います。文字に書いて宣言すると、良いプレッシャーになりますね…(怯)

1つ目は、人をよく見て仕事をする、泥臭い人事になることです。

恥ずかしながらこの一年、今振り返ると、目の前のことでいっぱいいっぱいになってしまい、とにかく迷惑をかけることなく早く終わらせなきゃ、とオペレーターのようになってしまっていたことも多かったと思います。上司に相談して「この観点は確認したの?」「その依頼の背景にはこういうのがあるんじゃないの?」と言われ、ああ、全然考えられなかった、とそこでようやく気づくことの繰り返しでした。


上司の目線をたくさんインプットさせてもらい、机上だけで考えても本当に従業員のためになる人事の仕組みは作れないと改めて学びました。従業員から声を聞けば聞くほどもちろん責任も伴いますが、怖がらずにたくさん会話をし、もっと組織や人への解像度を上げたいと思います。
そして「手続きを進めてほしいから」ではなく「困りごとを解決してほしい」と相談される頼れる人事になりたいです。きれいごとではない自分の言葉で伝えられるように、小さなことから組織と従業員にとってどうあるべきか考え続けたいと思います。

あとは、とにかく手続きを終わらせないと、に走ってしまうと、正直仕事がとてもつまらなく感じてしまうというのも大きいです。短期的なゴールだけだと、ふとした時に何のためにやってるんだっけ、、となってしまったり、怒られたら怖いからそうならないようにしよう、いろんなことを変えずに同じことをただやっている方が楽と思ってしまいます。
自分が仕事を楽しむためにも、迷惑をかけないように、ではなく、新しい価値を作りだせるように頑張りたいと思います。

もう1つは、経営と従業員の架け橋として機能するよう、コミュニケーションスキルを上げたいです。
日本の本社や上司含む経営と、各国のHR・従業員などの間に入ったりすることも多いのですが、ただの伝書鳩になるのではなく、リジョナル人事として、自分が間に入ることの意味を意識して仕事をしたいと思います。
ポジションや職種が違うとそれぞれの視点や視野が異なり、全員が良かれと思って動いているのに意見が食い違ったりお互いを理解できないことがよくあります。(これはバックオフィスにきて初めて経験したことでした。)
そんなときにそれぞれの立場を理解しようと努め、それを元に1番良い形は何か考え、関係者を巻き込んでうまく進める…これが周りの人にはなかなか見えない地味な仕事でありながら、非常に大切な役割であり、非常に難易度が高い……でも架け橋になりたい、とはこういうことなのかなと私なりに理解しています。

人事の経験や知識もまだまだ浅く、各国の慣習についても知らないことばかりですが、この1年たくさんの人と一緒に仕事を進めてきました。
日本で働いていたときよりも更に、全て1人でできなくていいし、1人だけでできることもないとより実感しているところです。
ファイナンスやITのような専門領域の異なる部署や各国のHR、この1年で関係性を作ってきた各領域のプロたちの力を借りながら、よりよい形で物事をリードできるように、諦めずにチャレンジし続けたいと思います。
(もう少し英語も上達したい、、!)

まとめ

総じて、初めて経験した人事の仕事、そこで遭遇した様々な壁、各国の同僚ここでしか会えなかったであろう日本人の方々と話すことで得た価値観など人生の学びになることばかりで本当に充実の一年でした。
正直なかなかしんどい側面もありましたが、たくさんの人の力を借りながら、諦めず前向きに生き抜くことができてよかったです。

悩む時間があるなら行動しろ!と自分に思うことも多々ありますが、今思うと悩みぬいたからこそ後悔なく進めたし、無駄ではなかったなと思っています。むしろ、自分なりの前への進み方を学ぶことができました。

まずは生き延びたことは◎、でも人事として、ビジネスパーソンとしてはまだまだなので、次の1年は肩書きであるHRBP(ビジネスパートナー)として組織にしっかり貢献できる状態になれるよう、ひたむきに頑張りたいと思います。

覚悟ばかり語ってしまいましたので、たまに読み返して気を引き締めます!笑
20代最後の年、まだまだ伸びしろあるなあ。
まずはあと1年、全力で生きます🫶

Dance & Dinner イベントでの1枚📷🥰

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