「新しい貨幣創造についてChatGPTと考察してみた件」の作成秘話みたいなもの
こんにちは。
今回は、新しい貨幣創造「エンカレッジコインシステム」の考えに至るまでの経緯を自分なりに振り返ってみたいと思います。筆不精でめんどうくさがり屋ですが、今回、ChatGPTは使わずに頑張ってみます。
一番のきっかけはやはりMMT(現代貨幣論、以下MMTと省略します)との出会いだと思います。コロナ前くらいから興味を持ち始め、中野剛志さんの「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】」なんかは特にわかりやすく、それ以来MMT関連の書籍やYouTubeで知識を深めていきました。その中で正しい貨幣観や信用創造について理解したように思います。正直今まで普段当たり前のように使っているお金がどこからどうやって創造されているのかなんて考えたこともなかったけど、考えれば考えるほどMMTや中野さんの書籍の内容が正しいように感じました。MMTに関しては反対意見の経済学者の方もたくさんいるようですが、私が前回の記事で指摘した信用創造による貨幣創造に関しては否定される方は少ないのではないでしょうか?
ものすごく簡潔に信用創造による貨幣創造に関してまとめると、貨幣が創造されるタイミングは主に二つ。
1.中央政府が中央銀行に借金して予算を執行する場合
2.民間企業や個人が設備投資や家のローンなどで借金する場合
つまり、我々が普段なんとなく使っているお金は必ず元をたどっていくと誰かの借金の結果であるということです。だって皆さんお給料もらうと思いますが、どんな会社も偽札を印刷してないでしょう?
また、良く勘違いされているものとして、銀行は誰かの預金をまた貸ししているという勘違いです。銀行は貸し出し時に新たな貨幣を帳簿上で作り出している。これが信用創造の核心部分なのです。もしも誰かの預金をまた貸ししていたら、ある日突然あなたの預金を実は企業に貸していまして、倒産したので預金なくなっちゃいました。ってなっちゃいます。
ここでよく日本の借金は1300兆円弱あり破綻してしまうので増税しなければという財務省のプロパガンダについてはインチキであると指摘しておきたい、そもそも日本政府の負債(国債の保有者)は47%が日銀、14%が銀行等、16%保険会社等、年金8%、海外は13%、その他2%こんな感じの割合である。
財務省ホームページより https://www.mof.go.jp/jgbs/reference/appendix/breakdown.pdf
海外が80%とかならギリシャの破綻(ギリシャは自国通貨ではなくユーロだった)の時のように危険だと思いますが、ほぼほぼ日銀や国内の銀行、保険会社なので、日本人が日本政府を破綻させるために借金返せってなります?しかも実態としては政府が国債の返済できないときは必ず日本銀行は新しい国債を発行して政府を助けるので何の問題もないのです。
少なくとも現在の日本ように30年間賃金も上がっていない状況では全く問題ない。逆に諸外国のようにコロナ禍にバラマキ過ぎたせいでインフレになっている場合、本当は富裕層に対する増税による貨幣の回収と、貧困層に対する補助金(インフレ対策)をしなければならないと思う。MMTの話とか財務省への文句とかもっと書きたいですが長くなるので今回はこのくらいにしておきます。
いままでお話ししてきた通り信用創造による貨幣創造をある程度理解した時に私の中にふと疑問が生まれました。
以下筆者の脳内
いや、これ政府借金返すの無理ちゃう?
極端な話、政府が税金で借金全部返済したら、今まで配った1300兆円全部消えるやん。
国民全員餓死するわ。プライマリーバランス黒字化目標ってなんなん?
民間企業や個人に関しても倒産したり、自己破産したら借金回収できなくて焦げ付くやん。
信用創造って結構いい加減な貨幣創造ちゃう?
取引確定後に貨幣創造したほうがよくない?
特に民間部門の信用創造に関しては、取引が確定してモノやサービスが消費されてから貨幣が発行された方が、成功するかどうかわからん企業や返してくるかどうかわからん個人に信用創造するよりも良くない?
政府も借金返すの無理ゲーだけど、消費が確定した後の貨幣発行ならそこで必ず税収が発生するし借金返せるやん。しかも予算ゼロ。
金融機関も両替の時に手数料(利息分くらい)もらえたら文句はないやろ。
仮に毎月30,000円全国民に配布するとして30,000×1億2千万人、毎月3兆6千億円の貨幣が創造され消費され、国民負担率が45%くらいなので毎月1兆6千2百億円、毎年約20兆円が税収として期待できるんではないやろか?50年で1000兆円返済できる寸法や。
でもこれ、貯蓄できちゃうと失業率上がっちゃうな…
え~い、一ヵ月で消えちゃうことにしちゃえ。
労働の結果得られる貨幣は貯蓄できて、配るのは消えるようにできんかな?
あっ、仮想通貨ならできるんちゃう?しかも後で配る量とか消滅の期間調整できるし、めっちゃ便利やん、昔なら実現できへんかったけど、今ならできるやん。
そういえばChatGPT結構進化してるみたいやし、どんな反応するか実験してみよ。
まあだいたいこんな感じで思いついた次第です。
あとはChatGPT聞いてみたら取引確定後の貨幣創造の仕組みや特徴・概念・活用法・リスクや弊害等々語りだし、名前も付けてもらいました。
ほぼほぼこちらが想定していた内容だったので正直やるやんChatGPTしかもめちゃくちゃレスポンス早いなと思うのと同時に自分の脳内見られてるみたいでちょっと怖くなりました。
実現されるかどうかはわかりませんが「エンカレッジコインシステム」みたいなものが出来たらちょっと世の中良くなるんじゃないかなと期待しています。
ということで今回は、「新しい貨幣創造についてChatGPTと考察してみた件」の作成秘話みたいなものを書いてみました。面白かったらスキかフォローよろしくお願いします。
気が向いたら次は自己紹介書いてみようと思います。
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