あいまいな過去 12 引きこもりの日々を綴って
僕は精神科のお世話になっていました。
それこそ、不登校になっての早い時期からだったでしょうか。
入院を勧められたり、薬を勧められたり
先生は先生らしい事をしてくれようとはしていましたが
僕は思い通りに動いてはいなかったでしょう。
精神科医としてなのか人としてなのか
診察初期の頃に起こった出来事から僕は
先生を信頼できなくなってそっれきり。
それはもう診察なのか何なのか
それでも関係は続いて行きました。
それから…
治療とは関係なく一人で過ごせるようになった僕
その話はそんなタイミングで起こりました。
精神科の先生の交代
信頼するもしないもまだ無い相手とのやりとり。
それまで、の無い先生はとても新鮮な相手だった。
社会不安障害との診断
改めて診察を受けた僕に告げられた病名。
これまで一度も耳にした事の無い病名。
病気の説明を聞きながら
先生と患者ってこういうものだよな
と思っていた。
そして、集団療法への誘い。
僕の治療には有効だと言われたのかなんだったのか
とにかく僕はその話にのる。
この時から僕は
何となく、それでいて何かを意識して
ちょっとだけ前のめりに始めるのでした。
熊本市で、ひきこもり自助グループ「かこかり」の運営をしています。 居場所作り活動中。