本について思うこと、その雑記 #2
現在、『図書館 愛書家の楽園』アルベルト・マンゲル 著, 野中邦子 訳, 白水社, 新装版を読んでいて、『〈インターネット〉の次にくるもの』ケヴィン・ケリー 著, 服部桂訳, NHK出版との繋がりを思いついたので、そのことについて記しておく。
アルベルト・マンゲルは『図書館 愛書家の楽園』の中で、
幾夜か、私はまったく無名の図書館を夢想する。そこにある本にはタイトルがなく、著者名もなく、次から次へと流れるように物語が続き、それはあらゆるジャンル、あらゆるスタイル、あらゆ