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はてなブログ(今後はnoteへ移行予定):http://f-eclair.hatenablog.jp/ ブクログ本棚:https://booklog.jp/users/df359547a3d9914c

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最近の記事

C# メモ:System.TupleとSystem.ValueTupleの違いについて

どっちを使えばいいのか特に理由(C#のバージョンが古いものしか使えない等)がなければSystem.ValueTupleを使う。 System.TupleとSystem.ValueTupleの違い① 型 System.Tuple     ⇒ クラス(参照型)           System.ValueTuple  ⇒ 構造体(値型) (この点でパフォーマンスはValueTupleの方が良い) ② 宣言 System.Tupleの場合:  以下の方法で宣言する。Val

    • C# Windows Formsメモ:ヘルプボタンを押してコントロールを選択した際、コントロールの情報を取得したい

      方法:GetChildAtPointメソッドを使うGetChildAtPointメソッドにより、マウスの位置にあるコントロールを取得する。 コード例ヘルプボタン押下後(マウスカーソルの形が変わった後)、コントロール上でクリックした際に、メッセージボックスでコントロールの名前を表示する。 private void Form1_HelpRequested(object sender, HelpEventArgs hlpevent){ // スクリーン座標をクライアント

      • 『積読こそが完全な読書術である』のメモ#3

        現代は、世界がすでに1つの積読環境を形成し、それはどんどんど巨大化し、中にいる私達は情報の濁流の只中にいる(p17, p26)。そして、その積読環境の中で、情報はどんどんと積み上げられ、自分が摂取するその場から情報は既に更新され、気がつけば取り残されている(p20)。 (この本から少し話題が逸れるが)そうした中で、現在私達は、あまりにも、その場でしがみつくことができる”答え”に振り回されていないだろうか。もちろん、中には適切な答えや正しいと考えられているものはあるだろう。し

        • 読み直し、あるいは積読解消のためのメモ(リスト) #2

          インターネットのこれからについて考える 要は使いようなのかもしれないが、インターネットはこれから先、私達をどう変えていくのか。コロナ禍の後、私達を繋げ続けるのか、それとも、繋がりすぎた故の分裂か、あるいは、情報の濁流によって私自身すら消えてしまうのか。 サイボーグ化する私とネットワーク化する世界人類史における社会が、相補的なネットワークにより規定された構造が優勢な世界へと転換してきた点、およびユビキタス情報ネットhonto.jp

        • C# メモ:System.TupleとSystem.ValueTupleの違いについて

        • C# Windows Formsメモ:ヘルプボタンを押してコントロールを選択した際、コントロールの情報を取得したい

        • 『積読こそが完全な読書術である』のメモ#3

        • 読み直し、あるいは積読解消のためのメモ(リスト) #2

          読み直し、あるいは積読解消のためのメモ(リスト) #1

          私達を取り巻く世界のアルゴリズム化はどんどんと進んでいるが、一方で、私達自身がアルゴリズム的になっていないか これまでと同じように、今だって答えは曖昧であることや、あるいは、答えがないことは沢山あるはずである。でも、多くのことを知ること、学ぶことができるようになってはいるが、一方で、知っているということをあまりにも当たり前のものにしてはいないだろうか? そうした中で、何が正解か、不正解か、知っているか、知らないかで線引きしている。ただ、問題はそこだろうか? もちろん、知っ

          読み直し、あるいは積読解消のためのメモ(リスト) #1

          『積読こそが完全な読書術である』のメモ#2

          大音量でさまざまな楽曲がなりひびき、どれがどれなのかわからない状態。ただ耳をつんざく轟音がその場の全体に反響し飽和している状態。それが情報の濁流のイメージです。そこに心地よいBGMを流せる空間を作ること、それが自律的積読環境=ビオトープ的積読環境を構築するということです。同じBGMばかり聴いていては飽きてしまうでしょうから、適当なプレイリストを作り、それも適宜更新していく、そんなイメージです。                                          

          『積読こそが完全な読書術である』のメモ#2

          読書(リーディング)とスクリーニング(画面を読む)、紙の書物と電子書籍

          『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』ケヴィン・ケリー 著, 服部桂 訳, NHK出版を読んで思ったこと。 第4章「SCREENING スクリーニング」において、「画面で読む」(スクリーニング)という考え方が出て来る(同書 p.119)。ここで書かれているように、従来の紙の書物における読書(リーディング)と比べて、私達を取り巻く様々な画面(テレビやPC、スマートフォン、VRなど)における新しい活動、 ページ上の文字を読むばかりでなく、いまやわれわれは

          読書(リーディング)とスクリーニング(画面を読む)、紙の書物と電子書籍

          『積読こそが完全な読書術である』のメモ#1

          永田希(2020)『積読こそが完全な読書術である』, イーストプレス 図書館や書店など、本が読まれずにただ「ある」だけの場を考えてもいいでしょう。書物のほうは、人に向かって「いまここで読んで」と語りかけてくるかもしれませんが、人のほうがそれを却下することもまた許されているのです。                                 (前掲書p41) この部分を読んで、「レコメンド機能で表示される本の中から本との出会いを体験することはもちろんあるが、一方で何か物

          『積読こそが完全な読書術である』のメモ#1

          本について思うこと、その雑記 #2

          現在、『図書館 愛書家の楽園』アルベルト・マンゲル 著, 野中邦子 訳, 白水社, 新装版を読んでいて、『〈インターネット〉の次にくるもの』ケヴィン・ケリー 著, 服部桂訳,  NHK出版との繋がりを思いついたので、そのことについて記しておく。 アルベルト・マンゲルは『図書館 愛書家の楽園』の中で、 幾夜か、私はまったく無名の図書館を夢想する。そこにある本にはタイトルがなく、著者名もなく、次から次へと流れるように物語が続き、それはあらゆるジャンル、あらゆるスタイル、あらゆ

          本について思うこと、その雑記 #2

          本について思うこと、その雑記 #1

          私は、紙の本(以降、書物)も電子書籍も好きであるし、どちらとも今後も使われていくだろうと思っている。ただ、現状の電子書籍(使っているのはAmazonのKindle)は、最近あまり使っていない。確かに、運びが楽で、読むときも指でタップするだけでページが捲れるのは便利であり、ブックマークや検索機能、そして、それらを簡単に管理できることは、今後も書物と比べてアドバンテージにだとされ続けると思う。ただ、内容について記録するのも、ページの角のたくさんの折り目や線を引いた後、書き込んだ後

          本について思うこと、その雑記 #1