縁
この記事を書いているのは12/25、世間的にはクリスマスである。
今年も相変わらず一人です。でもぼっちという言葉は使いたくない。自ら選んだ道だから。一人が好きだから。ずっと一人だけどクリスマスは好き。クリスマスソングも素敵だし美味いもんが食べられるから。
個人的にクリスマスという日はチキンとケーキを食べる日です。ルパパトの世界ではシャケかもしれんが。
もうすぐ2023年が終わろうとしている。
みなさんにとって今年はどんな一年だっただろうか。
世間的には「今年の漢字」で括られるように「税」の一年だっただろう。まあ、その一字だけでは言い表せられないと思うが。
個人的に今年の漢字はタイトルにある通り「縁」の一年だったと思う。今年は個人的には辛酸をなめた年だった。辛いことの方が多かったかもしれない。というか自分のメンタルが強くないから大したことないのにそう感じたりしたかもしれない。その代わりに、とはならないが色々な人と出会い仲良くなれた。
僕の人間関係は比較的「狭く深く」タイプなので仲が良い人は長く付き合っている人の方が多いというかそういう人が生き残っている。し、特に大学時代はそんなに多くの人と付き合いたくなかったしノリが合わなかったので自分から踏み込んでいったりはしなかったので友達はいなかった。というか高校時代の国語の先生が大学で一人も友達を作らなかったというのを聞いて「かっこいい」と思い作りたくなかったというのもあった。
今年は一人暮らししてから初めて一年通して引っ越し先の地で過ごした。昨年から近所のBARに行くことがあり、そこに通い詰める内に一見さんや初めて会う常連さんにも出会いその知り合いの人とも出会い、仲良くなるということが今年は多かった。「今までは仲良くなる人なんて多くなくていい」なんて思っていたが、それよりも「もっと話して自分を知ってほしい」と思うようになった。お酒を飲む席だと本音が出て話しやすかったりそれを聞いて受け入れてくれる優しい人がいるからだろうか。そう考えると大学時代に飲み会は部活でしかなかったし、その部活も後味悪い去り方をしてしまったので友達がいなかったのかもしれない。ありがたいことに「今日僕と飲みたい」と声をかけてくださる機会が多くなりとても嬉しい。そのおかげで去年よりお酒への耐性がついたと思う。僕は自分のことは嫌いだが自分を好いてくれる人とじゃないと仲良くなりたくない。草加スタイル。
反対に別れもあった。それは以前にも記事にしたがおばあちゃんだ。夏に亡くなってしまったが、おばあちゃんの孫として生まれてきたのも縁だと思う。改めてそう感じさせられた。今までで一番身近な人の死だった。それはこんなにも心がしんどくなるのだと思った。
もうすぐ今年が終わる。毎年思うのだがクリスマスから一週間経つと年を越している。まるで図ったかのように綺麗になっていると思いませんか(伝われ)。日光山輪王寺のCMを見ると年末だなって感じる。僕は年末年始の雰囲気が好きだ。でも今年は例年よりそれを感じない。30日にテレビを点けたらNEWS everyがやってたからだろうか。
良いお年を。