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2022/02/01鎌倉〜江ノ島一人旅

何を思い立ったか鎌倉にふらっと立ち寄った。いや、そういえば鎌倉殿の13人をやっていたからだった。社会科講師のクセか?いや単に興味が湧いて言ってみた。テレビで頻繁に鎌倉のことをやっていたから行ってみた。
品川駅から横須賀線ではるばる鎌倉駅まで。鎌倉に近くなってくると、社会科で教えていた「切り通し」の言葉にある通り、山がちになってきた。電車の窓に木の枝が当たるほど、山の中を切り開いて進んでいく感じだった。それほど。山に囲まれた場所なのだな。

鎌倉駅前はロータリーがあって、方面別にバスが分かれていてすぐに乗ることができる。大きな駅、という訳ではない。平家建ての駅に接続してバスロータリーになっている。商店のある方へは人の歩きの流れができていた。不二家があって、そこを折れるとテレビでよく放映されていた鎌倉の商店街。食べ物屋さんや、骨董、和風食器や扇子、お箸などの日本ならではの物品が並ぶ。路地に入った練り物屋さんで、「チーズさつま揚げ」を食べた記憶がある。練り物屋さんが何軒も連続して並んでいた。鎌倉特産の牛がいるのだろうか、牛コロッケや串のお店もあった気がする。

商店街を抜けた先に鶴岡八幡宮がある。正確には俺は商店街を突き抜け、山道のある方に一足早く出た。

段葛と呼ばれる、一段高くなった参道。スタサプの日本史講師「伊藤賀一」先生は結婚式の花道にここを歩いたらしい。

この参道の通りをまっすぐ行けば鶴岡八幡宮。反対側を振り返ると、青々とした海が広がっていた。海までは遠そうだったので八幡宮方面へ。途中の道なりには、アイスクリーム屋さんやら、手芸が込んでいるハンドポーチを扱うお店なんかもあった気がする。老舗の和菓子屋みたいなのも多かった。(あとは、カップルや家族連れ、団体がほとんどだった。タジタジ・・・)

鶴岡八幡宮まで行くと、右手に大きな池。正面には階段があり、長い階段に思えた。今回の目当ては江ノ島だったので、八幡様をお参りはせず、方向転換。駅まで戻る。

初めて江ノ島電鉄に乗る。住宅をかき分け狭い路地みたいな線路を走る。車窓からわ、住宅に停めてある自転車や、物置にある段ボールまで見える。生活のすぐそばに電車が通っている感じだ。(南アジアかどこかで、市場を突っ切ってまで走る大人数を乗せた列車のような緊迫感)

江ノ島駅近くになるといよいよ海がひらけてくる。

江ノ島駅直前の風景。海が色鮮やかだ。

江ノ島駅にはミニチュア模型があった。江ノ電の説明も会った。
降りた駅はゆっくりした時間。鳥のさえずりも聞こえる。
車窓から見た海の絶景と相まって特別な場所にきた感じがした。

江ノ島駅から、江ノ島へ・・・。2月の空気だからなのか、とても空気が穏やかで澄んでいた。

壮観。富士山が一望できた。こんなに綺麗でくっきり全部が見える
富士山は初めて見た。

カップルが眩しいのをよそ目に江ノ島まで歩く。

江ノ島それ自体にも物産、食べ物屋さんが多く見切れない。山を階段で登ると神社があった。見晴らしのいい高台で富士山を再び見た。三浦半島が一望できた。鎌倉のある方か?と見やった。
父が言っていたように千葉の房総半島まで見えた。「鎌倉殿の13人」でもやっていたが頼朝が伊藤氏に追われ、海まで追い詰められた時に部下と共に逃げたのが房総半島だ。

そんなこんなで絶景を目にし、満足して江ノ島を後にした。

帰りは、江ノ島近くの水天宮のある駅から帰った記憶。
シーパラダイス、や金沢八景も看板の表示にあって、見どころ満載だな、と思った。




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