金木犀のペーパーフラワーとアロマオイル
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今回は私の大好きな花「金木犀」のペーパーフラワー3種。
当初は、ペーパーフラワーを作ってそこで終わりにする予定だったのだけれども、金木犀(キンモクセイ)と言えば、やはりあの甘い香り。
というわけで、急遽ダイソーで金木犀のアロマオイルを買ってきて、ペーパーフラワーにぽとぽと……。
金木犀の精油の価格
天然精油
金木犀の精油(エッセンシャルオイル)は実はとっても高価なもので、たとえばこの生活の木の精油。
今この記事を書いている時点で4784円という価格になっている。
ま、まぁ、そのくらいの価格のものもあるよね。
と思ったあなた。
商品をよくみて欲しい。この金木犀の精油、なんと容量が
1ml
標準的な精油のビンは10mlなので、普通サイズの実に1/10の量しか入っていないことになる。
見方を変えるならば、標準量で販売したら
価格が47,840円になるってことだ。
いやいやいやいや……。
いくら何でも高すぎる。
1mlって、いったいどんだけ少ないんだよ!?
と思ってる方のために補足すると、10mlの容器には約200滴の精油が入るそうなので、1mlの容器には約20滴の精油が入る計算になる。
けど。
これだけ少ない量だと、ビンにまとわりついたり、上手く取り出せない精油があったりしたりで、20滴分はまぁ使えないよね、と思う。
何にしても、気軽に手を出せるようなものではない。
ましてや、ペーパーフラワーにぽとぽとたらす勇気なんてものは、私にはまったくもってない。
アブソリュート
天然精油(エッセンシャルオイル)は基本的には水蒸気蒸留といった方法で植物から成分を抽出するのだけれども、これとは別に溶剤を使用して香り成分を抽出する方法がある。これがアブソリュート。Abs と略されることもある。
色々と例外もあるのだけれども、一般的にはアブソリュートのほうが価格が安い傾向がある。
で、このキンモクセイ。
10mlで2420円。
ぐっと庶民価格に近づいた。
ブレンド精油
その名の通り数種類のオイルをブレンドしたもの。
金木犀だけでは高いので(?)オレンジスイートなどの香りを混ぜて、魅力的な香りに仕立てている。
合成香料
合成された香りで作られたもの。天然成分は含まれていない。
精油ならではのリラックス効果や安眠効果を期待するのではなく、ただ純粋に香りを楽しみたいだけであれば、合成香料も選択肢のひとつだと思う。安いし(笑)
金木犀の香りは大人気なので、この他にも様々な種類のアロマオイルがある。
種類があれこれあって、価格もバラバラで、何が何やらもう……となってしまった時には、
天然精油
アブソリュート
ブレンド精油
合成香料
の違いをぜひ思い出して欲しい。きっとあなたのお役に立つはずだ。
ダイソーのアロマオイル
で、だ。
いろいろと知識をつけたところで、私が選んだのはダイソーのアロマオイル。
何といっても安い。
しかも、お店に行けばすぐに買える手軽さ。
それでも正直に言うならば100円という激安価格には不安があった。視聴者さんからも「どうですか?」と質問をいただいた。
その時のお返事がこちら。
香りがなくなるのが早いという欠点をどう捉えるか。
私は「あっ、香りが弱くなったな」と思ったタイミングでアロマオイルを追加投入していたら、3種のうちのクルクル渦巻き模様でつくったペーパーフラワーのカールがすっかりほどけてしまって、普通の花になってしまった(~_~;)
なので気持ち的には、もう少し匂い持ちのいいアロマオイルを買い足してもいいかな、と思ったのだけれども。
でもよくよく考えると、今の時期に刹那的に香るからこその金木犀なのであって、実はこの程度が案外とベストなバランスなのかも?と思い直して、うっすい香りのペーパーフラワーを今も玄関に飾っている。
金木犀の香りがすっかりなくなる頃には、私の大好きなクリスマスシーズンがやって来るはずだ。
金木犀の香りは、一瞬だからいいんだと思う。
あの甘い香りが1年中漂っていたら、きっとみんな、飽き飽きしてくると思うよ😏