みんながひとつになるとき
じいちゃんの米寿のお祝いをした。
やるかやらないか、家族ひとりひとりの想いはそれぞれだった。だけど、やることにした。
もちろん、じいちゃんはもう歩いてどこかへ行ける状態ではないのでお家でお祝いすることに。
結果、じいちゃんは大喜びだった。
じいちゃんは、昔でゆう亭主関白で、ばあちゃんとじいちゃんの喧嘩も何度も見てわたし達孫は育ったし、どっちかといえば、声も態度もでかい
じいちゃんに近づきたいと思うことは
一緒に暮らしていた頃は少なかった。
きっと、それは家族みんなそうだったんだと思う。
だけど、月日が経ちそれぞれの中にあった
わだかまりや、ゆるすことのできなかった過去の記憶達がゆるされ、この日が迎えられた。
お祝いの前日
模造紙にお祝いの言葉を印刷し、あーだこーだといいながら作成する家族の姿に、こんなにじいちゃんの為に家族みんなが動くときってはじめてみるなぁ。なんてひとり冷静に見ていた。
ゆるし って尊い。
過去は変えられないけれど、ゆるすことができたとき過去は変えることもできる。
家族6人で久しぶりに写真も撮りました^^
ちゃんちゃんこを着た瞬間じいちゃんは涙を流したそう。この日は何度も何度も有難いありがたいと言葉にしていたじいちゃん。
みんなで撮った写真をじいちゃんの携帯に送ってあげました。きっと、何度もその写真を見ているんだろうな。
母がじいちゃんの為に作ってくれた米粉のケーキも美味しかった^^
じいちゃんよかったね。
じいちゃんは愛されているよ。
そして、すべてを受けいれ認めゆるし愛したみんなが尊く、すごいなぁと感じた日でした。
ありがとう。
帰ってきてよかった😊
はじめて、家族が一つになったような気がしました。
人生はやっぱり美しい物語。
いつの日か、2022年を振り返った時
わたし達家族はあの年は、、、って微笑み合うことができると信じています。
ありがとうございます🥰