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映画「チキ·チキ·バンバン」

1968年製作

タイトルと同名のテーマ曲は聞き馴染みがありますが、映画は観ていませんでした。

子供向けの作品ですが、大人が観ても楽しめるミュージカル映画。

60年代のミュージカル映画が大好きです。
「サウンド・オブ・ミュージック」
「雨に唄えば」「ウエスト・サイド物語」、、、
名作揃い。

ずいぶん前の映画たちだけど、聞き馴染みのある曲が多いですよね。

詞と旋律が素晴らしいから時代を超えて愛される。

↑一番好きな曲。子どもの歌声がかわいい。

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この時代の映画の素晴らしさは、衣装の美しさにあります。

お菓子工場の女性行員たちが制服のドレスとエプロン、パンプスでクルクル踊るシーン。きれいですよね。

貴族の女性たちのふわふわしたドレス。
動きにくいでしょうけど、女性のパンツスタイルが定着した今だからこそ、古い時代のドレスに憧れます。

床につくくらい長いドレスをひょいと端折って、海岸で遊ぶヒロインが優雅でキュート。すべてを見せないからこその色気。

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そしてストーリーも大切。

50年以上も前の映画だけど、不登校、しつけ、交通事故の多発、道路で子どもが遊ぶことの是非、未来を予言するような内容です。

親子の愛、想像力の大切さ、夢を見ること、お金の有無や学歴で人を判断しない公平さなどなど、色んな事を考えさせられます。

主人公は金にならないガラクタ道具の発明家で、その父親は空想遊びの名人、、、なのに

エンディングではこう締めています。

「ただ夢を追いかけているだけではだめ。地に足をつけなくちゃね。」

こういうセリフにアメリカ人の合理性を感じます。

(勧めていただきありがとうございました。🙇)

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